« メガバンクと信用金庫、メインバンクにするならどっち? | トップページ | 退職後の住民税(普通徴収分)は重税感たっぷり »

2015.10.17

タイの列車のチケットを12GO Asiaでオンライン予約してみた

11月から翌年の2月まではタイを旅行する上ではベストシーズンとなる。
実のところ、英語の旅行ガイド、例えば、Rough GuidesにはWhen To Go(いつ行くか)という項目で、The cool season (Nov–Feb) is the best time to come to Thailand.(タイに来るなら11月から翌年2月の乾季がベストシーズンです。)と明記されている。
ここを日本のガイドブックは曖昧な記述にするから、いつでも大丈夫のような印象を受けることもあるが、雨季(6月から10月)はマリンレジャーをするなど渡航目的によっては不向きな季節となる。
それゆえ、西洋人を始めとしてクリスマス休暇に突入する年末の時期は元より、今後数ヵ月間のうちにタイを旅行する人は、ベストシーズンに突入するため、人気路線のLCC(Low Cost Carrier=格安航空)や、列車、長距離バスは混み合うことが予想される。

私は来月、チェンマイのロイクラトン祭り(Loy Krathong Festival in Chiang Mai)見物を兼ねた、タイ・香港旅行を計画しているのだが、友人の野澤さんご夫妻がやっているフジヤマツーリストのツアーが現地集合現地解散でも参加可能なため、チェンマイからバンコクまでを列車に乗ってみようと思った。
そこで、タイ国鉄(State Railway of Thailand)のウェブサイトにアクセスしてみたが、かつては存在したオンライン予約のページがなくなっていた。
英語サイトでは鉄道旅行のバイブルとも言えるThe Man in Seat 61によれば、2013年1月以降、直接のオンライン予約はできなくなったとある。
そこで、これに代わるものとして推奨されているのが、12GO Asia(パソコンサイトは一部日本語あり、iPhoneアプリは英語のみ)というオンライン予約サイトで、これを使えば、タイの列車のチケットを予約することが可能になるというわけだ。

12Go Asiaを使ったチケット予約の方法は、アジアトラベルノートの記事「タイ国鉄の列車をオンライン予約できるサイト(2015年9月26日)や、松尾要氏のブログ記事「タイの寝台列車はオンライン予約ができるよ♪(2015年3月26日)」でも解説されているので、それを参考にしてもらいたいのだが、タイの列車に関して言えば、乗車日の2カ月前に予約の可否の回答がメールで送られてくるようだ。
予約する際に重要なのは、「If My Chosen Seats Are Not Available(選択したチケットが取れなかったら)」という項目で、タイの列車は予約が混みあうので、希望の席が取れないことがあります(Trains in Thailand are quite booked, so it may happen that your required berths/seats are not available.)と、注意書きがされている。
これは、最初に書かれている「We are not (yet) an online system for Thai Railways. We are manually buying tickets for you at the station. Trains in Thailand are usually pretty full (especially VIP class compartments).(私たちのシステムはタイ国鉄のオンライン予約ではありません。私たちは貴方に代わって駅までチケットを買いに行っております。タイの列車は常に混みあいます。)」というリスクがあるため、選択肢をあらかじめ提示して欲しいということだろう。
私の場合は、乗車日の2ヶ月以上前にオーダーを出したため、超人気路線の夜行寝台が取れたとの連絡があったのだが、これからタイを列車で移動しようと思っている人は、このウェブサイトを使ってみたらいかがだろうか。
ちなみに、チケットの現物の受け取りについて、現地でピックアップするか、日本へ送ってもらうかの選択は、自分の旅程と付け合わせて決めればいいと思う。

ところで、私は、この12GO Asiaや、同じようにオンライン予約ができないクロアチア国鉄(Croatian Railways)のチケットをレイルヨーロッパで手配できるのを見て思ったのが、こういったシステムを日本のJRの外国人向け予約にも使えないかということだ。
国内居住の日本人は、日本の鉄道ほど世界に冠たるものはない、と豪語するだろうが、それは時間に正確だということであって、決してオンライン予約システムが優れているわけではない。
ただ、最大のネックは日本の鉄道網があまりにも発達し過ぎて、人力でチケッティングできるレベルを超えてしまっていることだ。
おもてなし信仰だけでは『みどりの窓口』の外国人の行列は増える一方だ(2015年8月3日)」でも紹介した東洋経済の記事「プロから見て、新幹線には大きな欠点がある(2015年7月31日)」にあるように、外国人観光客向けのオンライン予約システムは未整備の状態だ。
JR各社や、日本の旅行会社が外国人向けのオンライン予約システムを整備できないのであれば、たとえ外国企業であっても、12GO Asiaのような事業計画を提出できる会社を募るときが来ているのではなかろうか。

*****************************************************

(注)2017年2月1日からタイ国鉄のオンライン予約システムが再開されました。

*****************************************************

|

« メガバンクと信用金庫、メインバンクにするならどっち? | トップページ | 退職後の住民税(普通徴収分)は重税感たっぷり »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/82450/62495569

この記事へのトラックバック一覧です: タイの列車のチケットを12GO Asiaでオンライン予約してみた:

« メガバンクと信用金庫、メインバンクにするならどっち? | トップページ | 退職後の住民税(普通徴収分)は重税感たっぷり »