2020.08.25

コロナ禍で嘆く熟年トラベラーに見る日本人の悲哀

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2020.07.26

WHOが日本発の三密回避をAvoid the three Csとして公式に発表

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2020.07.20

コロナ感染報道は究極の人払い、晴れの日曜でも電車はガラガラ

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2019.09.16

SENER投資詐欺団を逮捕、D9に関しては被害金も一部回収

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2018.07.17

ロシアW杯を彩った出場32か国の美女サポーターたち


 


ロシアで開催されていたFIFAワールドカップ(2018 FIFA World Cup Russia)は、フランスが20年ぶりの優勝を飾って幕を閉じた。(2018年7月16日 BBC Japan-【サッカーW杯】フランス2回目の優勝 決勝でクロアチアを4-2で下す BBC on 15 July 2018 - World Cup 2018: France beat Croatia 4-2 in World Cup final
我が日本代表は、決勝トーナメントで、ベルギーを2-0で追い詰めながら、最後に逆転負けを食って敗退、史上初のベスト8進出を逃してしまった。(2018年7月3日 BBC Japan-【サッカーW杯】日本、ベルギーに2-3で惜敗 後半追加時間に失点 BBC on 2 July 2018 - World Cup 2018: Belgium stun Japan to reach quarters
こんな感じで終わったロシアW杯、決勝トーナメントの試合は日本時間で深夜帯で行われることが多く、寝不足に陥った人も多かったようだ。


 


一方で、サッカーのワールドカップなんて興味ないという人でも、スタンドで応援している美女サポーターには目がいったことだろう。
私の友人でもワールドカップの試合結果と同時に、美女シリーズを毎試合フェイスブックにアップしていた御仁がいた。(笑)
そんな殿方にお贈りするのが、32 Beutiful Female Football World Cup Fans 2018という動画だ。
これは、2018年7月11日付のアジアナイトウォーカーのブログ版の記事「【続】アジアの尾根遺産-【ロシアW杯】モスクワはナンパ天国だった?」に紹介されていたものだが、確かに秀逸なものだと思う。(笑)
最後に登場するのが我が日本の美女サポーター、おおお~、ついに大和撫子もビキニで応援する女子が現れたのね。
これを始めとするワールドカップ美女シリーズに怒った(!?)のがFIFA、去る7月13日付のBBCによると、「【サッカーW杯】女性サポーターの接写、FIFAが性差別と警告」(原文:Fifa warns broadcasters over women)ということらしい。
確かに、美女ハンターのカメラマンはパパラッチ(paparazzi)みたいなオトコも多いだろうが、こればかりはね~というのが私の正直なところだろうな。

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2018.06.03

空港投稿おじさんアムロジェット(AMURO JET)を撮る

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ちょうど1か月前の2018年5月2日付の日刊SPAで報じられた「SNSで“空港にいる俺”アピール・・・“エアポート投稿おじさん”に 20代女性からブーイング」という記事が、私の旅仲間の間でもちょっとした話題になった。
それで、記事を少し読んだら、「空港投稿おじさんって俺のことじゃん!」って普通に思った。(笑)
いつから私がそうなったかと思って調べたら、2013年の夏にSIMフリーのiPhone 4を持つようになって(2013年7月16日-水没のiPhone 3GSに代えてiPhone 4をバンコクで購入)、SNS(フェイスブック)を使ったリアルタイムの海外旅行投稿をするようになってからなのだが、この時点でダイナースクラブカードの特典を利用してカードラウンジに入ったり、マイルなどを使ったビジネスクラスの旅をするようになっていたので、このときからは恒常的に空港投稿おじさんをしていたのだと思う。

そうでなくとも、自分の旅行記を見返すと、お試し会員(!?)で、デルタスカイマイルズ・ゴールドメダリオンメンバーシップカード(Delta Skymiles Gold Medallion Membership Card)が送られてきた後に行った2009年12月の香港・マカオ・珠海旅行からは空港のラウンジの写真をたびたび載せているし、2011年2月の台湾旅行までで一時的に中断したとはいえ、ダイナースクラブカードに加入した2012年10月の香港・マカオ旅行以降は、空港での写真が加速度的に増えている。(笑)
私の場合、空港内での撮影の始まりは、庶民が高嶺の花だった(今ではそうではないかもしれないが)ビジネスラウンジに入れるようになった嬉しさからだったと思う。
とりあえず、空港投稿おじさんへの賛否はともかく、「連休中だけに限りません。平日に限って、誰も望んでいないのに、なんであんな写真を投稿するのか。意味がわかりません。」という下りは極めてニッポン的だと思った。
本当に(やらせでなく)20代の女性がこんなコメントをしたり、それを雑誌社が読者受けを狙って掲載しているようでは、半永久的に日本が欧州並みのバカンスを楽しむのは無理だろうと思った。

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さて、話をアムロジェット(AMURO JET)に戻すが、歌手の安室奈美恵さんが9月16日に引退するまでの間、日本トランスオーシャン航空(JTA)が彼女の写真を機体にあしらった特別仕様のフライトを飛ばすことになっている。(2018年5月20日 毎日新聞-JTA「安室ジェット」運航 感謝込め女性社員らが企画
いつ、どこの路線で運航するかは、前出のアムロジェット(AMURO JET)のウェブサイトの運航状況で確認できるのだが、JTAのカスタマーサービス曰く、運航予定が決まるのが前日なので、当日と翌日の運航予定しか掲載できないらしい。
つまり、自分が予約したフライトがアムロジェット(AMURO JET)になるかどうかは運次第というわけだ。
もっとも、6月中の平日であれば、翌日のフライトに飛び乗ることも可能だろうから、JALのマイル修行僧は試してみるといいだろう。
ところで、私は去る5月31日に羽田空港にアムロジェット(AMURO JET)が来ることがわかったので、休みを利用して撮影に行ってみた。
このように、空港の展望デッキなどから本格的に航空機の撮影をする人はスポッター(spotter)と言って、熱心な航空ファンなので、空港投稿おじさんではない。
でも、私が持って行ったカメラはiPhoneとデジカメだけだし、なんちゃってスポッターだから、やっぱり空港投稿おじさんなのだろうな。(笑)

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2016.08.27

成田空港に初の24時間飲食店

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2016年7月4日の日経新聞に掲載された記事の一つに、成田空港で初めて24時間営業の牛丼店((吉野家:銘柄コード 9861))がオープンするというものがあった。
成田空港で営業する吉野家の店舗で、24時間営業するのは、一般エリア内にある第2ターミナル本館2階の店舗、出国審査後の制限エリアにある第2ターミナル・サテライト3階の店舗は8時から21時までだ。
上の写真は、2013年11月に越境会が主催した「アゼルバイジャン・カスピ海経済視察ツアー」に参加したときのもので、ドーハ(Doha)行きのカタール航空(Qatar Airways)の搭乗前に、私や石田さんが「21時を過ぎると成田空港の店は全部閉ってしまうんだ!」と嘆いて撮ったものだが、どうやら、それは変わらないみたいだ。

一方、変わるのは一般エリアの方で、24時間営業店舗の主な利用者層は、成田空港第2ターミナルに隣接しているナインアワーズ成田空港(カプセルホテル)の宿泊者や、空港内のソファなどで一夜を過ごした人とある。
実際のところ、現時点で成田空港内で寝泊まりしている人たちが、旅行前に多少でもまともな食事を求める理由はわかるような気がするし、LCC(Low Cost Carrier=格安航空)の発着時間帯が悪いというデメリットは、安価に旅ができるというメリットと対をなすものゆえ、吉野家の24時間営業店舗にお客が集中する傾向はしばらく続くだろう。
一方、私の場合は、早朝便で出発するときは空港付近のホテルに前泊するときがあるが、たいていの場合、羽田発のときは蒲田駅付近、成田発のときは成田駅付近と決めている。
10年以上前に一度だけ職場の福利厚生施設として登録があった成田エクセルホテル東急に前泊したことがあるが、周辺にレストランや居酒屋などが全くなく、部屋代がリーズナブルであっても、かえって高くつくことがわかってから成田U-シティホテルを定宿にし始めたのだ。

ところで、私は前出のナインアワーズ成田空港(カプセルホテル)の宿泊費を見て、私は成田駅前のビジネスホテルに泊まるよりも高くつきそうだと思ったのだが、いかがだろうか。
おそらく、早朝の送迎バスに乗っても間に合わない人で、宿泊費をさらに節約したいと思う人たちが、空港寝泊まりという手段を取るのだろうが、2014年10月4日の「東京発早朝LCC利用のハブになり得る大江戸温泉物語」で紹介した下川裕治氏のような苦行をしなければならないなら、もっと違う手段を取りたいと思う。
もっとも、ほかに選択肢がないということであれば、私もやむなくそうすることもあるが、いずれにせよ、節約派のバックパッカーなどにとっては今回の記事は朗報に違いないだろう。

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成田空港に24時間牛丼店 飲食店では初、6日オープン (2016.7.4 日経新聞)

成田空港に7月6日、初の24時間営業の飲食店となる牛丼店がオープンする。
24時間運用ではない空港で飲食店が終日営業するのは珍しいという。
格安航空会社(LCC)の深夜・早朝便利用者らが空港内で一夜を過ごすケースが常態化したため、利用者の要望に応えた。
成田空港の利用時間は午前6時~午後11時で、一般の航空会社の運航は午後10時ごろまでに終了する。
飲食店や店舗の営業は午前7時ごろ~午後8時ごろまでが多く、終日営業しているのは、同空港を拠点とするLCCが相次いで就航した2012年以降に24時間化されたコンビニエンスストアだけだ。
一方で、現在では空港内のソファなどで一夜を過ごす人が1日200人程度おり、カプセルホテル(129室)も満室が珍しくない状態。
こうした人たちから「コンビニの食料以外で温かいものが食べたい」と要望が上がっていた。

関連記事:Aviation Wire(2016年6月24日)-成田空港に吉野家 24時間営業、7月開店

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2016.07.04

日本人も英国の対テロマニュアルを熟読すべきときがやってきた

去る7月1日、バングラデシュの首都ダッカで武装集団が飲食店を襲撃し、イタリア人9人、日本人7人を含めた人質20人が殺害されるという痛ましい事件が起きた。(2016年7月2日 産経新聞-日本人7人の死亡確認 13人救出、IS系が犯行声明
今回のテロ事件では、主に仕事で渡航している人が犠牲になったようだが、最近では世界各地でテロ事件が発生し、一見すると安全と思われる国や地域で、一般の海外旅行者が巻き込まれることも多くなってきた。(2016年6月29日 CNN Japan-イスタンブール空港で爆弾テロ、死者36人 ISIS関与か)(2016年3月23日 CNN Japan-ベルギー連続テロ 死傷者260人、ISISが犯行声明
従って、外務省の海外安全ホームページで「レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」以上の国だけをチェックすれば良いとは言えなくなってきた。
強いて言えば、大勢の外国人が集まるような場所をできるだけ避けることだろうが、最近の傾向として空港が狙われるので、そればかりは避けようがない。
それでは海外旅行自体を止めるか?
しかしながら、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS=Islamic State of Iraq and Syria)」のような国際テロ組織が完全に殲滅されることはないため、今だけ海外旅行を中断すれば済むという問題ではないし、それではテロに屈して人生の楽しみをやめることにもなりかねない。

それを避けるためには、最低限の自衛と情報収集だけは怠らないようにしなければならない。
そういったときに役に立ちそうなのが、外務省海外旅行登録「たびレジ」だ。
このことは2015年11月20日付のコラム「外務省海外旅行登録『たびレジ』」でも紹介したが、今年の夏休みや9月の連休に海外旅行される方は是非とも使ってみるといいだろう。
気休めにしかならないとは言え、ニュースなどをリアルタイムでチェックするような人を除けば、渡航先に関する注意喚起メールが来るだけでもいいのではないだろうか。
それと、昨年11月のパリ同時多発テロのときに掲載されたCNN Japanの「まず『逃げろ』、テロが起きたらすべきこと 英ガイドブック(2015年11月24日)」も参考になるだろうか。
この記事は、英国の国家テロ対策警備室(Nactso/National Counter Terrorism Security Office)が作成したNaCTSO Guidance Note 1/2015の3ページ目の抄訳となっているので、万が一のときにどうすればいいのか読んでおくといいかもしれない。
もっとも、そのようなことにならずに無事に旅行できることが一番なのだが、そろそろ日本政府もこうしたものを準備して欲しいものだ。

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まず「逃げろ」、テロが起きたらすべきこと 英ガイドブック (2015.11.24 CNN Japan)

(CNN) パリで同時多発テロが起こり、各国が対応を迫られるなか、2005年にロンドン同時多発テロが発生した英国では、事件に巻き込まれた際にどのようにすればいいのか、具体的な行動をガイドラインとしてまとめてネット上で公表している。
以下に、内容の一部を紹介する

大急ぎで逃げる(Run)

・もし可能なら、逃げ出す。(Escape if you can.)
・最も安全な選択肢を考える。(Consider the safest options.)
・安全なルートがあるか? あれば走る、なければ隠れる。(Is there a safe route? RUN if not HIDE.)
・さらなる危険に身をさらすことなく、そこまでたどりつけるか?(Can you get there without exposing yourself to greater danger?)
・他の人にも一緒に逃げるよう強く言って聞かせる。(Insist others leave with you.)
・持ち物は置いていく。(Leave belongings behind.)

隠れる(Hide)

・もし逃げられなければ、隠れる。(If you can't RUN, HIDE.)
・襲撃者が見えているということは、逆に彼らから見つけられる可能性もある。(If you can see the attacker, they may be able to see you.)
・頑丈なレンガ造りの壁やしっかりと補強された壁など銃撃を避ける遮蔽(しゃへい)物を見つける。(Find cover from gunfire e.g. substantial brickwork / heavy reinforced walls.)
・出口を確認する。(Be aware of your exits.)
・捕まらないようにする。(Try not to get trapped.)
・静かにする。携帯電話の音を切る。(Be quiet, silence your phone.)
・鍵をかけ、立てこもる。(Lock / barricade yourself in.)
・ドアから離れる。(Move away from the door.)

伝える(Tell)

・警察に電話する:警察に何を伝えればいいのか?(Call the police - What do the police need to know?)
・場所:容疑者はどこにいるのか?(Location - Where are the suspects?)
・移動経路:容疑者を最後に見たのはどこか?(Direction - Where did you last see the suspects?)
・描写:襲撃者の人数、特徴、衣服、武器を説明すること。(Descriptions – Describe the attacker, numbers, features, clothing, weapons etc.)
・さらなる情報提供:被害者、けがの種類、建物の情報、入り口、出口、人質の有無。(Further information – Casualties, type of injury, building information, entrances, exits, hostages etc.)
・そして、もし安全に行えるなら、他の人々が建物の中に入ってこないようにする。(Stop other people entering the building if it is safe to do so.)

警察が到着しても、銃を突きつけられ、手荒く扱われ、質問され、襲撃者ではないとの区別がつかない場合もある。
そうした場合は、落ち着いて両手を見えるようにし続け、脅威とみなされるような突然の動きを避け、当局者の指示に従うこと。

英文記事:What to do in a terror attack: 'Don't play dead' (November 20, 2015)

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2015.03.01

日経ヴェリタス2015年2月22日号「個人投資家-七転び八起き」

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嬉しいことに、先週の日曜日(2月22日)に発売された日経ヴェリタス363号(2015年2月22日~2月28日号)の「個人投資家-七転び八起き(PDF)」で私のインタビュー記事が紹介されていた。
これは、1月25日に発売された日経ヴェリタス359号(2015年1月25日~1月31日号)の「海外投資 マスターへの道」という特集で紹介されたことに引き続いて二度目の快挙だ。(2015年1月28日-日経ヴェリタス2015年1月25日号にインタビュー記事が掲載された
前回は匿名での掲載だったが、今回はウェブサイトで使っているニックネーム(ハンドルネーム)での紹介だ。

今回の取材は、先月の香港・フィリピン旅行の帰国直後に「PRONTO渋谷1・2F店」で行われた。
内容は概ね「個人投資家-七転び八起き(PDF)」に掲載されているもので、私の投資遍歴に関することだった。
詳細はメインサイトのエッセイや本編のブログ「今日の一言」でも紹介しているが、弊サイトを相当にご愛顧いただいている方でないと、投資に関することだけでも読み切れるものではないだろうから、前出の「個人投資家-七転び八起き(PDF)」をご覧いただくだけでもいいかと思う。

その中で記事の表題が「分配金重視で投資 早期リタイアへ」とあり、紙面の制約で掲載され切れなかったこともあるので説明を補足しておきたい。
基本的に毎月分配型ファンドのリスクについては、経験のある投資家の方であれば重々承知していることと思う。
もし、わからないということであれば、私のブログ記事の中で一番人気を誇る「500万円の投資で毎月10万円、年率20%の分配金で束の間の宴を楽しもう(2012年4月22日)」をお読みいただきたい。
私も当初、この類のファンドは表題のとおり「束の間の宴」として使うつもりでいたからだ。

それがなぜリタイア後の資産の柱に?
そのすべては「Toward a dream-come-true『経済的自由への扉は開かれた』」の中の「日本の公的年金もすでに日本の毎月分配型投信と同じ運命にある。」以下の一節にある。
それと、将来、公的年金が大多数の国民の老後の生活設計に対して、あまり当てにならない額しか支給されないとしたら(これでも法的・制度的に公的年金制度は破綻していないとされるだろう)、現在マネー雑誌に掲載されている老後に向けた資産形成コラムの大半は意味のないものになる。
前出の「個人投資家-七転び八起き(PDF)」の吹き出しのセリフで「今の時代に安全・安心を追うのは、ばかげている」とは、これらの意味も含まれている。

近い将来、といっても15年か20年ほど先かもしれないが、公的年金が老後の生活設計に対して、あまり当てにならない時代になったとしよう。(2015年2月22日 東洋経済-年金減額!マクロスライドがついに始動
ここで、65歳以降に毎月20万円の生活費が必要と仮定して、そのうち10万円程度しか公的年金でカバーされないとする。
原資を年利4%(外貨建債券など)で運用できたとして、いったいいくらの原資が必要か、資金係数表(Excel)の年金現価係数 (The present value factor for annuity)を使って計算してみるといいと思う。
将来の年金受取年額を120万円(自分年金として月額10万円)、名目年利率4%(実質3.187%)、年数(65歳からの余命)は22年と仮定(平成25年簡易生命表による平均寿命:男性 80.21歳 女性 86.61歳)すると、約1900万円と出る。
これを意外に少ないとみるか、自分たちには準備できないと見るかで資産運用のスタンスも変わってくるだろう。
私は50代前半でリタイアを決めたので、毎月分配型のファンドへの投資を継続することにした。
もし、これを読んだ貴方が、「それでも私は懐疑的だ」と見るなら自分で数字をはじき出して、将来設計を考えるべきだと思う。

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2015.01.28

日経ヴェリタス2015年1月25日号にインタビュー記事が掲載された

20150125_nikkei_veritas

去る25日に発売された日経ヴェリタス359号(2015年1月25日~1月31日号)の「海外投資 マスターへの道」という特集で私のインタビュー記事が紹介された。
一面の「円だけで大丈夫? 動く中銀 重み増すドル資産」という見出しの記事に続いて、二面の初級、そして三面の中級、上級と3ページにわたって特集記事が組まれていた。
主として、初級編はインターネット専業銀行の外貨預金、もしくは低レバレージ(1倍)のFX(外国為替証拠金取引)による資産運用、中級編は米国ETFを活用した投資、上級編が海外不動産投資と、私がお話した海外口座を利用した資産運用のことが掲載されていた。
私のコラムで言えば、初級編は「2013年4月11日-超初心者のための外貨投資入門(2013年版)」、初中級が「今日から新しい人生を歩みたい人のための投資入門講座」、そして、上級編は「HSBC香港の口座開設と活用について」と「米国証券会社(Firstrade, TD Ameritrade)の口座開設と活用について」の二点といった感じだろうか。

日経ヴェリタスの取材は、去る17日、私がちょうど都内で用事(目黒のランチオフ)があったので、それに先立って「サンマルクカフェ目黒西口店」(東証1部:3395)で行われた。
取材記者のH氏曰く、「円安下の資産防衛」をテーマに、海外の株式や債券投資、外貨預金などをやっている個人投資家にインタビューをしているとのことだった。
その中の一人に私が選ばれたのは、光栄なことに、私のブログがヴェリタス編集部の記者の目に留まったことだという。
私はこのようなことは初めてだったし、何を話したらいいのかわからなかったが、これも一つの経験だと思って取材に臨むことにした。
そこで、最初は外貨投資や米国ETFのことを話し始めたのだが、H記者の興味は私の海外口座における資産運用にあったようで、結果的に掲載された内容は海外口座を使った資産運用のことだった。
ちょうど時期を同じくして発売された香港マイタン日記の管理人である笹子善充氏の著書「今すぐ『税金大国日本』から資産を逃しなさい」が売れ行き好調なようなので、海外口座の開設に一段と拍車がかかるような感じであるが、果たして今後の日本経済はどうなることだろうか。

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日経ヴェリタス359号(2015年1月25日〜1月31日号) 「海外投資 マスターへの道 上級編」

海外に資産を移す手段は、もちろん不動産だけではない。
横浜市在住の50歳の男性は「海外に口座を持てば、いざというときの備えになる」と話す。
実際に米国の証券会社や香港の金融機関に口座を持ち、株などの取引にも利用する。

「いざというとき」とは日本経済が大混乱に陥った場合のこと。
ハイパーインフレが起こったり、国が債務不履行を起こしたりすれば、日本の金融機関に預けた資産が無事とは限らない。
預金といえども、外貨は預金保険制度の対象外で、金融機関が破綻すれば保護されない。
そういった非常時に海外口座を持っていれば「資産の受け皿として使える」というわけだ。

もっとも、現地に住んでいない日本人が海外で口座を開けるかは国や金融機関によって異なる。
条件を調べたり、手続きを進めたりするうえでは専門知識や語学力も必要。
ハードルは決して低くないが、自信のある人なら検討してみる価値はあるかもしれない。
海外には預金金利に課税していない国もある。
ただ、海外口座でも日本居住者は日本に納税する義務があり、原則的に確定申告が必要になる。

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