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2017.07.26

日本ウェルス銀行(NWB)初夏の集中講座 IN 香港

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2017年5月の香港家族旅行における目的の一つは、香港で開催された日本ウェルス銀行(Nippon Wealth Limited, a Restricted Licence Bank)のセミナー参加だった。
私自身は、2016年7月30日のコラム「日本語で口座開設可能な香港の日本ウェルス銀行(NWB)」、そして、2017年1月28日のコラム「日本ウェルス銀行(NWB)主催の経済勉強会&『春の集中講座 IN 香港』のご案内」で書いたように、度々参加させていただいているのだが、今回は弟夫妻が興味を持ったこともあり、家族旅行を兼ねて香港へ出かけることにした。
この銀行は過去のコラムでも触れたように、香港において日本語完全対応の金融機関でありながら、国内においては金融庁が定める「外国金融サービス業者が我が国市場に参入するにあたって適用される法規制」によって、彼らの側から日本居住者向けに「勧誘」や「勧誘に類する行為」ができないことになっている。
従って、「香港までお越しいただければ日本ではできなかった具体的な商品の詳細についてご説明できます」とのことで、香港のセミナーでは、どんな金融商品が提案されているのか聞いてみることにした。

そして、当日、日本ウェルス銀行のオフィスのあるペニンシュラタワー(半島辦公大樓/The Peninsula Office Tower)(当時)に行き、1,500香港ドル(昼食・夕食込:約22,000円)を払ってセミナー会場へ入る。
16階にあるオフィスからは、天気が良ければビクトリア・ハーバー(維多利亞港/Victoria Harbour)が一望にできる素晴らしさがあるのだが、この日はあいにくの曇天で景色が今一つだった。
午前中のセミナーは、世界経済の展望や投資の概要といった日本のセミナーでも聞いた感じのものだったが、昼食をはさんだ午後のセミナーは、具体的な投資商品を組み合わせたケーススタディを含めた実践的な内容となった。

ただ、この銀行の投資運用サービスの最低預入額は10万米ドル(約1,120万円)だったので、ある程度の資産を持っている方を対象にしたケーススタディが展開された。
それが下表のファンドというわけだが、セミナーで配布された資料に掲載された5月16日又は17日付の基準価額(Latest NAV Price)と、Morningstar Asiaに掲載された7月25日付の基準価額を比べたとき、お勧め商品とされた9つのファンドの基準価額がすべて上昇していたことには正直驚いた。
ところで、下表を一見すると、一般のサラリーマンが資産形成の過程で、この銀行を使うという感じになっていないのだが、弟夫妻曰く、このあたりも直接担当者と面談をしてみると、違う答えが返ってきたようである。
実際、今月3日付の「新サービス『eNWB』導入のお知らせ」を見ると、「投資信託のお取引につきましては、最低投資金額の制限を受けることなく行うことが可能となります。」とあるので、興味のある方はコンタクトを取ってみたらいかがだろうか。
ちなみに、eNWBというのは、electronics(電子機器)のeでなく(こちらのサービスはまだ導入されていない)、Everyone's NWBのことらしい。
紛らわしい書き方をするなと言いたいところだが、初期預入額に関して敷居が低くなったことは、私たちにとっては朗報と言えるだろう。

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2017.07.19

沖縄の青の洞窟(Okinawa Blue Cave)でスノーケリング

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今年のゴールデンウイークに行った福岡・沖縄・香港旅行、ほとんどオフ会をしに行くつもりだったので(沖縄だけは目当ての人とお会いできなかった)、昼間はノープランで出かけた。
ところが、5月5日は5連休のど真ん中に当たっていたので、日本の行楽地は予約なしでは何のアクティブティもできない状況だったのだ。
それは沖縄でも例外ではなく、那覇から気軽に行ける離島への航路はすべて予約で一杯、バスで行ける近場のビーチで過ごそうかと思っていた矢先に、現地オプショナルツアー検索サイトのVELTRAから見つけたのが、「青の洞窟スノーケリングツアー(那覇市内ホテル送迎可/恩納村発)」(催行会社:クロノス・オーシャン・フィールド)だった。
スノーケリングの開始時間は11時、那覇市内から恩納村まで2時間程度かかるというので、ホテルへ迎えに来るのは8時半ということだった。

そして、当日、送迎の車に乗って現地のボート乗り場へ行ってみると、ダイビングツアーに参加する人も含めて100人くらいの人が集まっていた。
ところが、彼らの話している言葉を聞いてみると、ものの見事に中国語だらけ、インストラクターも中国人留学生を雇っているとのことで、日本人の方が圧倒的に少数派になっていた。
ここはいったいどこですか、と聞きたくなるほどの感じで、昨今は外国人観光客が増えているとはいえ、これほどのものとは思わなかった。
7年前(2010年7月)に那覇に来た時の国際通りとは名ばかりのものだったが、昨日(5月4日)行ったときは、真の意味で国際色豊かな通りになっていた。
そして、この日、スノーケリングツアーに参加して思ったのは、ゴールデンウイークでさえ沖縄の海は日本人が少数派なのかということだった。
奇しくも、2017年7月18日付のキャリコネニュースの記事「今度は若者の「海離れ」が顕著に 10代の約4割は『海に親しみをあまり感じない』と回答」で書かれていたことが大きく関係あるのかと思わせるような感じだ。

ところで、肝心のスノケーリングは、ボートで20分ほど走ったところで「青の洞窟(Okinawa Blue Cave)」と呼ばれるところで海にダイブ、そこからガイドとマンツーマンで泳ぎだす。
海の水はウェットスーツを通しても意外に冷たいことがわかるが、スノーケリングでも魚群が明確にわかるほど澄んでいる。
ハンドストラップを自宅に置きっぱなしにしてきたので、水中に落としたらイヤだと、スノーケリングには防水デジカメ(Panasonic Lumix DMC-FT5)をあえて持ってこなかったのだが、水の中を覗いてみて後悔した。
それほど綺麗だったし、魚群がはっきりと見えたので、絶好のシャッターチャンスが何度もありそうだったからだ。
まあ、それでもガイドの人が撮ってくれた写真は私の雄姿(!?)も写っていたし、それなりに魚も写っていたので良しとするか。(3,240円の別料金かかったけど・・・笑)
ツアーの終了は12時過ぎ、送迎はホテルまでの予定だったが、希望すれば、那覇市内へ行く道中にあるビーチなどで下してくれるというので、那覇までバスで帰れる安良波ビーチで下してもらった。
スノーケリングのときのすべての写真と、その後の続きは旅行記をお楽しみに・・・(当分、写真のアップだけで完成しそうもないけど)

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2017.07.11

HSBC Premier Master Card の特典(benefits)を再発見

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先月のキューバ・メキシコ旅行の途上、往路のメキシコ・シティ国際空港(Mexico City Benito Juárez International Airport)でトランジットした際に、HSBC VIP Lounge (Salón HSBC Premier)を使ってみた。
意外に思うかもしれないが、 HSBC Premier Cardで使える空港のラウンジは、2015年5月21日付のコラム「HSBC香港の口座をプレミア(Premier)にアップグレード」で触れた4ヵ所のみ、そのうちの一つが、今回訪れたメキシコシティというわけだ。
ただ、メキシコシティ国際空港のHSBCラウンジは、営業時間が5時30分から23時と、帰りの日本行きのフライトのときは微妙に使いづらい時間なので、往路で使ってみたのだが、成田からメキシコシティ行きのフライトが3時間近くも遅延、当初に予定していた滞在時間がほとんどなくなってしまい、慌てて駆け込んだ次第だ。(笑)

ところで、帰国してからHSBC Premier Master Cardの特典(benefits)を見直してみると、かなり海外旅行に有用な特典があることがわかった。
例えば、エクスペディアプラス(Expedia+)の最上級会員であるExpedia+ gold Membershipのステータスが無料で入手できたり、15%割引で特定のホテルが予約できたりするようだ。(注:Expedia+ gold Membershipのリンクをクリックしたときに広東語のページが表示されるときは、一旦、https://www.expedia.com.hk/ 以降のURLを消してトップページを表示させ、英語ページに切り替えた後で、再度HSBC香港の該当リンクをクリックすると英語表示に切り替わる。)
ちなみに、エクスペディアプラス(Expedia+)の説明については、日本語サイトのメンバープログラムを参考にするといいだろう。

また、ボインゴ(Boingo)という世界各国にある約40万箇所のホットスポットにWi-Fi接続できるグローバルWi-Fiサービスに無料で加入できる特典があり、Boingo Wi-Fi for Mastercard Cardholdersから加入資格があるか確認することができる。
HSBC Premier Master Cardの保有者は無料登録可能というメッセージが出るので、そのまま手続きを進めるといいだろう。
なお、詳細は、2017年6月13日付の「バンコク雑記」の記事「世界100万ヶ所の Wifi を無料で使います(Boingo)」を参考にするといいと思う。
これら以外にも特典があるようで、次回の海外旅行のときにはいろいろ試してみようかと思っている。
参考までに、私の書いた記事と同じようなことが、2017年5月22日付のアメジスト香港スタッフブログ「HSBCプレミアマスターカード保有者の特典」ということで掲載されていた。
こちらも合わせてお読みいただければいいかと思う。

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2017.07.01

賃貸住宅入居者や大家向けの孤独死保険は高齢化社会の救世主になり得るか

平成29年(2017)版高齢社会白書の「高齢者の姿と取り巻く環境の現状と動向」によれば、65歳以上の一人暮らし高齢者の増加は男女ともに顕著であり、平成27(2015)年には男性約192万人、女性約400万人、高齢者人口に占める割合は男性13.3%、女性21.1%となっているそうだ。
私も将来的には他人事とは思えないので、6月17日の日経新聞の「おひとり様 『終活』で安心 生前整理・孤独死保険・・・元気なうちから、50~60代も」という記事を関心を持って読んでみた。
この中で気になったのが、孤独死保険のことで、現在の日本では高齢者が賃貸住宅に入居することが敬遠されがちなため、現役世代が持ち家のために、無理して住宅ローンを組むといったファイナンシャルプラン上の悪循環が生じていることが多い。
そういった問題の解決策の一つとして、こうした保険が役立ちそうな気がしたからだ。

大家向けの孤独死保険の市場が拡大してきているという記事は、2015年8月7日付の保険ジャーナルの記事「『孤立死』の片づけ費用を補償する保険が増加中」や、2016年5月17日付の毎日新聞「高齢者孤独死 販売拡大する『家主向け保険』」でも触れられているが、需要の高まりから大手損保が相次いで参入していることから家主側の選択の幅が広がっていることは朗報だろうか。
一方、賃貸住宅入居者側の保険や特約も出始めており、NPO法人「人と人をつなぐ会」が少額短期保険会社のメモリード・ライフと共同で開発した「希望のほけん」は、一人暮らしの引退世代の方のみならず、家族と離れて暮らす高齢者(老親)の加入も検討に値するだろう。
いざというときに備えるのが保険の役割の一つだが、死はいつかは誰にでも訪れるもの、終活の一つとして情報収集してみるといいだろう。
ところで、こうした保険で少しは高齢者の賃貸住宅入居事情は好転するものなのだろうか。

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おひとり様 「終活」で安心 生前整理・孤独死保険・・・元気なうちから、50~60代も (2017.6.17 日経新聞)

自分らしく人生を終えるために元気なうちから備えたい-。
そんな「終活」の裾野が広がってきた。
墓や葬儀について考えるだけでなく、身の回りの物を「断捨離」する生前整理を始めたり、入院などの際の身元保証を第三者に頼んだりするおひとり様が増えている。
人に迷惑をかけずに人生の最期を迎えたいという思いが垣間見える。

「あら、懐かしい。お父さんの還暦の写真だわ。こっちは孫からの手紙ね」。
目を細めるのは千葉県白井市に住む津々木多恵子さん(78)。
傍らではそろいのポロシャツを着たスタッフが所狭しと動き回る。
ある者は履物を箱に詰め、別の者は台所から戸棚を運び出す。

津々木さんは夫を1年半前に亡くした。
築38年の家には夫婦と独立した息子たちの荷物が残った。
「このままじゃいけないと思っていた」。
息子たちの勧めもあり生前整理を決心した。

請け負ったのは遺品・生前整理を手掛けるリリーフ(兵庫県西宮市)。
津々木さんが見守る中、朝9時に始まった作業は午後3時に終了した。
処分品は2トントラックで5台分。
費用は約36万円だった。

リリーフが手掛ける片付けの件数は年間1500件。
亡くなった親の遺品整理を子どもが頼むケースが多いが、「最近は高齢のおひとり様の生前整理が目立ってきた」と赤沢知宣おかたづけ事業部長は話す。
「放置したまま死ぬと家族に迷惑がかかる」という動機の依頼者も少なくないという。

■単身の高齢者増

かつて主流だった三世代同居が減る一方、増加したのはひとり暮らしだ。
2015年には65歳以上の男性の13%、女性の22%を占めた。
「いざという時に頼れる家族がいない」。
おひとり様向けサービスが広がる背景にはこのような事情がある。

NPO法人きずなの会(名古屋市)は家族に代わって病気やケガをしたときの支援や葬送を代行する「生前契約」の老舗だ。
中部・関東の14カ所に事務所を構え、契約者は累計で1万人近くに上る。

病院や施設・賃貸住宅への入居時の身元保証を軸に、手続きを代行したり付き添ったり、必要な物品を届けたりする様々な支援をワンストップで実行する。
契約者が亡くなれば葬儀や納骨もする。
身元保証だけでなく付き添いなどの生活支援や葬送も頼むなら、契約時に190万円の預託金が必要だ。
預託金は弁護士法人が管理する。

今年契約をした都内在住の70代の女性は「息子は遠方に住んでいて、緊急時に頼れない。入院や手術の際に職員に立ち会ってもらい助かった」と話す。
杉浦秀子・東京事務所長によると「将来に備えたいと50~60代の契約も増えている」という。

■家主損失カバー

新しい金融商品も出てきた。
その名も「孤独死保険」。
賃貸住宅の入居者が部屋で亡くなると、その後なかなか借り手が見つからなかったり、原状回復や遺品整理に多額の費用がかかったりすることがある。
孤独死保険はこれらの家主の損失をカバーする。

ジック少額短期保険(千葉県東金市)が販売する「生活安心総合保険」は「孤立死原状回復費用」の特約を付加できる。
入居者が加入するこのような保険は現在20社以上の少短保険が扱う。
家主が加入するものもあり、東京海上日動火災保険などが販売する。

国土交通省の調査では、賃貸住宅の家主の約6割が「高齢者の入居に拒否感がある」という。
生前契約や保険が広がれば、おひとり様の安心老後を後押ししそうだ。

■デジタル遺品(スマホ写真やメールなど)にも目配り

「あなたはパソコンやスマホを残して死ねますか?」
先月26日に開かれた「デジタル終活セミナー」。
講師の伊勢田篤史弁護士が問いかけると、参加者全員が首を横に振った。

デジタル終活とはパソコンやスマートフォン(スマホ)、オンライン上に保存した写真やメール、データなどの「デジタル遺品」について、自分の死後の取り扱いを考える活動だ。
スマホなどは画面にロックを掛けている人が大半だし、その中身は極めて「個人的」なものだ。

「家族には見せたくない写真がパソコンに入っている」という理由でセミナーに参加した会社員の女性(41)は、「データを隠すだけでなく、毎月利用料金を払っているネットの有料サービスなどを引き継いでおかないと死後、無駄に料金を払い続けてしまうことに気づいた」と話す。

伊勢田弁護士は「家族が困ったり悲しい思いをしたりしないよう、まず、残すものとそうでないものを分類する”棚卸”をし、それぞれに適切な対策をしてほしい」と呼びかけている。(土井誠司)

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