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2012.02.12

香港株式市場(HKEX)雑感

2011年3月7日に変更された香港株式市場(Hong Kong Exchanges and Clearing)の取引時間(Trading Hours)が今年の3月5日に再び変更されるようだ。
現在は後場の取引時間が13時30分から16時00分(日本時間の14時30分から17時)となっているのが、開始時間が30分早まって13時(日本時間の14時)からになるようで、これらを簡単にまとめると下表のとおり(取引時間はいずれも現地時間:日本時間は+1時間)だ。
一般のサラリーマンが香港株式を成行注文する場合、昼休みに当たる12時から13時、つまり香港市場の前場の終わりにかかる頃が可能な時間帯なので、今回の取引時間の変更の影響は全くないようだ。

取引時間2011年3月4日以前現在2012年3月5日以降
プレオープニングセッション9:30-10:009:00-9:309:00-9:30
前場10:00-12:309:30-12:009:30-12:00
後場14:30-16:0013:30-16:0013:00-16:00

ところで、今年になってからの株式市場は、去る10日にS&Pがイタリアの銀行を一斉に34行も格下げしたことや、ギリシャの経済情勢に再び不透明感が漂ったことで、予断を許さない状況ではあるが、同日付のフィナンシャルタイムズ(Financial Times)がThe bulls return, but for how long?(強気相場は戻ったが、どのくらい続くか?)で、Global equities this week re-entered a bull market, having risen 20 per cent since their October lows. The gains mean that many share indices are within touching distance of their highs from 2011, or above them.(今週、世界株式が昨年の10月底値から20%上がったことにより再び強気相場入りした。多くの株式指標は昨年高値に迫るかそれを超えた。)と書いているように順風満帆の出だしである。

そのような中で、昨年ならいざ知らず(2011年8月14日「今年の秋はショートのETFで保険をかけよう」)、今更こんなことを書いてどうなる、と言われそうだが、香港株式市場のウェブサイト(HKEX Securities Trading Information)を見ていたら、特定の銘柄だけだが、香港株も空売り(short selling)できるようで、今月10日にも新たに12銘柄が追加された。(List of Additional and Deleted Designated Securities: Effective 10 February 2012)
ただ、香港にある証券会社のすべてで空売りができるわけではないようで、事実、私の持っているHSBC香港の投資口座では空売りはできない(信用買いも香港居住者以外は不可:Margin Trading service is only offered to customers with Hong Kong residential address and aged 18 or above.)が、同じ香港の証券会社であるフィリップ証券(Phillip Securities)では貸借銘柄(Stock Borrowing & Lending)のカテゴリーにある銘柄は空売りが可能と、証券会社によって対応が違うようである。
ちなみに、フィリップ証券の日本法人では香港株は信用買いも空売りもできないので注意しよう。
いずれにせよ、貸借銘柄が増えてきたということは今後の香港株式の指標にも影響が出ることだけは留意した方がいいだろう。

最後に余談になるが、本日付の香港マイタン日記で、アメジスト香港の顧客なら電話取引用の契約にサインすることで、HSBC香港のオーシャンセンター支店(Ocean Centre Branch: Shop 361-5, Level 3, Ocean Centre, Harbour City, Tsim Sha Tsui, Kowloon +852-2233-3000)にいるジョン万次郎ことジョン・ラウ(John Lau)氏を通して日本語で取引できると書いてあった。
私の経験からすれば、仮に通訳などを伴って海外銀行の口座開設をしたとしても、その後のことは基本的に自力でやらないといけないのだから必要な英語学習はすべきだと思うのだが、英語が全く不得手にもかかわらずHSBC香港にどうしても口座を持ちたい、という方はアメジスト香港の投資ツアーにでも参加したらいかがだろうか。
もっともHSBC香港での口座開設だけならHSBC香港ラクラク口座開設キットに記入してHSBC香港のオーシャンセンター支店へ持ち込めばいいだけのことだが、後々の手続きなどで、マニュアル本に載っていないとかで苦労している人が多いと聞くからだ。

ちなみに、かつて私がこの会社の無料海外投資セミナーに参加した感じだと、事後にしつこい勧誘があるわけではないし、その場で香港投資ツアーへの申し込みをさせたりすることもなかった。
むしろ香港投資ツアーに関して言えば、彼らは香港まではマイレージを使った無料特典航空券を使って来ても構わないと言うほどだったので、そういった点でも良心的な業者に思えたことは申し添えておこう。
ただジョン・ラウ(John Lau)氏がいつまでもHSBC香港にいるとは限らない(終身雇用、年功序列の日系銀行の労働慣行とは違う)ことと、笹子氏の言う「とんでもない馬鹿野郎日本人」が増えれば、こんなボランティアサービスはあっさりとなくなるということは承知しておいた方がいいだろう。

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