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2013.11.30

欧州鉄道時刻表の復刊とTC販売終了に見る海外旅行スタイルの移り変わり

1986年2月、私が友人4人と生涯最初の海外旅行へ行ったとき、渡航先は西欧諸国だった。
メンバーの誰もがロクに英語も話せないまま自由旅行へ旅立ったとき、西欧諸国を鉄道旅行するにあたって必携の持ち物の一つが、欧州鉄道時刻表(Thomas Cook European Timetable)だった。
さすがに全員が大学生だったこともあって英語を読むことは何とかできた私たち、すべてが英語で書かれた時刻表を必死に読みこなしながら、駅の窓口では筆談で指定券や寝台券を取ったものだった。
乗車券はもちろんユーレイルパス(Eurail Pass)、挨拶とYes、NO、そしてThank youしか言えなかった私たちが自由旅行をするときの、まさにバイブルが、「地球の歩き方 ヨーロッパ」と、この時刻表だったわけだ。

そのバイブルが8月で休刊になると聞いたとき、私は一つの時代の終わりを感じた。
私は欧州鉄道時刻表(Thomas Cook European Timetable)を買ったのは、1986年に始まり、日本語解説版ができてからは1992年のギリシャ・スペイン旅行1994年の西欧旅行1996年のポルトガル・ベルギー・オランダ旅行1998年のスペイン・オランダ旅行2001年のイタリア・マルタ旅行、そして最後は2008年のフランス・イタリア・ドイツ旅行と、欧州へ旅行へ行くときは、必ずと言っていいほど持参した。
ところが、最近では欧州へあまり行かなくなったこともあるが、各国の鉄道のウェブサイトが充実し、事前にあるいは旅先でインターネットに接続して時刻表を調べればよくなったので、あえて冊子を購入して持参する必要がなくなってきていた。
特に、ここ2~3年は、私もそうだが、各国の旅行者自身がパソコンやiPadを持ち歩くようになったので、ますます紙媒体の需要が減っていたのだろう。

ところが、一旦は休刊(こういうときは自然に廃刊になることが多いが)になった欧州鉄道時刻表(Thomas Cook European Timetable)が復活するという。(International Railway Journal - European Rail Timetable to be re-launched in February)
旅の楽しみの一つが、旅行の計画そのものだということは私も肌身で理解できる。
ウェブサイトでは単発の検索はできても、列車を乗り継いで未踏の地へ行く楽しみをかきたてられることはない。
おそらく、ヨーロピアン・レール・タイムテーブル社(European Rail Timetable Limited)を立ち上げたジョン・ポッター(John Potter)氏らは、そういう需要がまだあると見込んだのだろう。
日本語解説版までが復刊するかどうかはわからないが、私も久々に欧州鉄道旅行を再開してみたいと思った。

一方、ひっそりとニュースになったのは、アメリカンエキスプレス社が2014年3月でトラベラーズチェック(TC/travelers check)の国内での発行を取りやめるというものだった。
私も最近では海外のATMから直接引き出すことが増え、ほとんど使わなくなったトラベラーズチェックであるが、弊サイトの「両替はどこでするのが得か?」で触れているように、欧州旅行の際には相変わらず有利な換金方法であるため、ユーロ建のものを買う機会は意外にあったのだ。
しかし、三菱東京UFJ銀行系列の外貨両替専門店、ワールドカレンシーショップでもアメックスのTC販売終了に伴って、3月末でTCの販売を取りやめるとあるので、横並びの日系金融機関での販売は終了とみていいだろう。
外資のシティバンクでは、他社のTCを販売することを検討中と言われたが、需要が減っている今ではなかなか難しいと思われる。
結局のところ、TCは現地での換金箇所も限定的で、空港を出るとなかなか両替できるところを探すのが大変だったりするので、これも一つの時代の流れなのだろう。
今や、たくさんのお金を持ち歩いて旅行する時代は終わったのだ。

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「ヨーロッパ鉄道時刻表」来年2月復活へ・・・トーマスクックの元編集者が新会社 (2013.11.2 Response)

8月で休刊となった欧州の鉄道時刻表「トーマスクック・ヨーロッパ時刻表」が2014年2月、元編集者の立ち上げた新会社により事実上の「復活」を遂げる見込みとなった。
鉄道業界誌インターナショナル・レールウェイ・ジャーナル(オンライン版)が報じた。
英トーマスクック社の欧州鉄道時刻表は1873年に創刊。
その後140年間、世界各国の旅行者や関係者に親しまれてきたが、同社の出版事業撤退により8月で休刊となった。
休刊後、元編集者のジョン・ポッター氏らが復刊を目指し、「ヨーロピアン・レール・タイムテーブル(European Rail Timetable Limited)」社を設立。
同社がトーマスクック社から時刻表を出版する権利を譲り受け、2014年2月から欧州鉄道時刻表を発売することとなった。
同社はすでにウェブサイトを立ち上げており、同サイトには2014年初頭に第1号を出版する予定とのメッセージが書かれている。

関連記事

「トーマスクック・ヨーロッパ鉄道時刻表・日本語解説版」休刊のお知らせ (2013.8.19)
Telegraph - The end of the line for Thomas Cook's rail 'bible' (29 Aug 2013)
Telegraph - European Rail Timetable 'saved' (04 Nov 2013)

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トラベラーズ・チェック販売終了のお知らせ

アメリカン・エキスプレス・トラベラーズ・チェックは、2014年3月31日をもちまして、日本国内での販売を終了させていただきます。
国内での販売は終了いたしますが、アメリカン・エキスプレス・トラベラーズ・チェックは、2014年4月以降も従来通り、世界中でご利用いただけます。
また、国内でも引き続き換金いただけますのでご安心ください。
お客様にはご不便、ご迷惑をお掛けいたしますことをお詫び申し上げます。

■ 本件に関するお問い合わせ先:
0120-779656 (通話料無料/8:30~17:30/日曜休) 携帯電話などからは 03-5767-4156

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2013.11.29

専業主婦と年金生活者に有利なニーサ(NISA)口座

去る10月26日に私は「複雑怪奇な小額投資非課税(ニーサ/NISA)口座」というコラムを書いた。
これに加え、晋陽FPオフィス代表のカン・チュンド(Choong Do Kang)さんは、この制度は非課税口座内の資産管理が面倒な上に、制度の適用が原則5年であるために、ETFなどの長期積立を利用した資産形成には適さないと言う。
詳しいことは「NISAはどうさ? 良くないさ。その一 【催眠術編】」から始まるコラムをお読みいただくとして、2013年7月3日付の日経新聞の記事「NISAに意外な落とし穴、株高持続へ是正急務」(2013年7月5日-テレビ・新聞を見て-少額投資非課税制度勉強の資料)や、友人であるPharmさんの「ブラックジョークの方程式-NISAでカモダックにされる!予告!ダマしのテクニックと回避方法(2013年9月30日)」でもニーサ(NISA)口座の制度上の欠陥が指摘されている。

このように使い勝手の悪いニーサ(NISA)口座だが、最大限のメリットを得られるのは、現行でも「特定口座かつ源泉徴収あり」を選択せざるを得ない専業主婦を始めとするヘソクリ投資家だ。
なぜかというと、主たる納税者(多くの場合は夫)が税法上の扶養控除を得るためには、被扶養者(多くの場合は妻)の年間の合計所得金額を38万円以下に抑えなければならない制約があるからだ。
つまり、一般の投資家が株式譲渡に際して年間損失を計上した場合は、それを確定申告(損失繰越)することによって、翌年以降に株式譲渡益が出た場合、過去3年以内の損失と相殺できるメリット(上場株式等に係る譲渡損失の損益通算及び繰越控除)があるのだが、被扶養者となっている人がそれをしてしまうと、損益通算前の株式譲渡益が合計所得金額に計上され、相手方の扶養控除枠を外れてしまう可能性があるからだ。
そうなると主たる納税者(多くの場合は夫)に所得税、住民税の追徴を始めとする苛酷な(!?)ペナルティが課せられることになる。
但し、タックスアンサーの上場株式等の配当所得に係る申告分離課税制度の項目で「5 その他」の扶養控除等の判定(※)には、申告分離課税を選択した配当所得を株式譲渡損と相殺する場合は、配当(分配)金は合計所得金額に含まれないとあり、ここまで複雑にするか、と言いたくなる。

わずかな所得税、住民税の還付金を目当てに糠喜びの罠に陥らないためにも、一時的な損失は忍の一字という専業主婦投資家たち、こういった人たちは儲かったときは当然のごとく税金は源泉徴収されたままになる。
従って、彼女たちは投資資金の一部をニーサ(NISA)口座で運用することによって、儲けが出たときのメリットを享受できる。
損失が出たときに繰越できないデメリットは、前述したように特定(課税)口座でも実質的に同じなので、彼女たちだけは2014年1月以降の新規投資はニーサ(NISA)口座で、ということが言える。
ただ、このようなメリットも期間限定であることは注意が必要で、10月26日付のコラムで触れたように、非課税の期間(原則として5年)を超えて保有した場合に税制上の不利益を被る可能性があるのは一般の投資家と同様である。

ところで、彼女たち専業主婦と同じような境遇にあるのが、多くの年金生活者と、株式などの配当収入だけで食っている自遊人だ。
自遊人は将来の私かもしれないのだが、源泉分離課税のメリットを最大限に生かせば、適用される法令によっては住民税の非課税世帯と同じような手厚い(!?)行政サービスを受けられることになる。
そんな彼らにもニーサ(NISA)口座は役立つかもしれない。
もっとも年間わずか100万円の投資元本から最大限の配当を得ようとすれば、「利回り18% この高分配ファンドでラクラク生活ができる」に掲載されているようなファンドに投資しないといけないだろう(2012年4月22日-500万円の投資で毎月10万円、年率20%の分配金で束の間の宴を楽しもう)が、このコラムを書きながら私は思った。
日本はつくづく納税者に苛酷で、NO税者に優しい国なんだな、と・・・

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2013.11.24

ワールドインベスターズ関西オフとHSBC香港口座凍結ネタ

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去る17日、ワールドインベスターズの関西オフ会が、ほぼ1年ぶりに京都で開かれた。
このイベントは、私がカフェバー・さばいでぃー(Cafe & Bar Sabaidee)の開店祝いに大阪へ行くことを伝えたときに、yonyon88さんが企画してくれたものだ。
私と彼女以外の参加者は、前夜に引き続いてさっくん、そして、りりぃ☆リトリートさん、tsukasaさん、ロングタームさんの合計6名だ。
イベントのメインは、サントリー京都ビール工場のザ・プレミアム・モルツ講座、11月は毎週金・土・日・祝日のみ開催で、しかも1日2回(10:30~12:00、14:00~15:30)しか開かれないと書かれてある。
関西オフのときは、必ず(!?)タダ酒の試飲がイベントに組み込まれているので、あまり覚えていないのだが、これは今回が初めてだろうか。

さて、講座のプログラムは、ビールの素材体験・つくり手の想い紹介映像、続いて、製造工程見学、最後が、試飲・ビールのおいしい注ぎ方という段取りだ。
要は、工場見学ついでに無料のビールが3杯飲めるという企画だ。
そして、このイベントでは、あまり飲む機会のない、黒のプレミアム・モルツが飲める。
私もモルツは結構頻繁に飲む方だが、黒は見たことがなかった。
そして、これを見たとき、2005年12月に行ったラオスのビエンチャンで黒のビアラオを飲んだときの記憶が蘇った。
前夜に辻さんの店に行ったからだろうか。(笑)

ところで、今回のオフ会では参加者の一人が面白いことを言っていた。
HSBC香港の口座開設ツアーに参加したファイナンシャル・プランナー(FP)の何人かが、口座凍結予告を受けて大騒ぎしていると言うのだ。
要は、HSBC香港に口座を開いてから、2年間何もしなければそういう目に遭うというのは、事情通には周知の事実だが、日本の常識で物事を判断している人は大慌てになるようだ。
実際、そういう人たちは、「2年間利用しないと口座凍結?(2013年10月9日-香港HSBCお助け支店 支店長ブログ)」の相談者と同じような境遇にあるのだろうが、彼らの中には「(業者に)騙された!」とか筋違いのセリフを吐く人もいるそうだ。
私はそれを聞いて思った。
「私もファイナンシャル・プランナー(FP)の有資格者だから言わせてもらうが、FPさんたちよ、頼むから何の目的もなしに、しかも口座開設ツアーを使ってまで香港に口座を作りに行かないでくれ!貴方がたはそういう素人をたしなめるのが仕事じゃないのか。」
いずれにせよ、何かに踊らされてHSBC香港に口座を、とか考えている人は「HSBC香港の口座開設が難しくなる?? 口座開設ツアーなるものが続いてる限りはそうでしょうね」というコラムを一度お読みになることをお勧めしたい。

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2013.11.23

開店おめでとう!カフェバー・さばいでぃー(Cafe & Bar Sabaidee) IN 大阪

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cafe bar sabaidee 案内図

私の旧来のネット仲間であるhideyaさんこと辻さんが、11月2日にカフェバー・さばいでぃー(Cafe & Bar Sabaidee)フェイスブックページ)を大阪市内で開店したというので、先週の16日に行ってみた。(案内図:写真右 店主のご友人のツッチーさん作成 クリックすると拡大します 住所:〒553-0002 大阪市福島区鷺洲2-10-26 電話:06-6136-7474 営業時間:火曜から金曜 Breakfast 7:00 - 11:00、Lunch 11:30 - 14:00、Tea Break 14:00-16:00、Dinner 18:00 - 22:00 (L.O. 21:30) 土曜 Breakfast 7:00 - 11:00、Lunch 11:30-13:00、Tea Break 13:00-16:00、Dinner 18:00 - 22:00 (L.O. 21:30) 日曜 Breakfast 7:00 - 11:00、Lunch 11:30-13:00 月曜休)
彼はサラリーマン時代に、海外青年協力隊からラオスに2年間派遣されていたことがあり、そのときに学んだラオ語の挨拶の言葉が、店名となっているさばいでぃー(Sabaidee)というわけだ。

その辻さんが起業して新規開店したカフェバー・さばいでぃー(Cafe & Bar Sabaidee)に行ったのは、私とワールドインベスターズ仲間のさっくん、そして彼の友人の山中さんの3人だ。
ワールドインベスターズの関西オフは翌日だったのだが、私とさっくんは前夜際のためにここに来たというわけだ。
また、辻さんと共通のネット仲間の三谷眞紀さんも同じ日にここへ来ていたのだが(一泊二日大阪京都・前編)、彼女は昼に来て京都へ行ってしまったようなので、会えずじまいだった。
そう、私が辻さん(hideyaさん)や三谷さんと最初に会ったのは、2002年5月18日の「それゆけ Laajawaab and Beagle 合同オフ会 IN 京都」、今から10年以上も前のことなのだ。

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ところで、私の当初の計画では、ここで軽く飲んでから二次会にでも行こうかと思っていたのだが(笑)、この店の料理が結構美味しく、価格もリーズナブルで、おまけに3人の会話も弾んだので、結局閉店まで長居することになった。
タイやラオスのビールも仕入れているので、リーズナブルに東南アジアのビールを飲みたいという人はいかがだろうか。
私は横浜在住で彼の店に頻繁に行くことはできないが、関西地区在住の方は是非とも行ってみるといいだろう。
ちなみに、彼は英語とラオ語が話せるので、外国人の方にもお勧めだ。(笑)
ついでながら、彼には訪日外国人向けのフリーペーパーKansai Sceneなどへの広告掲載も検討するように言っておこう。
2020年の東京五輪開催に向けて、ディープな大阪案内ができる店という口コミが広がれば、それが集客に繋がることは大いにあり得るからだ。

それにしても今回のカフェバー・さばいでぃー(Cafe & Bar Sabaidee)開店は私にしては結構驚きだ。
2012年3月17日にアジアン雑貨の通販サイトFiveRiversStoreをやっている宇野さんと一緒にやったミニオフのときに、辻さんは数年内に今の職場を辞めたいとは言っていたものの、まさか飲食店をやるとは想像だにしていなかったからだ。
今の時代、サラリーマンをやっていても先を見通せない時代、あえて自分を信じて起業をするというのも十分にありだろう。
是非とも彼には店の経営を軌道に乗せて成功してもらいたいものだ。
私も大阪へ行く機会があれば店へ寄らせてもらおうと思っている。
それが唯一、私にできる彼への支援だからだ。
あとは、ラオスのランサン証券(Lanexang Securities)に郵送で口座を開いて投資をしろとアドバイスすることぐらいだろうか。(爆)

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2013.11.14

新宿のホテルで1泊4,000円の損得勘定

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つい1週間前にアゼルバイジャンから帰国して以来、一緒に旅行へ行ったメンバーがワールドインベスターズカフェのイベントに来るというので、11月11日はワールドインベスターズの66 Liveのハッピーアワー、12日は越境会の第5回定例会と、週始めにも関わらず、連チャンで飲み会に参加した。
ちなみに、月曜日はアゼルバイジャンのメディアの取材が入り、Today.Az - Japanese expert: Azerbaijan's historical lands were occupied by Armeniaという記事や、Azertag News-Agencyでは66 Liveの模様が動画(アゼルバイジャン語)で配信された。
もはや凄いというしかないだろう。

ところで、私はと言えば、月曜は何とか帰宅したものの、さすがに火曜は帰宅すると辛くなりそうだったので、新宿のビジネスホテルを取ることにした。
横浜在住の私としては、都内での飲み会が長引きそうなときは、終電に間に合わずにタクシーに乗ったり、ネットカフェに泊まったりするのを避けるため、あらかじめホテルを取ることがたまにある。
さて、今回取ったホテルは、ビジネスホテル「すえひろ」(〒160-0022 東京都新宿区新宿4丁目4番14号 TEL/FAX 03-3341-3181)、ここは新宿駅の近くにありながら1泊4,100円(税込)、しかも和室の部屋もあるところだ。
行き方は、東京メトロの新宿3丁目駅下車、E6出口から出て、セブンイレブンの横にある「新宿4丁目3」の住居表示板のある路地を入ればすぐだ。

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都心で和室のあるホテルと言えば、2011年2月25日のコラムで書いた「ホテル福田屋」があるが、私としてはこちらの方がお勧めだ。
「すえひろ」も格安しかも駅近なのだが、デメリットは、チェックインが17時、しかも入浴が概ね22時半で終わり、門限が24時と、時間の制約が多過ぎることだ。
飲み会の開始が19時と遅かったので、外出前に入浴、しかも一番風呂だったのだが、このあたりをどうにかしてもらわないと困るだろう。
今の季節なら逆に入浴などしない方が風邪を引かないでいいのだが、夏に泊まるにはかなり厳しいような気がする。
まあ、当日の朝に予約したので、選択肢もあまりなく、文句は言えないのだが、次回は東京の安い宿(東京都簡易宿泊業生活衛生同業組合)のページにある宿から選んでみようと思う。
値段が値段だけにあまり期待はできないが、このウェブサイトは英語版もあるので、泊まるホテルによっては、意外な国際交流ができるかもしれない。
その方が生きた外国語を学ぶ機会もありそうだけど、皆さんはいかがだろうか。

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2013.11.10

ワールドインベスターズTVがアゼルバイジャンで紹介された日

今月の初めに私が20名の仲間とともにアゼルバイジャン・カスピ海経済視察ツアーに旅立ったとき、まさかこんな展開になることは想像だにしていなかった。
私は石田さんの企画するビジネス視察ツアーに参加するのは初めてだし、日本を代表するような経済団体の訪問であればまだしも、そうでない私たちのような経済ミッションが現地プレスで紹介されるとは考えもしなかったからだ。
もっとも、今回のミッションには駐日アゼルバイジャン大使館(Embassy of the Republic of Azerbaijan in Japan)のギュルセル・イスマイルザーデ(Gursel Ismailzade)特命全権大使も関わっていると聞いていたので、彼のおかげで私たちは人生で二度とないような貴重な体験ができたというわけだ。
何しろ、今回の企業訪問先では、現地大企業の役員の方々とお会いしたわけで、私のような個人投資家でしかない人間がその場にいていいのかと思ったくらいだ。

そして、4日の企業訪問は未来都市プロジェクトの紹介がメインだったこともあり、特に最初のバクー・ホワイト・シティ計画(Baku White City Project)のブリーフィングのときは、和やかな雰囲気が漂っていて、私たちも気楽にしていられたのだが、5日のアゼルバイジャン経済産業省(Ministry of Economy and Industry of the Republic of Azerbaijan)関係者とのビジネスセッションになると、会場が緊張感に包まれていて、各自の座席の前にはマイクが置かれており、それを見た私は「(英語で)何を話せというのか」と心の中で思った。
しかし、心配は杞憂に終わり、実際に話したのはリーダーの石田さんと、私以外の数人の方だけで、それもラミル(Ramil Jafarov)さんという日本語ガイドがいたので、英語で何かを言わないといけないシチュエーションにはならなかった。
ただ、相手方のスムガイト化学工業団地(SCIP/Sumgait Chemical Industrial Park)の投資部門責任者、ガディル(Gadir Huseynov)さんは、通訳を通すのが煩わしいというので、すべてを英語でブリーフィングしていたほどで、英語が国際語と化している現代において、やはりここが日本人の対外ビジネスのネックなのかもしれない、ということを痛切に感じた。

そして、無事に帰国して、旅行記用の写真をアップするのと同時に、旅程が当初の日程とだいぶ変わったので、それをあらためて整理してみた。
今回は久々に英語版の旅行記も文章を入れてみようかと思っているから大変なのだ。(笑)
その途中で、企業訪問先のウェブサイトや、輸出投資促進基金(AzPromo)のページを見ているうちに、私は驚くべき発見をした。
何と、私たちの経済ミッションがアゼルバイジャン側のウェブサイトで紹介されていたのだ。
これ以外にもアゼルバイジャン語でのプレスリリースがあるのだが、ほとんどの人は理解できないと思うので、ここでは割愛したい。

Ministry of Economy and Industry of the Republic of Azerbaijan - Azerbaijan-Japan Business Meeting held

AzPromo - Azerbaijan-Japan Business Meeting held

APA - Baku hosts Azerbaijan-Japan business meeting

AzerNews - Azerbaijani, Japanese businessmen eye coop

SIA - Baku hosts Azerbaijan-Japan business meeting

この中にはフェイスブックを通じて提供された情報もあるのだが、経済産業省のウェブサイトにまでアップされているとは、誇らしいことなのか、ちょっと恥ずかしいような複雑な気持ちである。
いずれにせよ、ワールドインベスターズTVが国境を越えて外国メディアで紹介されたわけで、まさに「越境せよ! 日本で絶望するより国境のない世界で稼げ」と言い続けている石田さんの念願叶ったり、というところだろうか。
そして、彼がこの著書でアゼルバイジャンのことを書いたことで、それが今年の6月13日にはアゼルバイジャンのメディアで紹介(Azerbaijan State Telegraph Agency - Japanese expert writes about Azerbaijan)されていたらしく、それも相俟って今回の経済ミッションが現地で報じられる結果となったのだろう。
とりあえず、石田さんにはおめでとう、と言っておきたい。

私たちが行ったアゼルバイジャンでは、輝ける未来を象徴するようなプロジェクトがすでに着手されている。
日本人にとってほとんど縁のなかったアゼルバイジャンへの投資は、情報がほとんどないだけに大きなリスクがあるだろう。
しかし、11月7日付のChikirinの日記では「他者と違うくありたい」として、「『周り』と同じ人は、常にレッドオーシャン(競争相手が多く熾烈な競争が起こってる市場)で生きることになります。特に『とりあえず皆と一緒に』みたいな判断をする人は、ほんとーに最悪な環境に置かれてしまう。そうではなく、『他者とは全く違う!』人だけがブルーオーシャン(競争相手がおらず、高い付加価値=報酬を獲得できる)という場所に立てるのです。」と書いている。
今回、私の友人である小長井さんは、今回の経済ミッションを踏まえて、アゼルバイジャン国際銀行(International Bank of Azerbaijan)で超高金利の米ドル定期預金をしたという。(アゼルバイジャン国際銀行-20.6%の定期預金を組んでみる
現在の米ドルの金利情勢ではあり得ないような商品を提供するアゼルバイジャンのカントリーリスクは確かに大きい。
しかし、何事もなく未来都市計画を中心とした経済発展が成就した暁に、小長井さんを始めとする一部の勇者が大きな果実を手にできるのも事実なのだ。
こういったことに対して貴方はどう思うだろうか。

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