意味のない自粛は日本の悪弊だ
最近は当コラムに書くようなネタがないな~と思いながらネットサーフィンしていたら「JR西、今夏の「SL北びわこ号」は中止・・・事故で自粛」という記事があった。
はっきり言おう。
これを決めたJR西日本の幹部、あるいはこういうことを要求した奴(女)はクズだ。
日本では何か事件があると、その関係者が主催するイベントや行事を「自粛」するのが、さもケジメのような意味で捉えられ、あるいは一部のバカがそういうことを喚きたてる傾向があるが、そのような行事を楽しみにしていた人の思いをどうするのか、という視点がいつも欠けていることに憤りを覚える。
代表的なのはミスコンテストだ。
特に自治体が関係するんなんていうと、金切り声をあげて反対する勢力があり、そのおかげでこの手のイベントは激減した。
特筆すべき観光資源のない自治体にとって、こういうイベントはメディアにPRできる唯一の舞台かもしれないのだ。
安易な二番煎じ、あるいはマンネリ化したイベントは金の無駄というのも事実だが、とにかく人に(それがメディア関係者だけでも)来てもらい、注目してもらうことが第一と思って頭をひねっている関係者も多いのだ。
もはや国家、地方自治体、あるいは企業を問わず、日本中がアイデアを競い合わなければならないのだ。
カジノだろうがストリップだろうが、外国からも観光客を呼ぶためには、奇麗事を言っていられる時代は終わったのだ。
確かに鉄道事故や組織の不祥事は重い出来事である。
しかし、必要なのはきちっとした後始末であって、ほとんどこじつけのような行事の自粛はそのために準備してきたスタッフの労力と金の無駄と知るべきだ。
日本ではあまりにもこういうバカげたことが多すぎる。
それも組織のトップが基本的なことを忘れているからだ。
このことについて西成のある串カツ屋のオヤジは明快に言い切る。
「利益をもたらす者だけがお客様だ!」
そういった意味では、商売のジャマをする奴は客ではないのだ。
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