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2011.12.12

10年ぶりに台湾で売春が合法化

2001年3月中旬、私が友人と初めて台湾へ行ったとき、連れが仕事の都合で1日遅れで来ることになったため、到着日初日の夜だけ私1人で泊まることになった。
そのとき、チェックインしたての私の部屋をフロントボーイはお約束のように「夜の姫」を伴ってノックした。
彼のセールストークは「マッサージいりますか?」だったが、それが足マッサージでないことは容易に想像がついた。
そのとき私は台北の中級ホテルに泊まると常にそういう誘いが来るのかと思った。
そして、TIME ASIAにShopping and Sex Please, We're Japaneseの記事が踊ったのもこの頃だった。

しかし、2001年3月28日0時をもって100年の歴史を持つ台湾の公娼制度は幕を閉じ(関連記事)、その後に台湾を訪れたときは最初のときのような露骨な「夜の姫」の誘いはなくなり、最近では妖しげなマッサージ屋でさえ「ここは台湾ですので本番はありません」と流暢な日本語で言われるほどの変わり様だった。
それが一気に先祖帰りをするような法改正が行われたことが11月5日付のタイペイ・タイムズ電子版(Red-light district sex work now legal)で報じられた。
いったいどういう経緯でこうなったのかはわからないが、もしかすると、マカオに対抗して中国人観光客(エッチなオトコたち)を誘致するための方策なのだろうか。
いずれにせよ、来年以降は台北や高雄の歓楽街にある中級ホテルに泊まると煩わしい(!?)ノックの音が聞えるようになるだろう。

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台湾「売春合法化」で識者「日本人観光客は間違いなく増加」 (2011.12.12 ニュースポストセブン)

1980年代に日本人男性が海外買春ツアーを組んで押し寄せていた台湾が、約10年ぶりの「売春合法化」に舵を切った。
11月4日、台湾の立法院(国会に相当)は売春について規定している社会秩序保護法の改正案を可決し、即日施行。
これにより、自治体が希望すれば「売春特区」(正式名称は「性工作専区」)を設けることができるようになった。いわゆる赤線地帯の復活である。

もともと台湾では、日本統治下の公娼制度を受け継ぎ、戦後も台北の「華西街」などの巨大赤線地帯が繁栄、全土で数千人の公娼が働いていた。
ところが、元人権派弁護士の陳水扁(のちの台湾総統)が1994年に台北市長に就任し、台北市の浄化運動を展開。
2001年に台北市の赤線地帯が消滅し、全国にも波及した。
現在、内政部(内務省)の許可を受けた売春宿は台湾全土で11軒、計49人の公娼がいるだけだった。

台湾研究フォーラム会長の永山英樹氏が解説する。
「台湾では性産業の存在に肯定的な声が多く、娼婦に対する理解もある。今回の法改正は馬英九政権の票集めパフォーマンスともとれますが、いずれにせよ台湾を訪れる日本人観光客は間違いなく増えるでしょう」

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台湾で大騒ぎ 売春が合法化 (2011.11.6 日刊スポーツ)

台湾で、売春が合法化され、波紋が広がっている。
5日付のタイペイ・タイムズ電子版によると、台湾立法院は4日、売春について規定した社会秩序保護法の修正案を可決。
各都市で設ける「風俗エリア」の内部に限って売春を許可することになった。
これまで買春には罰則がなく、売春行為が違法とされてきたが、大陪審が2009年11月に違憲と判断。
同保護法の修正期限が6日に迫っていた。
エリアの外で売春を行うと、売買双方に3万台湾ドル(約7万8000円)の罰金を科すなど罰則規定を設けた。
反対派の議員や女性運動団体からは「本質的な意味の男女平等とは違う」「性風俗産業を排除するという目標に、全く近づいていない」と怒りの声が上がっている。
女性運動家の1人は「売春婦を雇う男性が法律的に守られただけ。女性の地位向上を目指す闘いは、30年前に戻された」と落胆していた。

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