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2015.03.22

エアーアジアからアセアンパス(Air Asia Asean Pass)発売

エアーアジアの英語サイトにアセアンパス(Air Asia Asean Pass)のページがある。(現時点で日本語サイトには記述がない)
このアセアンパスは、今年の1月15日から発売を開始した東南アジア周遊チケットで、ASEAN10ヶ国(マレーシア/Malaysia、インドネシア/Indonesia、シンガポール/Singapore、タイ/Thailand、ブルネイ/Brunei、カンボジア/Cambodia、フィリピン/Philippines、ラオス/Laos、ミャンマー/Myanmar、べトナム/Vietnam)を結ぶ路線が対象となる。(AP on Nov. 20, 2014 - AirAsia to launch Southeast Asian air pass)
各区間の距離によって1クレジット、または3クレジットが割り当てられ、30日間に10クレジット分乗れるパスがUS160ドル(18,000円)、60日間に20クレジット分乗れるパスがUS290ドル(32,000円)となっている。
日本人旅行者にとってポピュラーな渡航先であるバンコク(Bangkok)からシンガポール(Singapore)やクアラルンプール(Kuala Lumpur)、バリ・デンパサール(Denpasar)へ飛ぶと3クレジット、ホーチミン(Ho Chi Minh City)やヤンゴン(Yangon)へ飛ぶと1クレジットといった按配だ。

このことは、いくつかの旅行系ブログなどで紹介されているが、コタキナバルの旅行会社NIKIBIX TOURSが提供するブログ「コタキナバルの歩き方」から「エアアジアASEANパス発売開始!(2015年2月16日)」が日本語情報としては詳しくてお勧めだ。
アセアンパスは、一見するとバックパッカーなど自由旅行者に適しているように思えるが、いくつか制限条項があるので注意が必要だ。

・Credit can only be redeemed for your base fare.(パスに含まれるのは基本運賃のみ)
・Any airport tax and add-ons such as check-in baggage, inflight meals, seats and travel insurance are to be paid separately.(空港税、預け荷物、機内食、座席指定、旅行保険などは別途支払うこと)
・Each flight will need to be redeemed at least 14 days before departure.(利用日の14日前までにフライト予約が必要)
・Each route can only be redeemed once using an Air Asia Asean Pass.(同じルートの利用は1回限りで往復も不可)
・Travellers must be 12 years old and above.(旅行者は12歳以上であること)
・Flight redemption is limited and subject to seat's availability, it may not be available on every flight or day, ie weekend, public holiday and school holiday.(フライト予約の可否は空席状況次第。週末、祝日、スクールホリデー期間など、満席だと予約が取れない場合あり)
・All GST and taxes are payable only upon flight redemption and not charged on Air Asia Asean Pass.(消費税、その他の諸税はチケットの予約時にかかり、アセアンパスには賦課されない)

この中で一般の日本人旅行者にとって辛いのは、日本発のフライトがアセアンパスの対象とならないことと、最低3ヶ国の周遊をすることが日程的に厳しいことだろうか。
それでも、バンコク(Bangkok)を起点に、バリ・デンパサール(Denpasar)-シンガポール(Singapore)-バンコク(Bangkok)という周遊ルートを組むと、すべて3クレジットが必要になるため、1クレジットだけ余るもののUS160ドル(18,000円)という価格はリーズナブルにも思えるがいかがだろうか。

ちなみに、9月の5連休(シルバーウイーク)を挟んで1週間程度の旅行を計画した場合、9月20日発のバンコク(Bangkok)-バリ・デンパサール(Denpasar)の基本割引運賃がUS122.13ドル(14,660円)、9月24日発のバリ・デンパサール(Denpasar)-シンガポール(Singapore)がUS107.55ドル(12,918円)、同日乗り継ぎでバンコク(Bangkok)へ戻るとUS97.75ドル(11,734円)であり、10クレジットパスのUS160ドル(18,000円)の方が大幅に安くなる。
仮に、バンコク(Bangkok)-バリ・デンパサール(Denpasar)の単純往復でも、9月24日発のバリ・デンパサール(Denpasar)-バンコク(Bangkok)はUS89.96(10,804円)で、10クレジットパスのUS160ドル(18,000円)の方が安い。
復路がシンガポール経由で、時間がかかることを差し引けば、利用価値があるのではないだろうか。
もっともシンガポールで同日乗り継ぎせずに、数日滞在しても構わないわけで、そうすることによってさらに価値が高まるというわけだ。

それと、10クレジットパスのUS160ドルというのは3月20日の為替レートで計算すると、19310円(OANDAの仲値でUS1ドル=120.7円)、現時点の価格では日本円で決済した方がお得ということになる。
さらに、エアーアジアの本拠地であるマレーシアの通貨で決済すると、499リンギット(実勢為替レートは1RM=32.4円)で16,170円、未使用のパスの有効期限は購入日から1年間(Air Asia Asean Pass FAQs No.11 - Your pass is valid for 1 year from date of purchase.)なので、9月のシルバーウイークに私が例示したような旅行を考えるならば、今のうちにマレーシア・リンギット建でクレジットカード決済するといいだろう。
この為替の法則は、前述のエアーアジアのウェブサイト上における一般運賃のドル円換算を検証する限りでは、ほぼ実勢レートに近く、該当しそうもないので、アセアンパスだけの僥倖と言えよう。

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