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2015.12.28

東海道新幹線プラスEXの損得勘定

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先日の「愛知投資家忘年会&地球が遊び場~伊勢志摩グルメ忘年会旅行(12月11日~13日)」のとき、私は東海道新幹線(新横浜-名古屋)の乗車区間について、JR東海のプラスEXを使ってみることにした。
当初の計画では、7月の立山・高山・伊勢の旅で使った青春18きっぷを買おうと思っていて、ちょうど私が旅行しようとしている期間は、青春18きっぷが利用可能な時期(2015年12月10日から2016年1月10日)だった。
ところが、頼みの夜行列車である「ムーンライトながら」は、2015年12月22日から2016年1月2日までの運行で、これが使えないとなると、横浜から延々と普通列車を乗り継いで名古屋まで行かないとならない。
片道ならまだしも、途中下車なしで往復するのは辛すぎるので、夜行バス(往路)と新幹線(復路)の組み合わせも考えたが、今年の旅行のテーマの一つが鉄道旅行なので、ダイナースカードの付帯サービス(JR東海プラスEXサービス/年会費540円)で作ったプラスEXを使ってみることにした。
ちなみに、プラスEXサービスを使うには、申し込み可能なクレジットカードであればOKなので、ダイナースカード「プラスEXカードナビのカテゴリーでは三井住友トラストクラブ(株)/旧シティカードジャパン(株)」である必要はない。

このプラスEX、東海道新幹線のチケット予約に際して、いろいろな割引が適用になり、一見するとお得なようであるが、気をつけないといけないのは、東海道新幹線の前後区間が、原則として私鉄かバス、あるいはレンタカーの場合でないと、必ずしも得するかどうかはわからない。
ICサービス(プラス)の予約方法に関する注意に、「プラスEXでは、東海道新幹線のご利用区間について、特急券と乗車券の効力が一体となった(特急券・乗車券の区分のない)おねだんが適用されます。(通常の乗車券に付加される「都区内」「市内」等は適用されません。)在来線と乗継になる場合、東海道新幹線と在来線の運賃は別計算となるため、プラスEXの方が通常のきっぷより高額となる区間があります。」と書かれているように、JRの通し運賃計算や、新幹線と在来線特急との乗継割引運賃などは適用されないので、プラスEX運賃ナビで計算するだけでなく、JRのチケット予約に関する最低限の知識も求められるだろう。
簡単に言えば、東京、新横浜、名古屋、京都、新大阪といった「のぞみ号」停車駅で、私鉄や地下鉄に乗り継ぐ場合や、新幹線下車駅からレンタカーを使う場合はプラスEXで予約を、東海道新幹線の前後に長距離のJR在来線を使う場合、特に、名古屋や新大阪で在来線の特急に乗り継ぐ場合は一般のチケットを取った方がいいだろう。

とりあえず、下表が私の乗車した新幹線の運賃比較だが、乗車日の3日前までの予約で利用できるIC早得(プラス)こだま☆楽旅IC早特を利用すれば、グリーン車を割安な運賃で乗ることができる。
一般料金で乗った場合は、復路のひかり号のみグリーン車にするだけで、プラスEXですべてをグリーン車(早得適用)にした場合の運賃を上回ってしまうという結果が出た。
少なくとも、往路の乗車券は、プラスEXの場合、静岡で分断されるので割高になるにもかかわらず、こういう結果が出たということは、単純に東海道新幹線の利用+短距離の在来線であれば、グリーン車による快適な旅ができるということである。

こだま号を利用する場合は、JR東海ツアーズが提供しているぷらっとこだまに近いイメージがあるが、新横浜-静岡がグリーン車利用で5,900円、静岡-名古屋が6,600円なので、ICカードの年会費を考慮しなければ、プラスEXの方が若干お得である。
年会費がかからないこと以外に何が違うかというと、「ぷらっとこだま」の場合は、店頭(JTBの支店でも可)であれば出発前日まで予約可能という点、また、2日前までなら電話でも予約できるという点、そして、座席数に制限がないことだろうか。
私は今回の旅行で名古屋から伊勢志摩方面の足を近鉄特急にしたのだが、これをJRにした場合は、一般料金で買う乗車券はすべての区間が通し運賃になるので、横浜市内から鳥羽(伊勢鉄道経由)までの乗車券は、7,020円(437.4キロ/4日間有効/途中下車可能)となり、プラスEXを使い、横浜-新横浜(7.9キロ/電車特定区間IC運賃 165円)と、名古屋-鳥羽(100.2キロ/1,940円)を別枠で購入した場合と比べて、乗車券に関しては片道700円ほど安くなる。
要は、目的に応じた使い分けをどうするかでお得に旅行できるかどうかが決まるだろう。

ついでながら、私はJR東海の50+(フィフティ・プラス)にも入会することにした。
これは、今後の旅行でどの程度利用するかわからないが、入会金や年会費が無料だし、同行者は年齢制限がないので、たとえ使わなかったとしても、損失はないからだ。
それにフリープランがあるので、今回のような名古屋でのオフ会や、大阪でのオフ会があるときはこれを使うことができるだろう。
特に、最近は外国人観光客が増えて、京都や大阪のホテルが取りづらくなっているので、こうしたパッケージツアーを使えば割安に旅行できるかもしれないからだ。
とりあえず、東京と大阪を行き来する人は、こうした東海道新幹線のプランを使うのがいいか、それとも東京(成田)-大阪(関空)間はジェットスター(Jet Star)ピーチアビエーション(Peach Aviation)のような国内線LCC(Low Cost Carrier=格安航空)を使う方がいいのか。
気になる人はスカイスキャナー(Sky Scanner)も合わせて調べてみるといいだろう。


区間プラスEX(グリーン車)利用 一般料金(通常期・指定席
横浜-名古屋横浜-静岡横浜-新横浜(SUICA)165円乗車券(横浜市内-名古屋市内)5,620円
新横浜-静岡(こだま☆楽旅IC早特)5,470円こだま特急券(新横浜-静岡)3,000円
静岡-名古屋静岡-名古屋(こだま☆楽旅IC早特) 6,230円こだま特急券(静岡-名古屋)3,000円
名古屋-横浜名古屋-新横浜(ひかりIC早得)11,180円乗車券(名古屋市内-横浜市内)5,620円
新横浜-横浜(SUICA)165円 ひかり特急券(名古屋-新横浜)4,620円
合計23,210円21,860円
(復路をグリーン車にした場合は+3,590円)

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