2015.06.21

カシコン銀行口座の個人情報変更とタイのプリペイドSIMのユーザー登録

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ゴールデンウイークのタイ・香港・マカオ旅行の複数のミッションのうちの一つが、カシコン銀行(Kasikorn Bank)に登録したインターネットバンキング用の個人情報の変更手続きだ。
具体的にはワンタイムパスワード(OPT/One Time Password)(参考:FAQ - User ID, Login Password and Security Password - What is Security Password?)を受け取る携帯電話番号の変更をしたのだが、こういった手続きをするのが、2年前の口座開設(2013年7月11日-バンコクのカシコン銀行(Kasikorn Bank)で口座開設)以来、初めてのことだったこともあるが、一筋縄ではいかないほど大変だった。
ちなみに、インターネットバンキング用のメールアドレスや、ログインパスワードを変更したい場合、パスポートを更新した場合、パスワードを複数回間違えてロックされてしまった場合も、携帯電話番号の変更と同様の手続きが必要となる。

まず、カシコン銀行(Kasikorn Bank)に登録する携帯電話番号は、タイのものに限られ、日本を含むタイ国外の電話番号は登録ができない。
この電話番号は、オンラインで登録住所の変更や、携帯電話などのリチャージ(top-up)先の登録など、重要な手続きを行う場合に、セキュリティ用のワンタイムパスワード(OPT)がSMSで送られてくる宛先となる。
また、タイで購入する短期旅行者用のプリペイドSIMは、私の知る限り、国際ローミングに対応していないものが多く、一般的にタイ国内にいる間しかワンタイムパスワード(OPT)の入力を要求される重要な手続きができない。

さて、私が口座開設時に登録した携帯電話番号(08-6518-****)は、4年前に香港で買った旧式の携帯電話(Nokia C1-00)(2011年5月10日-香港でNokia C1-00を購入)に挿してあったTrue Moveの通話専用のプリペイドSIMで、一度リチャージ(top-up)すると、1年間有効になるために重宝していた。
ところが、昨年12月のタイ旅行の際にMBKにあるTrue Moveのショップでリチャージしたときは、1ヶ月しか延長されず、電話番号を失効させずに維持するには、毎月50バーツ(約200円)ずつ、インターネットバンキングでリチャージしないといけないハメになった。
もっとも、このようなことをせずに、必要に応じて新しいプリペイドSIMの番号を登録すればいいとも言えるのだが、そうするとカシコン銀行に登録した電話番号も当然に失効しているため、次回のタイ訪問時にワンタイムパスワード(OPT)を受け取ることができなくなり、どうすれば良いのかわからなかったので、無理して同一番号の維持を図ったのだ。
幸いに、カシコン銀行(Kasikorn Bank)のウェブサイト上でリチャージ先として登録済だったので、日本に帰国後も手続き可能な状態にあったが、大した値段でないとはいえ、対象のSIMがiPhone 4に挿して使えるものではなく、タイ国内でほとんど通話することがない私にとっては無駄な出費であった。

そこで、私は携帯電話番号の登録を変更することにし、バンコクに到着したときに空港で購入したDTAC Happy Tourist SIM(7日間有効/299バーツ=約1,100円)の電話番号(06-1962-****)をオンラインリチャージできるように登録し、そのまま50バーツ(約200円)を追加してみた。
そうすると、SMSで有効期間が2015年7月5日(通知文の表示は欧州式に05-07-2015)まで60日延長された旨のメッセージが届いた。
続いて、自分の個人情報(My Profile)にも今回購入したSIMの電話番号を登録したのだが、オンライン上の操作だけでワンタイムパスワード(OPT)を受け取る携帯電話番号を入れ替えることはできなかった。
それをするためには、

1.カシコン銀行(Kasikorn Bank)の英語版のトップページからK-Cyberをクリックしてログイン画面を表示させる。
2.IDとパスワードを入力してログイン、メインページが表示されたら、右上部にあるProfile Settingをクリックする。
3.左サイドにあるChange Profile Requestをクリックすると、メールアドレス、携帯電話番号や登録したパスポート番号を変更するためのタブが表示される。
4.ここで、インターネットバンキング用のメールアドレスを変更したい場合は、ワンタイムパスワード(OPT)が必要となるため、登録してある携帯電話番号が有効であり、かつ原則としてタイ国内にいないと手続きできない。
携帯電話番号を変更したい場合は、口座番号と新しい電話番号を入力し、Nextボタンをクリックする。

誰もがオンラインで携帯電話番号の変更手続きが完了すると思うだろう。
ところが、この先は完成させた申請書(K-Cyber Service Changing Profile Request Form)を印刷して支店窓口に持参するようにとのメッセージが表示されるのだ。(タイ国外にいる場合は申請書を郵送しても可)(参考:FAQ - Service Features - My Profile
こうなると、ホテルのビジネスセンターか、数少なくなったインターネットカフェにでも行かないと、プリンターがないのでお手上げだ。
仕方がないので、私はカスタマーサービス(K-Contact Center 日本語担当:+66-(0)2-8888826)に電話したのだが、不在だったので英語のサポートスタッフに応対してもらったところ、パスポートと通帳(passbook)を持参の上で支店窓口で手続きするように指示された。
結局、カシコン銀行では重要案件はすべて店頭で手続きを行わないと埒が明かないというのが実情のようだ。
そして、この店頭での手続きがオンライン上に反映するのは1~2営業日後となるので、それが完了しているか確認してからタイ国外に出国することをお勧めしたい。

ところで、更新登録した携帯電話番号なのだが、DTACのウェブサイトにもあるように、プリペイドSIMの所有者は2015年7月31日までに現地のショップなどでユーザー登録をしなければいけなくなった。(メモ置場のブログ(2015年1月25日)-タイでプリペイドSIMを使う その40: SIMカードの登録を義務化!? NBTC on January 22, 2015 - All prepaid number users must register their SIM cards before August
外国人の場合はパスポート持参で登録手続きをすることになるのだが、短期旅行者の場合は購入時に提示を求められることになるだろう。
私のように、2015年7月以前にプリペイドSIMを購入をした人が、有効期間を延長(1ヶ月毎に20バーツ/最長で1年)をしてもらう場合など、8月以降も同一番号を使用したい場合は、ユーザー登録をしないと、8月以降の有効期限を設定してもらうことができない。(According to NBTC, it is necessary for SIM card sellers to register every new SIM card sold, with number owner presenting their documents for self identification, and for every mobile phone network operators to inform current customers to register their current SIM card. Any violation to this announcement may lead to the number dismissal.)
バンコクの有名なランドマークの一つであるTerminal 21の6階にはDTACとAISのショップがあるので、食事や買い物のついでに利用するといいだろう。

私の場合、カシコン銀行(Kasikorn Bank)の口座は、タイ旅行の際の資金の引き出し用として使っているだけだ。
従って、口座の入出金やオンライン上での残高の確認に支障がなければ、同一携帯電話番号を維持し続ける必要はない。
今回は、いろいろなことを試したくて正攻法で手続きを行ったが、基本的にはタイを出国したら携帯電話番号が失効しても問題ないだろう。
もし、タイに渡航する前にワンタイムパスワード(OPT)を受け取る携帯電話番号を更新登録しておきたいなら、タイのデータ定額SIMカード Dtac Happy Tourist sim 3G 【タイ7日間 unlimited!100B通話付き!】(販売業者:ジャパン・エモーション/SIMユーザー登録対応済)などを購入した上で、申請書(K-Cyber Service Changing Profile request Form)を郵送すればいい。
そうすれば、オンライン上で完結する手続き(ワンタイムパスワード(OPT)を要求されるもの)はタイに渡航後にできるし、銀行の営業時間を考慮した旅程を立てずに済む。
ちなみに、私が行ったプーケット(Phuket)のパトンビーチ(Patong Beach)にある、ジャンクセイロン・ショッピングセンター(Jungceylon Shopping Mall)内のカシコン銀行・ジャンクセイロン支店(Kasikorn Bank Jungceylon Branch)は、毎日11時から20時まで営業している稀有なところだったが、一般的には平日しか銀行は営業していないと思った方がいいだろう。
このような面倒なことをしてまで私が口座を維持している理由は、2015年3月18日付の「タイでの両替術とカシコン銀行デビットカード1%キャッシュバック」をご覧いただければ幸いである。

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2015.03.18

タイでの両替術とカシコン銀行デビットカード1%キャッシュバック

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私は約2年前に行ったインドネシア・タイ旅行の途上、バンコクにあるカシコン銀行(Kasikorn Bank)のバンカピ(Bang Kapi/Sukhumvit 33)支店で口座を開いた。(2013年7月11日-バンコクのカシコン銀行(Kasikorn Bank)で口座開設
このときに受け取ったATMカードは、K-SME Debit Cardと呼ばれ、年間800バーツ(約3,000円)の維持手数料がかかっている。
また、口座への入金は、旅行の最後で余ったお金(バーツ紙幣)を預けるほか、HSBC香港で投資しているファンドの分配金(豪ドル)をそのままオンライン上でバーツに振り替えて送金している。
円資金の場合は、現金を持ちこんでスーパーリッチ(Super Rich)でバーツに換えた方が賢明なので、これだけ見るとタイで銀行口座を開いても旅行者にとってはメリットがないように思える。

しかしながら、あまり多額の現金を持って旅行すると犯罪に巻き込まれるリスクも高くなる。
そこで日本のATMカードを使ってタイの銀行から現金を引き出すと、1回当たり150バーツ(約550円)の手数料がかかる。(2009年9月29日-150バーツのタイATM引き出し手数料
日本の銀行のATMカードを使って直接海外で引出ができるのは主としてシティバンク新生銀行のカードだと思うが、シティバンクの場合は、1回につき、海外引出手数料が216円(消費税込)かかるほか、提携機関が定めたレートで米ドルに換算された金額に、当日の日本のシティバンク銀行店頭での米ドル電信売レート(TTS)に3%を加算したレート(TTS×1.03)を乗じて円貨換算された金額が口座から引き落とされる。
一方、新生銀行の場合は海外引出手数料は無料で、換算レートはVisaワールドワイドが定めたレートに4%を加算したものとなる。(参考:VISA USA - Exchange Rates Calculator

例えば、3月16日のレートで5,000バーツをカシコン銀行のATMで引き出したと仮定すれば、シティバンクのATMカードを使った場合は

・カシコン銀行の米ドル両替レート(Currency Exchange Rate)は、US$1=32.78バーツ (Telex Transfer) なので、150バーツの引出手数料を加えたレートは、5,150バーツ=US$157となる。
・シティバンクの米ドル電信売レート(TTS)×1.03の計算は、US$1=125.7円(122.05円*1.03)なので US$157=19,734円となる。
・これに216円の引出手数料を加えると、実質的な両替レートはほぼ1バーツ=4円となる。

一方、新生銀行のATMカードを使った場合は、Visaワールドワイドが定めたレートに4%を加算したものが、1バーツ=3.85円になるため、150バーツの引出手数料を加えると、5,150バーツ=19,827円となり、こちらも実質的な両替レートはほぼ1バーツ=4円となる。
私は持っていないが、海外ATMで引出可能なVisaデビットカードは、外貨換算レートや手数料が発行金融機関によって異なるので、それぞれ比較して、使い勝手の良いものを持つといいだろう。
なお、2014年3月15日付の「トラベラーズチェック(TC/Traveler's Cheque)の販売終了とトラベルプリペイドカード」で紹介したトラベルプリペイドカードは、いずれも細かな手数料が嵩むので、あまりお得な両替方法とは言えないと思う。

ここで、円の現金を現地へ持ち込み、スーパーリッチ(Super Rich)で両替すれば、1バーツ=3.69円なので、5,000バーツ=18,450円となり、かなり両替レートが良くなるので、短期旅行者の場合は、この方法が最も良さそうだ。
一般的な旅行者は両替した分を使い切って帰国することになるのだろうが、私のようにタイに頻繁に旅行する人や、ロングステイをしている人は、ここで両替したお金のうち当面使わない分を現地の銀行口座に入れておくのも良い方法だ。
ちなみに、日本からタイの銀行口座へ送金する方法は、「チェンマイ・ロングステイ入門!タイ移住のススメ-お得に日本からタイへ海外送金(日本円からタイバーツに両替)する方法(2013年8月10日)」を、HSBC香港からタイへの送金は、弊サイトの2013年12月8日付の「HSBC香港の新規送金先登録はオンラインで完結」のコラムを参考にして欲しい。
但し、昨今は労働許可証(working permit)のない者に対する銀行口座開設条件が厳しくなってきており、この方法が取りづらくなっているのも事実だ。

ところで、このカシコン銀行のK-SME Debit Cardは買い物した額の1%がキャッシュバックされる特典があるのをご存知だろうか。
私がカシコン銀行の口座を作ったときにあった、バンカピ(Bang Kapi/Sukhumvit 33)支店の日本語サービスカウンター(2014年7月29日をもって一時休止/2014年8月14日-30代後半夫婦のタイ移住ダラダラ日記:カシコン銀行での口座開設をリベンジしてきました。)のスタッフが「貴方のデビットカードは1%キャッシュバックなので、たくさん使えばお得です。どんどん使ってください。」と、たどたどしい日本語で言っていたのを思い出したので、昨年末に行ったタイ旅行の際に使ってみた。

このときの旅行まで普通に使えていた黒のキャスターバッグ(2011年2月の台北で購入)が壊れたので、パタヤからバンコクに戻った12月30日に、ロビンソンデパート(Robinson Department Store)で代替品を買ったのだ。
値段は意外に高く、4割引の価格でも3,570バーツ(13,200円)もかかった。
私は、今やアジアの中で一番物価が安いのは日本だと痛切に感じざるを得なかった。
ちなみに、キャッシュバックは今年の1月29日、買い物をした日からちょうど30日後に35.7バーツ(130円)が入金されていた。
大した金額ではないが、カシコン銀行は、口座を開設した支店(バンコク)の域外のATMで現金を引き出すと、15バーツ(60円)の域外引出手数料を取られるので、例えば、パタヤで買い物をするときに現金の持ち合わせがないという場合などは、デビットカードを使って手数料を節約しながらキャッシュバックの利益を得るというやり方を発見できたのは、このときの旅行の収穫の一つだった。

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2013.07.11

バンコクのカシコン銀行(Kasikorn Bank)で口座開設

つい先週行ってきたインドネシア・タイ旅行の目的の一つにバンコクでの現地銀行口座開設があった。
香港と違って非居住者の銀行口座開設に制約があるタイでは、就労許可(Working Permit)がないと、パスポートと英文住所証明だけでは口座を開くことが困難になっているとのブログ記事がある一方で、外国人の長期滞在者が多いパタヤ(Pattaya)やチェンマイ(Chiang Mai)ではいとも簡単に口座が開けたという記事もあり、実際のところは、銀行の担当者によって当たり外れがあるというのが事実のようで、結局のところ、行ってみなければわからない、というのが実感だった。

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そして、私はインドネシアからバンコクへ戻ってきた翌日の7月5日、カシコン銀行(Kasikorn Bank)のバンカピ(Bang Kapi/Sukhumvit 33)支店へ行ってみた。
この支店のあるエリアは、日本人の居住者が多いゆえに、2012年1月から日本語が話せる担当者を置いている支店で、当然のことながら外国人の口座開設にも慣れていると思われたからだ。
場所はBTSのプロンポン(Phrom Phong)で下車、若干、アソーク(Asok)寄りに戻ったところで、スクンビット通り(Sukhumvit Road)沿いにあるので、誰にでもすぐわかるところにある。
支店の入口を入ったところには受付係の女性がいて、用件を聞いてくるので、口座を作りたいと言えば、番号札を引いて渡してくれる。
誰もいなければ、受付機があるので、英語か日本語を選んで、口座開設(open an account)を選べばいいだろう。
ただ、日本語担当は在席していないこともあるので、あまり過度な期待はせず、英語の番号札も引いておいた方が無難だ。

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順番を待っている途中で行員の一人が私のところに寄ってきて「日本人ですか?ご用件は何ですか?」と日本語で聞いてきた。
私が口座を開きたいと英語で言うと、就労許可(Working Permit)があるかと聞いてきた。
そこで、私が彼に見せたのが、英語サイトになるが、Thai Embassy.comのリタイアメントビザ(Retirement Visa)の取得要件で、80万バーツ(約260万円)の預金残高のある現地銀行口座の通帳の部分だ。
それであっさりと納得してくれた彼は、パスポートとタイの住所(ホテル、サービスアパートメントなど)と、タイの携帯番号だけで普通預金口座を作ってくれたのだ。
念のために持参した日本の住所証明(HSBC香港のStatement)を求められることもなかった。
もちろんインターネットバンキングの手続きもしたので、今後はそれも駆使していくことになるだろう。

これにはチェンマイのカシコン銀行ターペー通り支店(Thaphae Road Branch)で、就労許可(Working Permit)なしでの口座を開くことに成功し、その後バンコクで私と合流した達也さんも驚いたようで、そんなに簡単に口座を作れたというのは聞いたことがない、と言っていた。
もっとも、私はバンコクでの滞在先がツイン・ビークス・レジデンス(Twin Peaks Residence)だったので、ホテルの短期滞在者でなく、アパートメントの長期滞在者を装えたことも良かったのではないか。
ちなみに彼はバンコク銀行(Bangkok Bank)のエンポリアム支店(Emporium Branch)でも口座を開けたと言っていた。
ただ、非居住者の場合、カシコン銀行(Kasikorn Bank)はインターネットバンキングサービスの提供があるが、バンコク銀行(Bangkok Bank)はないといった差異があるようだ。

とりあえず私が今回の口座開設に必要だったものをまとめておこう。

・パスポート
・タイの住所(ホテル、サービスアパートメントなどで可)
・タイの携帯番号(日本の携帯の国際ローミングは不可)
・リタイアメントビザ(Retirement Visa)の取得要件に現地銀行口座が必要であることが書かれた英文の書類(ウェブサイトのコピー)

ところで、インターネットバンキングのアクティベートは、口座番号(仮ID)と、口座開設の翌日に送られてくるE-mailに記載された仮パスワードを使って15日以内にログインして、双方とも変更する必要があるため、念のために口座開設から数日間はタイに滞在できる日程にした方がいいだろう。
ここで意外に重要なのは、タイの現地携帯番号で、インターネットバンキングをアクティベートした後でいろいろな手続きをする場合は、携帯電話のSMS機能を使って、セキュリティ・パスワード(Security Password)の一つであるワンタイムパスワード(OTP/One-Time Password:受信から6分以内に入力が必要)が送られてくるので、現地のSIMカードを1年間有効にして、少なくとも次回の訪タイまでは電話番号が失効しないようにした方がいい。
もちろん、インターネットバンキングでプリペイドSIMのリチャージ(top-up)や、タイの国内外の銀行への送金先登録をすることもできるが、ワンタイムパスワード(OTP)を受信できることが条件になるので、タイにいる間しか手続きできないのが難点と言えよう。
それにデビットカードの有効期限は10年間、その更新時に登録住所にいない可能性が高いので、それをどうクリアするかが課題だろう。

最後になるが、今後、バンコクで開設した口座をどう活用していくか。
私も達也さんも事前にそれほど知識があったわけではないので、相手の銀行員が作ってくれたデビットカードは、口座維持手数料が年間800バーツ(約2,600円)もかかるK-SME Debit Cardというもので、私たちのような非居住者にメリットがあるとは思えない。
彼らの手数料稼ぎに利用されるのも癪なので、次回の手数料の口座引き落とし日(毎年口座開設日と同日)までには訪タイしてダウングレードする必要があるだろう。
Rate Charges(手数料)の項目にあるService Fees for ATM and Debt Cards, Money Transfer/Bill Payment, Direct Debit and Foreign BillsというPDFファイルを見る限り、デビットカードで買い物した場合の1%還元(口座入金)を考慮しても、普通のK-Debit Card(年間維持手数料200バーツ)で十分であろうか。
また、この手数料のファイルによれば、バンコク都内(BMR/Bangkok Metropolitan Region)における他行引き出し手数料は無料とあるが、区域を超えてATM引き出しをすると同じ銀行のATMでも手数料がかかるようだ。

ちなみに、私が口座を開設した7月5日の円バーツ換金レートは、カシコン銀行での現金両替が1バーツ=3.28円、日本のシティバンクのキャッシュカードを使ってのATM引き出しは1バーツ=3.39円(150バーツの現地手数料と210円の日本側手数料は別途かかる)ので、当然のことながら現地銀行に軍配が上がる。
ところが、これだと一般的に旅行中に現地銀行の口座へ入金する手間、つまり円からバーツに両替して入金する必要があるので、普通に換金してホテルのセーフティボックスに保管しておいた方がはるかに楽だ。
できればほかの方法を取りたいので、旅行前に日本のシティバンクからバーツ送金をしたとすると、7月5日のTTSレート(Telegraphic Transfer Selling rateの略で対顧客電信売相場のことで現金の換金レートとは異なる)は1バーツ=3.3円、海外送金手数料を2,500円負担したとしても、旅行前に一定額を現地口座へ送金するだけの価値はあるように思う。(Swift CodeはKASITHBK、事前に海外送金登録が必要で、シティホンバンキングで指示)
とりあえず、こんなところだが、まだ口座を作ったばかりなので、これから使い勝手を試していきたいと思う。

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