2018.04.24

2018年7月から香港でのハンドキャリー申告義務化へ

Hsbc

本日付の香港ビジネス・ソリューション(Hong Kong Business Solution)で、「香港での現金などの持ち込みの申告が義務化」という記事が掲載された。(Hong Kong Government Press Releases on March 21, 2018 - Commencement Notice and Amendment Notice of Cross-boundary Movement of Physical Currency and Bearer Negotiable Instruments Ordinance to be gazetted on March 23)
要旨は、2018年7月16日以降、12万香港ドル(約170万円)相当の現金、小切手、約束手形、トラベラーズチェック、郵便為替、無記名債券などを持ち込む場合は申告が必要となり、違反した場合は最大50万香港ドル(約700万円)の罰金と、懲役2年が科されることになっており、香港政府は現金をかぎわける探知犬まで準備しているというから、マネーロンダリングや、テロ、その他の犯罪行為への資金供給防止対策に本腰を入れている姿勢が窺える。
また、香港から持ち出す場合も申告が必要になるとのことなので、多額の現金を無申告のままハンドキャリーしようとすれば、相応の刑罰が科されるリスクがあると言える。

一方、日本でも100万円相当額を超える現金や、1キログラムを超える貴金属を外国に持ち出したり、逆に外国から持ち込む場合は、「支払手段等の携帯輸出入の手続」を税関で行わなければならないことになっている。(外国為替及び外国貿易法第19条第3項、外国為替令第8条の2)
こちらも、違反すれば、外国為替及び外国貿易法第71条第1号の規定によって、6か月以下の懲役又は50万円以下の罰金が科されることになっているのだが、少なくとも100万円を超える現金を無申告で持ち出そうとして摘発された人も、刑罰を受けた人も、寡聞にして存じあげない。
私が知らないだけで、各税関の事件発表には掲載されたものがあるかもしれないので、興味がある人は調べてみるといいだろう。

従って、無申告でもほとんどお咎めのない日本の感覚で香港に渡航すると、思わぬ事態が降りかかる可能性もあるので、仮にハンドキャリーで現金を香港の銀行に持ち込もうという場合は気をつけた方がいいだろう。
思うぬ事態というのは、「フィリピン 現金 没収」などで検索してみるといい。
おそらく、将来的には香港でも同様の事件が起きる可能性はあると思う。
そうでなくとも、最近では香港の銀行が、資金の出所が証明できない現金入金を受け入れなくなっていると聞くし、まして、12万香港ドル(約170万円)相当以上の入金をする場合に、香港の税関申告をしてないとなれば、担当者が撥ねることもあり得るからだ。
ちなみに、日本の税関で申告しなかった場合のことや、香港の税関で申告した情報が、日本の税務当局にいくのかということを心配されている御仁は、私の友人であるパンダ不動産社長・田口宗勝氏の最新刊、「大事なお金は香港に隠す」をお読みになるといい。
ちなみに、これはマカオでカジノをやろうという人が、香港を経由する場合も同じなので、注意した方がいいだろう。

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2017.10.27

HSBC香港の米国株口座で日米租税条約第10条(軽減税率)非適用のトラブル解決

Hsbc

香港の金融機関の米国株口座を通じて投資した銘柄に対する配当金(dividend)の源泉税率(withholding tax rate)は原則として30%である。
事実、在香港の金融機関の一つ、致富證券(Chief Securities)は、米国株式取引に関する費用(Service Fee Schedule For US Stock)として「米国株の配当金には30%の配当税が徴収され、当社において自動的に控除されます。(Deduct 30% as the US dividend tax before credit to the client's account)」とある。
HSBC香港の場合、そうした公式の記述はどこにもないが、W-8BENという米国非居住者用の書類を提出することによって、日米租税条約(US Japan Tax Treaty)の恩恵(10%の軽減税率の適用)を受けてきた。
私が、2015年7月18日付のコラム「IRS Form W-8BENの更新 (2015)」で書いた、「米国の高配当株をHSBC香港のポートフォリオに加えていくつもりなので、そのときに源泉税率が10%なのか30%なのか確認する。」というのをCornerstone Strategic Value Fund (CLM)を買うことによって実行したところ、今年の5月まで源泉税率はずっと10%で済んでいたのだ。

ところが、6月から源泉税率がいきなり30%になったので、やはり香港の米国株口座ではそうなのかと思いながらも、釈然としないのでカスタマーサービスにメールを送って回答をもらうことにした。
回答の内容は、5月19日付でW-8BEN(記入例)が更新されていて、しかも9番の項目(租税条約の締約国)で国名(Japan)が書かれていないという指摘だった。
考えられるのは、5月の香港家族旅行で、弟とのジョイントアカウント(共同名義口座)で米国株口座を開設したときに出した書類で、記載が漏れていたことぐらいなのだが、今更それをどうこう言っても始まらないのは経験済だ。(2015年12月10日-HSBC香港の本店でトラブル解決とポートフォリオの見直しを
記載が漏れていたというより、HSBC香港オーシャンセンター支店のスタッフが親切で代筆してくれた書類にサインしただけなので、見落としたのかもしれない。

もはや、3か月分の損失(税金の取られ過ぎ)は諦めて、新しくW-8BENを出し直すしかない。
それも、ただ再提出するだけでは、処理漏れをされかねないので、英文で書かれた日米租税条約(US Japan Tax Treaty)の該当箇所(第10条/article 10)を添付した上で、赤ペンで指摘しておいた。
そして、先月(2017年9月)の配当金の計算書(e-statement)を確認したところ、源泉税率は元の10%に戻されていた
Furthermore, you can check with your tax adviser to see if your country has an income tax treaty with the US and the applicable withholding tax rate.(さらに言うなれば、あなたの居住国と米国との間の源泉税率に適用される租税条約があるならば、税理士に確認してもらってください。)と回答文には書かれていたからだ。
このように海外口座の維持管理は大変なので、香港で口座を開きたいという方で、英語が不得手という方は、7月から少額でも口座開設できるようになった日本ウェルス銀行(Nippon Wealth Limited, a Restricted Licence Bank)の方をお勧めしたい。(2017年7月26日-日本ウェルス銀行(NWB)初夏の集中講座 IN 香港

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HSBC Premier

I have US Stock CLM.
So I received monthly dividend with withholding tax rate 10% by May 2017.
But from June 2017, withholding tax rate was changed to 30%.
I submitted W-8BEN, why tax rate was changed?

私は、米国株のCornerstone Strategic Value Fund (CLM)の保有者です。
2017年5月まで毎月の配当金の源泉税率が10%だったのが、6月から30%になりました。
W-8BENはすでに提出済みですが、なぜ税率が変わったのでしょうか?

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Re: HSBC Premier

Thank you for your e-mail of 16 August regarding the withholding tax rate for the dividend payment of your US Stock 'CLM'.
Our records show that we have updated your account record according to your 'W-8BEN form' of 19 May 2017.
As the field in point '9' under 'Part II Claim of Tax Treaty Benefits' section of your 'W-8BEN form' has been left blank, being a non-U.S. person, you are subject to U.S.withholding tax (generally 30%) on certain types of income receive d from U.S. sources, such as interest and dividends.
Therefore, a 30% withholding tax was deducted from the dividend payment of your US Stock 'CLM'.
If you require to update your information, please complete a new 'W-8BEN form' and a new 'Return Sheet' and then mail them to our bank.

8月16日付で、貴方の保有する米国株のCornerstone Strategic Value Fund (CLM)の配当金の支払いに対する源泉税率に関してメールをいただきありがとうございます。
私たちの記録では、5月19日付で貴方のW-8BENが更新されております。
W-8BENの米国非居住者であることによるPart II - Claim of Tax Treaty Benefits(租税条約上の利益の主張)の下にある9番の項目が空白であり、利子・配当金など米国資産から受ける所得に対しては、原則として30%の源泉税を控除されることになっています。
従って、貴方の保有する米国株のCornerstone Strategic Value Fund (CLM)の配当金からも30%の源泉税をいただいております。
もし、貴方が自分の情報を更新したいなら、W-8BENとReturn Sheetをご記入いただき、HSBC香港あてに郵送してください。

You can follow the steps below to download these forms.

これらの書類は下記の方法でダウンロードできます。

- Visit our website at 'www.hsbc.com.hk'
- At the top, select 'Investing' and then select 'Stocks' under 'Investment' on the left-hand side
- On the page, select 'U.S. Stock Trading'
- On the page, select 'Return Sheet' in black, 'W-8BEN form' and 'Guidance for Completion of W-8BEN form' in red

You can mail your completed forms to the following address:

記入済の書類は下記の住所宛に送付してください。

The Hong Kong and Shanghai Banking Corporation Limited
P O Box 74523
Kowloon Central Post Office
Kowloon
Hong Kong

Furthermore, you can check with your tax adviser to see if your country has an income tax treaty with the US and the applicable withholding tax rate.

さらに言うなれば、あなたの居住国と米国との間の源泉税率に適用される租税条約があるならば、税理士に確認してもらってください。

If you have any other questions, you are welcome to call our HSBC Premier Hotline on +852 2233 3322.

Yours sincerely

Regina Hung
Senior Customer Support Officer
Retail Banking and Wealth Management

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2017.07.11

HSBC Premier Master Card の特典(benefits)を再発見

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先月のキューバ・メキシコ旅行の途上、往路のメキシコ・シティ国際空港(Mexico City Benito Juárez International Airport)でトランジットした際に、HSBC VIP Lounge (Salón HSBC Premier)を使ってみた。
意外に思うかもしれないが、 HSBC Premier Cardで使える空港のラウンジは、2015年5月21日付のコラム「HSBC香港の口座をプレミア(Premier)にアップグレード」で触れた4ヵ所のみ、そのうちの一つが、今回訪れたメキシコシティというわけだ。
ただ、メキシコシティ国際空港のHSBCラウンジは、営業時間が5時30分から23時と、帰りの日本行きのフライトのときは微妙に使いづらい時間なので、往路で使ってみたのだが、成田からメキシコシティ行きのフライトが3時間近くも遅延、当初に予定していた滞在時間がほとんどなくなってしまい、慌てて駆け込んだ次第だ。(笑)

ところで、帰国してからHSBC Premier Master Cardの特典(benefits)を見直してみると、かなり海外旅行に有用な特典があることがわかった。
例えば、エクスペディアプラス(Expedia+)の最上級会員であるExpedia+ gold Membershipのステータスが無料で入手できたり、15%割引で特定のホテルが予約できたりするようだ。(注:Expedia+ gold Membershipのリンクをクリックしたときに広東語のページが表示されるときは、一旦、https://www.expedia.com.hk/ 以降のURLを消してトップページを表示させ、英語ページに切り替えた後で、再度HSBC香港の該当リンクをクリックすると英語表示に切り替わる。)
ちなみに、エクスペディアプラス(Expedia+)の説明については、日本語サイトのメンバープログラムを参考にするといいだろう。

また、ボインゴ(Boingo)という世界各国にある約40万箇所のホットスポットにWi-Fi接続できるグローバルWi-Fiサービスに無料で加入できる特典があり、Boingo Wi-Fi for Mastercard Cardholdersから加入資格があるか確認することができる。
HSBC Premier Master Cardの保有者は無料登録可能というメッセージが出るので、そのまま手続きを進めるといいだろう。
なお、詳細は、2017年6月13日付の「バンコク雑記」の記事「世界100万ヶ所の Wifi を無料で使います(Boingo)」を参考にするといいと思う。
これら以外にも特典があるようで、次回の海外旅行のときにはいろいろ試してみようかと思っている。
参考までに、私の書いた記事と同じようなことが、2017年5月22日付のアメジスト香港スタッフブログ「HSBCプレミアマスターカード保有者の特典」ということで掲載されていた。
こちらも合わせてお読みいただければいいかと思う。

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2017.02.04

HSBC香港では非居住者が買える債券と買えない債券がある

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HSBC香港に口座を持っている方で、米ドルの普通預金口座(US Dollar savings)に3,000ドル(約34万円)から5,000ドル(約56万円)程度、残っているということはないだろうか。
トランプ大統領(President of the United States, Donald Trump)の暴言リスクが怖くて、買いたいと思っていたファンド(Unit Trusts)には手が出せない。
リスクを避けたいと思って、定期預金(US Dollar Time Deposits)の金利を見ると、雀の涙だ。
かつて、日本円の低金利を嘆いた時期があったが、今や、世界中の主要通貨の金利が同じようになっている。
そのような時、債券(Bonds)なら大きなリスクを取らずに、多少なりとも金利の付くものがあるだろう。
日本で外国債を買うと、その時点で為替リスクを取ることになるが、香港の銀行なら通常の場合、普通預金にしている時点で為替リスクを取っている。

そうだ!債券を買ってみよう。
私にいろいろ聞いてきた口座保有者の一人は、そう思って、Bond Screenerから「Highest Yield(高利回り債券)」を探してみた。
このときの検索でヒットしたものの一つが、米財務省証券「United States Treasury Bond (US912810RB61)」、リスクレベル3(中位)、額面価格(par value)に対する年利回り2.875%(毎年5月15日と11月15日に利息受取)、満期日(Maturity Date)が2043年5月15日、最低投資額200ドル(約22,500円)という条件で出てきた。
しかしながら、これを買い進めていったときに出た最後のメッセージが、「Instruction cannot be processed because your nationality /country of residence/address was not accepted.(貴方の国籍、居住国又は居住地が条件と合致しないため、この指示を処理することはできません。)」とあったため、今後の英文メールの練習も兼ねて質問してもらったところ、以下のような回答だった。(参考:2014年12月3日 HSBCお助け支店-HSBC投資口座で米国債は購入出来ない

これを聞いた私は、そんなことがHSBC香港のウェブサイトに書かれているのかと思い、いろいろ探してみたが、見つけることはできなかった。
そこで、私も今日、検索でヒットした米財務省証券「United States Treasury Bond (912810PX0)」を買ってみることにした。
この債券は、前出のものよりも好条件で、リスクレベル3(中位)、額面価格(par value)に対する年利回り4.5%(毎年5月15日と11月15日に利息受取)、満期日(Maturity Date)が2038年5月15日、最低投資額200ドル(約22,500円)だった。(これは基準価額が不安定な新興国の債券ファンドより余程安定的に思える。)
そして、これを1,000ドル(約11万円)買ってみると、「Your order has been placed.(貴方の注文は受け付けられました。)」というメッセージが出て、月曜日(2月6日)に指値注文が出されることになった。
結果は、「Please make note of your reference number ******* for your records. You will be advised of the execution result through SMS and e-mail. Please be reminded to check your order confirmation through order status enquiry or your internet banking e-mail box.(貴方の注文番号は***です。約定結果はSMSとメールで通知されるので、インターネットバンキングのメッセージボックスか、約定照会画面で確認してください。)」ということなので、火曜日(2月7日)以降になれば判明するだろう。
結果としては、「HSBC香港では非居住者が買える債券と買えない債券があるが、それは買い注文を実行するまでわからない。」というものだった。
こんなことが外国の銀行では日常なのだろうか。
ちなみに、香港政庁債券プログラム(Hong Kong Government Bond Programme)のウェブサイトにはiBond Series - Highlightsとあって、Application restrictions(申し込み制限)として、「You can only apply for the iBond Series if you hold a valid Hong Kong identity card.(有効な香港ID保有者のみお申込みいただけます。」とある。
どう考えても、今回の米国債は関係ないと思うが、参考までに・・・

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Re: Investment Services (24 Jan 2017)

Thank you for your e-mail of 21 January regarding the United States Treasury Bond (US912810RB61).
First of all, I would like to thank you for your interest on our investment services. However, we are sorry that the above bond is currently not offer to customers with address and residing in Japan.
We thank you for taking the time to write to us. If you have any other questions, please call HSBC Advance Hotline on +852-2748-8333.

(米財務省証券「United States Treasury Bond (US912810RB61)」に関してお問い合わせいただきありがとうございます。まずは、私どもの投資サービスにご興味をいただき感謝したいと思います。しかしながら、現時点では、上記の債券は日本居住者に対して売り出しを行っておりません。私どもにメールいただいたことは感謝しております。もし、ほかに質問があれば、HSBCアドバンスホットラインにお電話ください。)

Yours sincerely

Senior Customer Support Officer
Retail Banking and Wealth Management

(注)本件の質問者はアドバンス口座の保有者で、回答だけを私がここに掲載しました。

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2016.09.05

HSBC Advance Visa Platinum Cardの更新手続き完了

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2015年5月にHSBC香港の口座のステータスをアドバンス(Advance)からプレミア(Premier)にアップグレードしたときに(2015年5月21日-HSBC香港の口座をプレミア(Premier)にアップグレード)、クレジットカードもプレミア・マスターカード(HSBC Premier Master Card)が送られてきたので、最近ではアドバンス・ビザカード(HSBC Advance Visa Platinum Card)を使うことはなくなっていた。
もちろん、クレジットカードとしては2枚とも有効だし、年会費は双方とも無料なので、あえてビザカードを解約する必要もなかった。

さて、このたびHSBC香港から自宅に送られてきた封書を開けてみると、クレジットカードが同封されていた。
宛名の隣に印字されていたのが、赤枠の中に「How to spend your RewardCash?」だったので、何かギフトが送られてきたのかと勘違いしたのだが、実際には新しいクレジットカードだった。
新しいカードの上には電話番号(+852 3163 0688)と一緒に「For your protection, this card is suspended until you confirm receipt. Please call our activation hotline to confirm receipt and activate your new card immediately. For card renewal, please have your old credit card in hand for card activation process.(貴方の保護のため、受取確認が済むまではカードの使用を停止しています。新しいクレジットカードを使えるようにするために、直ちにアクティベーション・ホットライン +852-3163-0688 に電話してください。新しいカードのアクティベーションのために古いカードを手元にご用意ください。)」というシールが貼られていた。
また、クレジットカードに同封された通知書にも下記のような注意書きがされていた。

Card activation notice(クレジットカードのアクティベーション時の注意)
  1. To protect your interests, please call +852 3163 0688 immediately to confirm receipt of this card and to activate the card.(貴方の所有権を保護するため、指定された電話番号におかけの上、このカードの受取確認とアクティベーションを直ちに行ってください。)
  2. Please have your old credit card in hand for use in the activation process.(新しいカードのアクティベーションのため、古いカードを手元にご用意ください。)
  3. During the card activation process, you will need to enter a 3-digit validation code.The code is the last 3 digits printed on the signature panel at the back of your old card.(アクティベーションの時、古いカードの裏面に印字された3桁のセキュリティコードを入力してください。)
  4. Once your new card has been activated, please sign on the signature panel and cut your old card in half at once.(新しいカードのアクティベーションが終わったら、新しいカードの裏面にサインをし、古いカードは鋏を入れて破棄してください。)

このように、HSBC香港のクレジットカードは、日本のクレジットカードとは違って、新しいカードが送られてきたからといって、古いカードに鋏を入れて破棄してくださいで終わりとはならない。
クレジットカードの有効期間が4年なので、オリンピックと同じで4年に1回は英語の電話(自動音声システム)を聞かないといけないわけだ。
そこで、さっそく香港に国際電話をすると(参考:2015年11月3日-携帯通話料金節約術、G-Call電話を利用してみた)、先方のスタッフが出て応答するのでなく、自動音声によるサービスで、まず最初に広東語、英語、北京語でアナウンスが流れるので、そこで2を押すと英語でガイダンスが流れるようになる。
聞かれる項目は次の3つで、それぞれ入力が終わった後でハッシュキー(hash key=#)を押すように言われる。

1.新しいクレジットカードの16桁の番号を入力、最後にハッシュキーを押すと、入力が正しいかどうかの確認がなされるので、正しければ1を、訂正が必要なら2を押して、番号を入れ直す。
2.HSBC香港に登録されているパスポート番号の下7桁(最初の英文字を除いた数字)を入力する。
3.古いクレジットカードの裏面に印字された3桁のセキュリティコードを入力する。

最後のアナウンスが流れたところで、9を押すとアクティベートが終了し、クレジットカードが使えるようになる。
何だか、普段の生活では使わない英語を聞かされたことで、大きな仕事が一つ終わったような気がした。
ちなみに、プレミア・マスターカード(HSBC Premier Master Card)の更新のときも手続きは全く同じようなので(2014年10月25日 今年あたりにはエクゼクティブ願望を叶えたい?海外投資調査記録-HSBCプレミア香港 新しいMasterCardクレジットカードが届いたらアクティベーションの電話が必要)、どちらかの記事を参考にするといいだろう。

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2016.07.11

HSBC香港のクレジットカード特典、Traveler Rewards Programmeの交換ギフトの入手に成功

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2016年6月7日に掲載した「HSBC香港のクレジットカードポイントを商品券に交換してみた」という記事で、HSBC Premier Master Cardの利用者特典であるRewardCash Programme(報奨プログラム)で得られたポイントを商品券に交換したことを書いた。
また、同じ記事でTraveler Rewards Programme(旅行者ポイントプログラム)で得たポイントを商品に交換したことを書いたが、こちらは送り先が香港と中国の住所しか指定できず、やむを得ず、友人の加藤由美子さんの会社所在地(参考:2015年12月10日-HSBC香港の本店でトラブル解決とポートフォリオの見直しを)を指定したのだが、それが届いたということで、「越境会3周年記念大会@沖縄宮古島『日本を考える、世界を考える、そして地球を考える』」でお会いしたときに渡してもらうことができたのだ。

RewardCash Programme(報奨プログラム)は、クレジットカード利用額が250香港ドル(約3,300円)につき、1ドル分のポイントがもらえることになっているが、Traveler Rewards Programme(旅行者ポイントプログラム)の方は、指定されたショップで買い物をしたときに限ってポイントが加算されることになっている。
日本居住者にとって利用しやすいのは、日本国内にあるショップか、オンラインホ テル予約サイトになるかと思うが、幸いなことにホテル予約サイトは、リンク先の香港サイトから入って日本語サイトへ辿り着いた後で予約を入れてもポイントが加算される。
ただ、前述したように、交換ギフトの送り先が日本にできないので、非居住者の場合は、香港在住の友人、オフショア保険やファンドの積み立てをやっている人なら独立系フィナンシャルアドバイザー(IFA=Independent Financial Advisers)、あるいはHSBC香港のプレミアリレーションシップマネージャーに頼んで一時的に預かってもらうしかない。
さて、私が入手した交換ギフトは、 HK$300 MasterCard Prepaid Card、邦貨換算で4千円分の価値があるのだが、有効期限は2018年2月となっている。
これと、先月受け取ったPerknshopの商品券、それに崇光(SOGO)で使えるギフト券(gift certificate)の800香港ドル(約10,500円)と合わせれば、それなりの買い物が楽しめるだろうか。

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2016.06.07

HSBC香港のクレジットカードポイントを商品券に交換してみた

Hsbc03

Hk_perknshop_voucher

私が2015年10月29日のコラム「HSBC Premier Master Cardを使ってみた」で書いたように、HSBC香港のクレジットカードを利用すると、全カード共通のポイントプログラムであるRewardCash Programme(報奨プログラム)によって、クレジットカード利用額が250香港ドル(約3,500円)につき、1ドル分のポイントがもらえることになっている。
このポイントは、インターネットバンキングへログイン後、eStatement and eAdviceのCardタブをクリックして、最新のPDFファイルを開くと、REWARDCASH EXPIRING IN *******という印字があり、残高と有効期限がわかるようになっている。
これらのポイントは、基本的には提携しているショップ(RewardCash e-Shop)で買い物をするときに使うことができるのだが、買った商品を日本へ送ってもらえるとは思えなかったので、商品券(vouchers)に替えることにした。

クレジットカードポイントの商品券(vouchers)への交換は、50香港ドル単位で行うことになっているようで、オンラインでも手続きできるようだが、私の場合は、ちょうど交換できるタイミングで香港(2016年5月の香港・マカオ旅行)へ渡航することになったので、HSBC香港の支店窓口で直接受け取れるかトライしてみた。
このときの旅行ではHSBC香港を訪問する予定がなかったので、誰ともミーティングの約束をしていなかったのだが、クレジットカードポイントを商品券(vouchers)に替えるための手続きだけなら、一般のスタッフでも対応してくれると思い、ここ数年はお馴染みとなったオーシャンセンター支店(海洋中心分行:九龍尖沙咀海港城海洋中心三階361-5號 Ocean Centre Branch: Shop 361-5, Level 3, Ocean Centre, Harbour City, Tsim Sha Tsui, Kowloon: tel 852-2233-3000)を訪ねてみた。

そこで、ポイント交換のための書類(Voucher redemption formForm & Document Download→Application and Servicing forms→Credit cards→Credit Card related forms)に記入したのだが、結局のところ、その場で商品券(vouchers)がもらえるということはなく、後日、登録住所(日本でも可)へ送られることになった。
今、ウェブサイトを確認すると、香港の街角でもお馴染みの店がいくつかあるが、このときはスタッフに言われるがままにPerknshopの商品券を選択した。
聞いたことがないので、どこに店があるのか、Store Locatorで検索すると、かなり多くのショップが出てくるので、今まで私見過ごしていただけなのかもしれない。
いずれにせよ、有効期限は2018年3月31日と、3年近くあるので、次に香港へ行ったときに使うことができるだろう。

ところで、HSBC Premier Master Cardのもう一つの特典であるTraveler Rewards Programme(旅行者ポイントプログラム)なのだが、日本居住者でも使いやすいOnline Hotel Bookingは、幸いにも香港サイト(英語、広東語)から日本語サイトに移った後で予約を入れてもポイントが加算されるのだが、せっかく獲得したポイントを商品、例えば、HK$300 MasterCard Prepaid Cardに交換して送ってもらおうとオンラインで手続きしたら、何と送付先の指定が香港と中国しかできないようになっている。
仕方がないので、友人である加藤由美子さんの会社所在地(参考:2015年12月10日-HSBC香港の本店でトラブル解決とポートフォリオの見直しを)を指定したら、昨年の12月14日に手続きしたものが、まだ届いていないとのことだ。
これは香港の郵便事情としか言いようがないのだろうが、ギフトは紛失してしまったのだろうか。(怒)
いずれにせよ、これだけは諦めるしかなさそうだが、次回の香港旅行は、これまたHSBC香港からプレミアアップグレードのお祝いとしてもらった、崇光(SOGO)で使えるギフト券(gift certificate)の800香港ドル(約11,000円)分と合わせて買い物を楽しむとするか。(2015年12月19日-HSBC香港とPRESTIA(旧シティバンク)からクリスマスプレゼント

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2016.01.26

HSBC香港のUnit Trust Contract Note(投信取引報告書)の再発行

私が2010年2月6日に「外国株式等の配当所得と損益通算」というコラムを書いたとき、HSBC香港における各種取引報告書(statements)は紙ベースのものだった。
これが電子化されてeステートメントになったのは2010年7月分の報告書からで、今では株式の売買を含めてほとんどのものがウェブサイトにアップされているので、それをダウンロードするだけでよくなっている。
ところが、Unit Trust Contract Note(投信取引報告書)だけは、なぜなのかわからないが、未だに郵便で登録住所(registered correspondence address)に送られてきている。

今はちょうど確定申告の準備をする時期なのだが、日本の居住者が前年中にHSBC香港の口座で売却した株式や投資信託(Unit Trust)についても、国内の金融機関を通じた取引と同様に、所得税の申告しなければいけないことになっている。「参考:海外口座を使った場合の株式譲渡所得の申告 確定申告用-株式投資損益計算書(Excel)
日本やアメリカのように、株式譲渡益や配当金に対して課税がされる国は、確定申告用の計算書なども整備されているのだが、香港の場合はこれらの課税がされないために、年間取引報告書(annual transaction summary)の類は存在していないようだ。
そこで、確定申告のためには、それぞれの取引報告書を積み上げていかないといけないわけだが、電子ファイルをダウンロードをしていなかったり(過去24ヶ月分のファイルは、インターネットバンキングにログイン後、My HSBC-eStatement and eAdviceからダウンロード可)、送られてきた書類を紛失、あるいは住所変更の手続き漏れで送られてきていないこともあるだろう。

そういった場合はどうすればいいか。
いつも頼りになる(!?)香港HSBCお助け支店のコラム「過去のeステートメントを確認するには?(2013年10月4日)」を見ると、「申請すれば再発行してもらえますので、カスタマーサポートに問い合わせをしてください。再発行手数料は1枚50香港ドルとなります。」とある。
詳しいことは、カスタマーサポートに聞けということなので、試しに聞いてみた。
私が尋ねたのはUnit Trust Contract Note(投信取引報告書)の再交付に関してだが、過去のeステートメントが欲しい場合もこれに準じて取り寄せが可能だろうと思う。
書式は任意で構わないと思うが、こういうことにならないためにも、eステートメントのファイルは定期的にダウンロード、紙書類はスキャナーで読みとりといったことが必要だろう。
いずれにせよ、海外口座の維持管理はかくも面倒なので、安易な気持ちで開設するのはおやめになった方が賢明かと思う。

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Re: Investment Services

Thank you for your e-mail regarding application for duplicate contract note copies.

To apply for duplicate contract note copies, the exact transaction dates instead of a transaction period are required to be specified in your signed instruction. You can check your transaction records, including the transaction dates, via your investment account statements.

売買報告書の再交付(複製)に関してお問い合わせいただきありがとうございます。
売買報告書の再交付(複製)を申し込むためには、取引の期間ではなく正確な取引日をサイン入りの指示書に明示する必要があります。貴方の口座の取引報告書を見れば、取引日を含めた記録を確認できます。

If you wish to apply for duplicate statement copies, please send us your signed instruction specifying the following information:

- Your full name and your investment account number(s)
- Your instruction to retrieve the contract note copies
- The transaction details, eg the investment account number, the order date, the amount, etc.
- The account for the debit of the service fee (ie HKD50 for each statement copy)
- Your account signature

もし、貴方が取引明細書の再交付(複製)を申し込むなら、以下の項目を記入したサイン入りの指示書を送ってください。

・氏名及び投資口座の番号
・取引明細書の写を取得する旨の指示
・取引の詳細、例えば、投資口座番号、取引日、金額など
・1通につき50香港ドルの再発行手数料(口座より差し引き)
・HSBC香港登録のサイン

Please send the letter to Account Services Department, The Hongkong and Shanghai Banking Corporation Limited, 1/F Tower 2, HSBC Centre, 1 Sham Mong Road, Kowloon, Hong Kong by post.

After receiving your instruction, we will process it within three business days. The required statement copies will be sent to your registered correspondence address by post.

上記の住所に指示書を郵送してください。指示書を受領後、3営業日以内に処理をします。依頼された明細書は登録された住所宛に郵送いたします。

If you have any other questions, please call +852 2233 3322 (for HSBC Premier customers), +852 2748 8333 (for HSBC Advance customers) or +852 2233 3000 (for other Personal Banking customers).

質問があれば上記の電話番号までお願いします。

Yours sincerely

Customer Communication Officer
Retail Banking and Wealth Management

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2015.12.29

資産形成のための比較的安全な米国株投資法

投資というものにはリスクがある。
そう聞いただけで投資に及び腰になる人が後を絶たない。
そうかと言って、そういった人がお金に興味がないかと言えば、そうではなく、むしろ老後を迎えてから、「安全確実」とか「絶対」とか信じがたい釣り文句で騙されて虎の子の貯金を騙し取られている。
そこで、私は来年以降の投資銘柄の物色に生かすことを含め、そういった方のために比較的安全な投資法を書きたいと思う。
それは、2015年11月1日付の鈴木傾城氏のブログ「Darkness TIGA」の記事、「世間から全方位で袋叩きにされても、したたかに生き残る企業」にそのヒントがある。

そして、その彼の記事の中に、「仮に『ソニー(6758)とJT(2914)の株式のどちらかを長期投資として購入すること』と言われれば、どちらを購入するだろうか。多くの人は『JTを選ぶくらいなら、絶対にソニーを選ぶ』と答えるのが目に見える。それほど、たばこは嫌われているし、たばこに良いイメージがない。しかし、私なら迷いなくJTを長期投資として選ぶ。ひねくれているからではない。そちらの方が投資対象として安定しているからだ。」というのがある。
この先は鈴木傾城氏の「ダークネス」メルマガの購読者でないと読めない(購読者になればバックナンバーも読める)のが残念だが、言わんとしていることはだいたい想像がつく。
「飲む、打つ、買う(大酒を飲み、ばくちを打ち、女を買う。)」に代表される男の道楽に眉をひそめる女性も多いと思うが、この言葉が現代の世の中でも生きている理由を考えれば答えがでるだろう。

ところで、私が最近読んだ本の中で、アンドルー・ファインスタイン(Andrew Feinstein)著、 村上和久訳の「武器ビジネス 上: マネーと戦争の『最前線』」 、「武器ビジネス 下: マネーと戦争の『最前線』」というものがある。
これを読むと、欧米の政治家が民主化支援などと口先で綺麗事を言っている傍らで、マッチポンプのような武器取引が公然と行われ、それが数年後あるいは10数年後に、911など世界中を賑わせるテロ事件などで報復(blow back)されるというのが、ここ数十年の近代史を彩っていることが理解できる。
その武器取引の裏方を支えるのは兵器ブローカーなのだが、彼らは当事国の為政者の有形無形の保護を受けるため、武器売買が違法な商取引だとしても、それがために訴追されて処罰されることは稀であるという。

また、この本における主役は、イギリスのブリティッシュ・エアロスペース(BAE/British Aerospace)(現在のBAEシステムズ/BAE Systems:株価 BA.L)、サウジアラビアのバンダル王子(Prince Bandar bin Sultan)、そして、アメリカの軍産複合体の雄であるロッキード・マーチン(Lockheed Martin:株価 LMT)なのだが、これら英米の企業は、言い換えれば「死の商人」、鈴木傾城氏の言う「(日本の)世間から全方位で袋叩きにされる企業」になりかねない。
しかしながら、こういった企業は当該国の国策企業なので、倒産するリスクはほぼゼロだろう。
前出の本の下巻の239ページにこういう下りがある。
「ロッキード・マーチンとハリバートン(Halliburton Energy Services:株価 HAL)は、(イラク)戦争で最大の利益を得た二社だった。前者は2005年だけでアメリカの納税者の金250億ドルを受け取った。この金額は100ヶ国以上のGDPを上回り、商務省と内務省、中小企業局、そして政府の全立法部門の予算を合わせたものより大きかった。ロッキードの株価は2000年から2005年のあいだに3倍になった。防衛指数は2001年から2006年のあいだに平均で15%上昇し、S&P平均の7.5倍で、これらの企業は金融恐慌のなかでも最も立ち直りが早かった。ロッキードは兵器製造企業のなかで政治運動への最大の支出者でもあり、ブッシュの2004年の選挙運動に20万ドル近くを寄付した。」

いかがだろうか。
私は正直なところ、今までアメリカの防衛産業には着目していなかった。
もっと素直な目で「国策に売りなし」という格言どおりの投資を実行すれば良かったかもしれない。
個別株に投資するとしたら、昨日(2015年12月28日)の終値で、ロッキード・マーチン(LMT)の株価は218.41ドル(約26,000円)と相当に高値のように思えるが、米中関係の緊迫化やイスラム過激派組織(ISIS/Islamic State of Iraq and Syria)によるフランスのテロなどで、欧米諸国は再び安全保障の強化に舵を切り始めている。
1株当たりの価格は高いが、1回当たりの投資金額を20万円から30万円程度に抑えれば、それほど痛手は蒙らないと思う。
ちなみに、私が11月5日付で掲載した「米国高配当株の新規投資案件をピックアップしてみた」で紹介した銘柄は日本の証券会社で買えないものが多かったそうだが、S&P 500を構成するロッキード・マーチン(LMT)は間違いなく買えるだろう。(参考雑誌:米国会社四季報2015秋冬号 2015年10月21日号: 週刊東洋経済 増刊

また、ETFに投資するならiShares US Aerospace & Defense (ITA)や、SPDR S&P Aerospace & Defense ETF (XAR)がいいだろうか。
当然ながら、将来的に金融危機が起これば、これらの銘柄も含めて暴落するだろうが、防衛産業株の立ち直りの早かった歴史に学ぶことも重要だ。
また、日本はひたすら米国債を買い支えているが、それらの原資は私たちの税金であり、アメリカの国策企業に投資して資産形成をすることは、払った税金を少しでも取り戻す行為であると思う。
そう思えば、軍需産業に投資しているという罪悪感(!?)がある人でも、その気持ちが少しでも和らぐだろう。

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2015.12.10

HSBC香港の本店でトラブル解決とポートフォリオの見直しを

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今回のタイ・香港旅行(11月22日から今月3日まで)の途上、私は自分が口座を持っているHSBC香港へ立ち寄った。
当初は、日本語が話せるジョン・ラウ(John Lau)さんとコンタクトを取っていた3日だけが訪問の予定だったのだが、渡航前に思わぬトラブルが発生し、香港到着日のオフ会の際に、国際ビジネスコンサルタントの加藤由美子さん(第二文化國際有限公司/Daini Bunka International Limited/Company No: 1918468)(地址:香港中環皇后大道中99號 中環中心21樓 Address: Level 21, The Centre, 99 Queen's Road Central, Central, Hong Kong 電話:+852-3478-3616 e-mail)に相談したところ、本店へ同行しただけるとのことだったので、急遽2日にも行くことにした。
彼女は、特に香港の金融事情に詳しく、個人・法人を問わず海外の銀行口座の開設や、海外法人設立のサポートを行っていて、言葉も英語だけでなく広東語や韓国語も話せるので心強い。
私が彼女と知り合ったのは、越境会のセミナー「第2回 オフショア法人設立入門 ~香港・シンガポール・BVI・セイシェルほか~」(2014年1月26日-税務行政執行共助条約はオフショア法人包囲網になり得るか)のときだが、2014年7月の香港・マカオ旅行以降、たびたびお会いする機会を持っている。
ちなみに、私がワールドインベスターズや越境会で知り合った知人の中にも彼女を仕事のパートナーとしている人が何人かいるそうだ。

さて、この日は加藤さんが懇意にしている本店のリレーションシップマネージャーのH氏を紹介してもらったので、ポートフォリオの見直しをしてもらうことにした。
私の最近の投資相談は、専ら日本語が通じるジョン・ラウ(John Lau)さんとしているので、英語で投資のことを延々と話されても頭が痛くなるだけなのだが、今回はそういう点ではラッキーだった。
その結果、今まで投資していたAllianceBernstein - American Income Portfolio(fund code: U62407)を売却、JPMorgan Asia Equity Dividend Fund (fund code: U62659)と、HSBC Asian Bond Fund (fund code: U62558)を買うことにした。
通貨はいずれも豪ドル建て、毎月分配型というところも変更なしだが、ファンドの組み入れ銘柄がそれぞれ違っている。
これ以外にもキャピタルゲイン狙いの株式ファンドを勧められてお試し投資をすることにした。
ちなみに、こうした見直しは5月にジョン・ラウ(John Lau)さんとミーティングしたときも言われたのだが、このときは全体的な相場環境が悪くなりそうだったので、あまり本格的な組み換えはしなかった。
今回のポートフォリオの見直し、帰国してから世界市場が軟調になっているようだが、果たして結果はどうなるだろうか。

ところで、トラブルというのは、いかにも海外の金融機関で口座を持つリスクという感じなのだが、単純に言えば、書類を出した出さないのことで、日本ではあり得ないようなことが起こり得るのが海外の金融機関だ。
また、加藤さん曰く、シニアマネージャーなど決裁権限を持った人が、サマーバカンスのように休暇中のときは、対応が遅れることもあるという。
私が出した書類とは、米国株口座に関わるIRS Form W-8BENという税務関係の書類で、この提出(更新)が漏れると米国非居住者の税務上の優遇措置が受けられなくなるのだ。(2015年7月18日-IRS Form W-8BENの更新 (2015)
当然、この書類は更新の勧奨通知を受けてすぐに郵送したのだが、記載誤りがあって戻されてきたのがケチの付き始めとも言えるのか、9月のクロアチア・イギリス・マレーシア旅行から帰国すると、8月に出し直したものが未着ということで、督促(reminder)の封書が自宅に届いていた。
カスタマーサービスに抗議して返事が来たのが2日後、「私は貴方のご心配について理解しております。貴方の問い合わせについては関係部署にお伝えしております。(I understand your concerns. I would like to inform you that I have forwarded your enquiry to our colleagues concerned for handling.)」というものがきて、2ヶ月の月日が経過した。

そして、今回の旅行の寸前になって2度目の督促が来て、私はHSBC香港に直接行かなければ埒が明かないと判断した。
もちろん、カスタマーサービスへ再度抗議のメールをしたものの、回答がないまま私はタイへと旅立った。
結果的には、私が旅行中に「貴方が提出したW-8BENは受理され、ステータスは更新されています。以前に受け取った督促は無視してください。(I am pleased to inform you that we have received your W-8BEN form and updated the status for you. You can continue to trade US stocks in your HSBC Premier Investment account. Please ignore the request you have received before.)」という回答があったようだが、念のために、リレーションシップ・マネージャーのH氏に、持参した書類を提出して、受け取りのサインをもらうことにした。
ちなみに、受け取りのサインをもらいたいときは、「貴方のサインをした受領確認書をください。(Please give me the acknowledgment of receipt with your signature.)」で通じる。
W-8BENの更新は、現行の米国法上、3年に1回のことなのだが、LCC(Low Cost Carrier=格安航空)もあることだし、直接現地へ飛んだ方が確実なのだろうか。
いっそのこと、本場の米国証券、Firstradeのようにオンラインアップロードだけで済ませられないものなのだろうか。

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