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2012.08.19

HSBC香港、新型キャッシュカード切替に伴い海外ATMサービスも変更

先日、自宅宛にHSBC香港から海外ATMサービスについてのお知らせが来ていた。
セキュリティ向上のためにキャッシュカードがICチップ入りになるのはいいが、問題は海外のATMからの引き出しに制約が生じることである。
原文とFAQはHSBC香港のBankingのページにATM Chip Cardという項目でアップされていて、現在のキャッシュカードは、今年の第4四半期(10月から12月)から2014年3月にかけて新しいICチップ入りのカードに切り替わるようだが、新しいカードはPLUSとCirrusのネットワークを使えないと書かれていて、つまり、海外銀行のATMからの引き出しに制約が生じることになる。
引き続き、PLUSとCirrusのネットワークを使って海外ATMから金を引き出したい場合は、クレジットカードにATM機能を搭載させる必要があり、香港の非居住者にとってはハードルが高いと言えよう。(香港HSBCお助け支店-セキュリティ向上のため新型ATMカードへ切り替えが始まります

Your new ATM chip card(s) will enable you to enjoy all the ATM services you are enjoying at the moment, but with an enhanced level of security. The new ATM chip cards can be used at all HSBC and Hang Seng ATMs, plus the extensive UnionPay ATM and POS networks in Hong Kong, Mainland China and other countries, but not on the PLUS/Cirrus network. If you wish to use PLUS/Cirrus network ATM services you can do so by linking your bank accounts to your Visa/Master credit card (where applicable).

もっとも中国の銀聯(Union Pay)のネットワークに繋がっている海外ATMでの引き出しは可能で、元々制約だらけの日本ではCitibank、ゆうちょ銀行、セブン銀行くらいしか海外銀行のキャッシュカードは使えなかったのだが、この三行は銀聯(Union Pay)のネットワークにも繋がっていて、引き続き引き出しは可能となる。
むしろ三菱東京UFJ銀行や三井住友銀行からも下ろせるようになる分、日本で引き出したいという人にとっては便利になるかもしれない。(笑)
ちなみに、このことはHSBC香港の方針ではなく、香港金融管理局(HKMA/Hong Kong Monetary Authority)の措置に従ったことのようなので、米中金融戦争の巻き添えを食っているのか、人民元投資を香港非居住者に解放した代わりに海外ATMの利用を中国政府が監視しようとしているのかわからないが、私にとってはいい迷惑である。

しかも、2013年3月以降も海外ATMで引き出しをするためには、今年の10月以降、所定の手続き(アクティベート)をしなければならず、それをしたとしても、数年以内に銀聯(Union Pay)のネットワークが少なくともアジアにおいてはPLUSとCirrusに匹敵するようにならない限りは、シンガポールやタイなどにもう1つ銀行口座を持つ必要が出てくるかもしれない。
そうでなければ、HSBC香港のアドバンス口座をプレミアにアップグレードさせて第三国でもHSBCのプレミア口座を開くか、海外投資を楽しむ会で紹介しているバンク・オブ・ハワイ(Bank of Hawaii)に口座を開くか、私にとってはまた大きな宿題が一つできてしまったようだ。
ちなみにバンク・オブ・ハワイ(Bank of Hawaii)のインターナショナル・バンキング・センター (International Banking Center)には日本語が話せる行員がいるとのこと、一度くらい古(いにしえ)の新婚旅行のメッカに行ってみるか。

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コメント

>タイでの銀行口座開設は2006年4月から厳格になり、今年の8月から更に厳格になるとアナウンスされています。

高橋さん、情報ありがとうございます。
タイの銀行口座開設、非居住者にはハードルが高いとは聞いてます。
ただいろいろあるとも(笑)

投稿: カルロス | 2012.08.24 23:54

>非居住者が作るにはいろいろあるようですが、口座維持手数料のハードルが低ければ検討しようかと思います。

タイでの銀行口座開設は2006年4月から厳格になり、今年の8月から更に厳格になるとアナウンスされています。

しかし、タイの銀行のことですから、外国人でWPがなくても、パスポートだけで口座開設は可能でしょう。
特にパタヤなど外国人が多いエリアでは。

口座維持手数料というのはありません。(残高が2000B未満になった時など異例なケースの時だけです)

かかるのは、ATMカードの年会費(200~550B)だけです。

投稿: 高橋 | 2012.08.24 23:48

タイで使うお金は現地の銀行口座を開設したほうがよさそうです。
非居住者が作るにはいろいろあるようですが、口座維持手数料のハードルが低ければ検討しようかと思います。
何しろ海外銀行は一律に150バーツ取られますから

世界一周旅行に出るときはバンク・オブ・ハワイかな?
何しろドル預金だから(笑)

ああ面倒だ。

投稿: カルロス | 2012.08.19 22:06

こんばんは
たしか、ゆうちょ銀行のATMは来年くらいから、ICチップカードでないと使えなくなるような情報がありました。
HSBCのカードは磁気カードでしたので、ちょっと気になっていましたが、新しいカードなら心配なさそうです。
タイで使うお金は、HSBCでタイの銀行口座登録して、送金することで対応しようかと思います。
HSBC香港からタイの銀行なら問題ないかと思っていますが、HSBCタイの口座も作っておくと便利かもしれませんね。

投稿: 風じ | 2012.08.19 21:19

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