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2008.07.28

日本はドバイからも学ぶべきだ

私は今までに何回か日本はシンガポールの政策から学ぶべきだと書いてきた。(2005年3月27日2006年5月27日2007年1月8日2007年6月26日2007年12月2日
ところが、今日の夕刊紙の記事はドバイからも多くのことが学べることが示唆されている。
双方に共通しているというより、今の世の中で繁栄している都市国家に共通することは、人と金の流れを呼び寄せる政策が実行されていること、特に空港がハブ化して様々な国籍の人が行き来し、国内でもかなりのレベルで英語が通じることだ。
そして、それらの政策の根本にあるのが、自国民を養うための金を富裕な外国人に払ってもらおうというスタンスだ。

一方、これらのすべての逆をやっているのがわが日本だ。
ゴールデンウイークや夏に公費を使って国会議員たちが行く海外旅行はかつての農協ツアーレベル以下のものなのか。
あれだけの金を使っているのに、外国政府要人と握手し、記念写真を撮って帰ってくるだけしか能がないのか。
そしてそれをあがめるドメスな有権者たち。
あげくの果てに、政府も財界もわけのわからない屁理屈をこねて人と金(外資)を遠ざけ、さらに富裕な自国民すら海外逃亡へと追い立てる。
国際化と言いながら貧困な外国語教育、まるで政府は庶民が外国人と話すのが困るとでも言いたいような有様だ。
結果として残された人がその穴埋め(増税)のために生贄にされる。
かつての日本はその時代の先進国からいろいろなものを学んで成長してきた。
しかし、今やそんな歴史に学ぶ気持ちはさらさらなく、いつまでも経済大国であるような勘違いをしている。
いったい日本の政官財のトップはどこまでバカなのか。

ところで、話は変わるが、世界的に不安定な市況が続くが、果たして今のドバイは「買い」なのだろうか。
得てしてこうした投資推奨的な記事が出たときというのは、「売り」と言えなくもないが、表題にどっちとも言えないようなニュアンスが漂っているときは「買い」続行とも取れる。
さあ、みんなで買おうぜ、という記事が出るまで安心して投資できるとも言えるのかな(笑)
それと、来年はドバイのマリオットでバカンス気分に浸るのも悪くないかな。

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パラダイスか!バブルか!中東・ドバイ「金満騒ぎ」 (2008.7.28 日刊ゲンダイ)

ペルシャ湾に画するアラブ首長国連邦(UAE)の一角を占め、人口約160万人、埼玉県ほどの広さのドバイに世界中からマネーが流れ込んでいる。
石油埋蔵量では首都アブダビの30分の1程度なのに、投資家が押し寄せ、欧米などから訪れる年間観光客も1000万人以上.。
砂漠の”人工都市”が驚異的な発展を遂げている。その秘密とは-。

ドバイを訪れたことがある「BRICS経済研究所」の門倉貴史所長がこう言う。
「ドバイに繁栄をもたらしたのはムハンマド首長です。ドバイには政党も政治家も存在せず、彼が独裁で”国”の方針を決めて実行しています。その核となっているのが石油に依存しない経済構造の構築です。そのために中東初の経済特区『ジュペル・アリ・フリーゾーン』をつくり、関税を含めたタックスフリーを掛けて外国企業を誘致。さらに世界最大の人工港や物流システムなどインフラも整備しました」

目下、特区には160カ国からざっと7000社が進出。この特区の成功が繁栄を築いた第1の秘密だ。
世界中から投資マネーを集めるため、外国人の土地購入や株式市場への参入を認め、これが第2の秘密。
そして第3の秘密は観光開発である。その象徴が1999年暮れに完成した世界初の7つ星ホテル「バージュ・アル・アラブ」(全室スイートルームで1泊25万円から)。
船の帆を連想させる奇抜で斬新な外観デザインはドバイのランドマークになっている。
世界最大の人工島「パームジュメイラ」は別荘地として売り出され、ベッカム、ビル・ゲイツ、シューマッハの有名人が購入したという。
世界最大のショッピングモール「モール・オブ・ジ・エミレーツ」には人工スキー場まであるし、来年完成予定のタワー「ブルジュ・ドバイ」は高さ900メートルで、もちろん世界ナンバーワン。
タワーが観光の超目玉になるのは間違いない。

また、”免税国家”というのも魅力だ。法人税、所得税、固定資産税、消費税、キャピタルゲイン税、自動車税、たばこ税、相続税などは一切ない。
税金の代わりに企業からは1年更新で登録料を、個人からは飲食や宿泊のたびに料金の10%の”自治手数料”をとっている。
イスラム教の国だが、ドバイでは外国人は豚も食べられるし、アルコールも飲めるし、女性の肌の露出もOK。
アラビア語が公用語だが、どこでも英語が通じる。
「物価上昇率は10%以上ですが、どこまで繁栄するか見ものですね」(門倉氏)
ドバイは”オアシス王国”かもしれない。
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2008.07.27

詐欺師の高笑いが聞こえる

新聞報道によれば3年後の2011年7月24日をもって、現在の地上波テレビのアナログ放送が終了し、デジタル放送に完全に切り替わるらしい。(2008.7.24 読売新聞-地デジ移行あと3年 TV局・国、周知急ぐ)
私は最近、テレビをほとんど見なくなったので、家にあるテレビ受像機が地デジ対応なのか今ひとつわかっていない。
昨年あたりにテレビを買い換えたときに家電ショップの人が地デジ対応になっているとか、言っていたような気がするがさして気にも留めなかった。
あなたの家のテレビはどうだろうか。

ところで、これに関して一番の問題は高齢者単独世帯だ。
彼らはテレビが何より楽しみというレベルの人も多い。
NHKは24日から、アナログ放送を受信しているテレビ画面の右上に「アナログ」というロゴマークを常時表示させ、画面下に「ご覧のチャンネルは2011年7月で終了します」という告知を適宜表示させる、としているが、それは単に番組の終了のお知らせとしか受け取らない人も多いに違いない。
第一、アナログとデジタルの言葉の意味がわからない、という人もいるのではないだろうか。
そこで、政府やテレビ局は「NHKや民放のOBらを活用し、高齢者や障害者向けに頻繁に説明会を開く。民生委員やボランティアに協力してもらい戸別訪問も行う方針だ。」とのことだが、この地デジ対応の需要増を予想して2009、2010年あたりに家電業界の株でも買おうか、と思った人もいるかもしれない。
私は一方で「地デジ詐欺の大氾濫の予感」と見る。

現在ですら 振り込め詐欺被害が過去最悪、詐欺の被害金のうち全銀協加盟金融機関の凍結口座に滞留しているとされているだけで何と59億円もあるという。((2008.7.25 毎日新聞-振り込め詐欺:口座残金は59億円 全銀協が初集計)
実際の被害額は当然これより多いハズで、私ですらこんなに騙されているヤツがいるんだ、と思う反面、この一部をオレの口座に、と思うヤツもいるハズだとも感じるからだ。
私はこうした犯罪を助長させる気はさらさらないが、現実問題として、振り込め詐欺に騙された被害者はカモリストに登録され、地デジ詐欺のターゲットにもなり得るだろう。
事実、地デジ対応の受像機に切り替えないと2011年8月以降はテレビが見れなくなるし、その説明のためのボランティアが戸別訪問するという。
そして、政府は国民生活センターをリストラしようとさえしている。(2007年10月11日「今日の一言」
これだけ詐欺師に好条件が揃っていて何も起こらないわけがない、というより連夜のシャンパンファイトといった気分だろう。

ネット世代の我々はいい。
番組の内容がくだらないと思えば、テレビなど見ないという選択肢は当然にあり得るし、テレビの受像機自体が不要かもしれないからだ。
問題は、アナログ世代の自分の親だ。
彼らが騙されないためにはどうするか。
地道な親孝行をするのが一番だ。
騙されるなよ、いろんなヤツいるからなんて陳腐な言葉をかけることではない。
親のために自分らが手を出して地デジ対応のインフラを整えてやることだ。
こんな愚策のために金を出したくないという気持ちもあるが、親が詐欺師に金を毟り取られるよりはマシだ。
もし、親の家の近くに家電屋があるなら、そのときは多少高くてもそこから買ってやることだ。
そうすれば、何かあったときに親がそこに相談しやすくなる。
量販店は価格自体は安いがそういうアフターケアがない場合も多いからだ。
言わば、1万円を惜しんで20万円を騙し取られるというような愚だけは避けるべきということだ。

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犯罪者に聞いた「騙しにくい嫌な相手はコイツらだ!」 (2008.3.25 週刊SPA)

さまざまな犯罪撃退報告があるが、実際に犯罪者が「こいつは相手にしたくない!」と感じるのはどんなタイプなのか?
高齢者を対象に高額の布団を売りつけている悪徳訪問販売員A氏は”騙せない客”をこう分析する。
「玄関に”押し売りお断り”の警告を貼ったり、センサー式の防犯ライトをつけた家は、”被害に遭いたくない”という保守的な気持ちが読める。僕らがイヤなのは、逆に『かかってこい、撃退してやるから!』的な性格が会話や表情に出るタイプですね」
つまり、質問に質問で返してくる相手や、笑顔に無表情で返してくる人間が鬼門だという。

「こちらの会話を無視して質問責めしてくるのは、相手を論戦でやり込めるのを愉しむ性格の表れです。一方、販売マニュアルにも『人間の持つ、相手の笑みに無意識に笑みを返す本能を利用して警戒心を和らげる』といった項目があるのですが、これが通じない相手もダメ。日常生活でも、冗談の通じないヤツっていますが、そんなタイプは騙しづらいです。これは詐欺犯などにも当てはまると思いますよ」

一方、大胆不敵に見える痴漢常習犯にとっても、苦手な相手がいる。
「一目で、こいつはNGと判断できるのは、目が合ってからその目を逸らすまでの時間が長い相手ですね。駅のホームで初対面の他人と目が合い、5~10秒と相手を見続ける女は好戦的で警戒心も強いですから、絶対に狙わない」(痴漢犯B氏)

また、知識武装した人間も犯罪者が毛嫌いする相手だ。
「ネットに精通している人間は知識も充実していて怖いですね。こちらの弱みを知っているので、騙すどころか痛い目に遭うこともあります」(詐欺犯C氏)

結局、犯罪者への反撃を愉しむぐらいの余裕がある人問は、犯罪者も狙わないということか。

■犯罪者が騙しにくいと感じるタイプ

1.目が合ってから、その目を逸らすまでの時間が長い人。好戦的な性格の表れ!
2.会話の中で、質問に対してまったく違う回答をしてきたり、質問に質問で返してくる人。
3.身なりが安っぽい人。安い小物などを持つ人はプライドが低く、騙されたことを恥じない。
4.笑顔に無表情で返す人。笑顔に笑顔で返さない人は警戒心が強い!
5.ネットを多用する人。あらゆる犯罪について、被害に遭ったと気づくまでが非常に早い!
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2008.07.23

10年前と今年の世界経済の奇妙な巡り合わせ

今日発売のニューズウイークの表紙を見て私は10年前に見たものを思い出さずにはいられなかった。
今回(2008年7月30日号)の表紙は「ファニーメイ/フレディマック危機-大恐慌の足音」、そして1998年8月26日号の表紙は「大恐慌の足音-日本売りで現実味を帯びる世界同時不況の悪夢」である。
まるでビデオを巻き戻して見たかのような感じである。

そう、10年前の今頃も世界経済がいつ奈落の底に落ちるかと世界中が気を揉んでいた。
大恐慌の引き金を引くとされたのは、瀕死の経済大国のわが日本とカジノ市場と呼ぶのがふさわしかったロシアだった。
1998年9月9日号では「ロシア発世界経済危機」という見出しが・・・また奇妙なことに前年(つまり1997年)において世界最高の成長を見せた株式市場はロシアであったという。
ちなみに、今年は至るところで「中国バブル崩壊」について語られているが、その前年(2007年)に世界最高の成長を見せたのは中国というのは疑いの余地がなかろう。。
話を元に戻して、10月14日号は、「1999大破局のシナリオ」という見出しが躍り、世界経済はパニックの様相を呈した。
事実、この号の発売日である10月7日の直後に円キャリートレードの手仕舞いが世界的に連鎖、円が空前の大暴騰を演じて世界中はパニックになった。

そして、今年も前年から続くサブプライム危機と、エネルギー高騰によるインフレ懸念から世界経済は崩落の危機にある。
今週になって世界の金融関連株が反騰しているとはいえ、あくまでエコノミストの市場予想より悪くなかったとかいうこじつけに近い理由で上がっているだけのようだ。
ここ1~2年の為替動向が円キャリートレードとの関連で語られるのも10年前と同じだ。
ここまでくると、アメリカの大型金融機関の倒産あるいは国費救済、又は中国市場の崩落といったセリング・クライマックス(売りの最終局面)があると考えられなくもない。
そして、3月9日のブルームバーグで報じられた、アメリカ住宅金融最大手カントリーワイド・ファイナンシャルが証券詐欺の疑いで米連邦捜査局(FBI)の捜査を受けている、というのはどうなったのであろうか。
今年の秋にこれらのものが一気に噴出すのであれば、それが今回のサブプライム金融危機の終焉になる可能性もある。

10年前のときはニューズウイークが「1999大破局のシナリオ」と書いたときが最終章だった。
当時のメリルリンチ日本証券のスタッフは、口座を開いたばかりの私にこう言った。
「日本の小型株が面白いですよ」と・・・
このとき、ファンド(投資信託)でなく、個別株に投資できていたら・・・と今でも思うときがあるが、終わったことは言うまい。
そして、わずか2ヵ月後の12月2日号には「アジア経済-来年は明るい」との見出しがあった。
事実、そこから1999年の世界的ITバブルを謳歌するまで半年とかからなかった。
もし、歴史が繰り返すとすれば、今回も投資のチャンスは秋にやってくるかもしれない。
ただし、その前にやってくるであろう世界市場の大崩落に耐えられるならば、という条件付きであるが・・・
そう、ここまで市場に残っている投資家はそれほど悲観することはない。
あともう少し頑張ればやっていて良かったとクリスマスにシャンパンを開けることができるだろう。

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2008.07.21

真夏の野球観戦はビールとともに

昨日、久しぶりに思い立って横浜スタジアムで野球観戦をした。
世界経済の状況は10年前と同じような恐慌前夜って感じもあるが、横浜ベイスターズは10年前の日本一になったときとは別世界のぶっちぎりのドンジリである。
昨日試合をした読売ジャイアンツとの戦績も、試合前まで2勝10敗1引き分けと20年前くらいの横浜大洋銀行とか言われたときを彷彿させるような負けっぷりだ。(ちなみに上位の阪神、中日とも似たような戦績だ)

2回ウラ-吉村裕基18号ソロで同点

3回表-ピンチを凌ぐウィリアムス

ところが、やはり野球はデーゲームの中、ビールを飲みながら見る方がいい、と思っている私は、新聞で横浜スタジアムの試合がデーゲームであることを知ると、炎天下にもかかわらず、まるで海外旅行のときのように帽子とサングラスを持参し、ついでに新しく買ったデジカメのテストも兼ねていそいそと球場へ出かけた。
まあ、最近の読売不人気で試合開始1時間前でもチケットはあっさりと取れたのだが、初回にわずか5球で先制点を取られたときは、こりゃ3回でノックアウト、私も7回で帰宅だな、とか思った。

チアチームdiana

チアチームdiana

いくら何でもそろそろ読売相手にも勝つ頃と思ったのは浅はかだったと後悔し始めた。
チケットを買った後、ネットカフェで時間潰しをし、試合開始直前に球場入りした私が、あらためてスコアボードを見ると、横浜の先発投手は聞いたこともない選手だった。
ウィリアムスとは書いてあったが、当然ながら阪神のJFKの一角を占めるジェフ・ウィリアムス(Jeff Williams)が移籍してきたわけではない。
同じ左腕だがデーブ・ウィリアムス(Dave Williams)という昨日まで2試合(0勝1敗)しか登板していない無名の投手だった。
ただ相手の読売の先発のエイドリアン・バーンサイド(Adrian Burnside)という投手も昨日まで8試合(4勝2敗)にしか登板してないのだからどっちもどっちだった。

8回からリリーフエースの寺原隼人を投入

巨人戦7試合ぶりの勝利

ところがドッコイ、試合は2回に横浜がすぐに追いつき、3回表のノーアウト二塁のピンチを脱すると、そのウラに相手の制球難に付け込んで逆転。
そのまま難なく5回が終了し、チアガールのアトラクションを見ながら、こんなドンジリチームの勝ち試合を見れるとはオレってついてるな、と何杯目かのビールを飲み干した矢先に先発のウィリアムスが3連打を食らい、ノーアウト満塁のピンチとなる。
通常、ドンジリチームはここで逆転を食らってそのまま相手のクローザーに抑え込まれて負けるというのがパターンなのだが、この日は違った。
しっかりとリリーフ陣が仕事をして、ようやく読売戦3勝目、炎天下のビールがうまいものになった。
何だ、こういうゲームをしていればAクラスになれるのに、と思ったのは私だけだったのであろうか。
ところで、昨年まで横浜のクローザーだったマーク・クルーン(Marc Kroon)、彼みたいな選手を他球団に放出せざるを得なくなるところに横浜の弱さがあるのだろうな。
こんなことでは私が生きている間に横浜が再度日本一になるなんてことがあるのだろうか。

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ウィリアムス2カ月ぶり登板で来日初○ (2008.7.21 日刊スポーツ)

【横浜4―1巨人】 横浜は新外国人左腕・ウィリアムスが来日初勝利。
度重なる故障で約2カ月ぶりの登板。この日の登板内容次第では戦力外のピンチだったが、5回1/3を1失点で切り抜け「凄くうれしい。パーティーをしたい気分だ」と笑顔を見せた。
巨人戦の連敗を6で止めた大矢監督は「やっと勝ったね。ウィリアムスには“きょう勝負をかけろ”と言っていた。直球が走っていたからフライが多かった」と納得の表情。
左腕は「前半を棒に振ってしまったので自分本来の姿を見せたい」と巻き返しを誓っていた。

関連記事 エラー、チャンスで代打・・・二岡復帰戦は××
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2008.07.20

たかが旅行といえども、これでいいのか日本

先週の月曜日の日刊ゲンダイを読んでいて、何じゃこりゃ~という記事があった。
たかが旅行と言ってしまえばそれまでなのだが、「昔ながらの旗持ちパックツアー(添乗員付きフルパッケージ)に、団塊世代のリタイア組から若者まで飛び付いたおかげで米国本土の旅客数が増えた」というものだ。

同じ紙面にキャセイ航空を使って旅行すると燃油サーチャージが安く済むというのがあり、こちらがニッチもサッチもいかないほど混んでいるというのは理解できる。
事実、私も欧州旅行をキャセイで予約しているのだが、未だに空席が出たという返事が来ない。(おそらくKLMで行くことになるだろう)

話を戻すが、私がこうしたフルパッケージを使ったのは後にも先にも2002年の中国・長江三峡ツアーのときだけだ。
このときの中国はとてもじゃないが、中国語が話せない旅行者が個人旅行で行けるレベルではなかったのと、フルパックの方が合理的・経済的だったからだ。
しかし、それ以外の旅行は基本的に航空券とホテル以外の手配は現地でするというスタンスを取っている。
なぜなら、フルパックのような旅行は楽かもしれないが、面白みが全くないし、旅行記を書くのに四苦八苦するほど記憶に残らないからだ。
従って、1990年代も後半になると、日本人も旅慣れた人が多くなり、そういう人たちはお仕着せのパックツアーを次第に敬遠するようになってきたのだ。
それが先祖帰りするような感じになっていることに私は驚いているのだ。

片や作家の浜なつ子さんが「外こもり」と名付けた、日本ではなくバンコクなど海外の街で引きこもる若者が増えているともいう。
また、作家の下川裕治氏曰く、彼らにほぼ共通するのは、バンコクでの生活費を稼ぐために日本に舞い戻り、それが溜まるとまたバンコクへと旅立つ、という生活を繰り返していることだという。
おそらく、こうした人たちは外務省の海外在留邦人数統計や、日本旅行業協会の旅行統計には現れないだろう。
ましてバンコク行きの航空券を買うのにJTBなどの日系ブランド旅行社を使うこともない。
従って日系メディアに言わせれば、海外旅行者数は減っているとなるのだろうが、実際のところ、ただでさえ少なくなっているという若者が国内外で引きこもって(!?)しまう、さもなければひどく従順、こんなことで日本人は大丈夫なのだろうか。

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夏休み旅行-アメリカ本土が人気急上昇の不思議 (2008.7.14 日刊ゲンダイ)

夏休みの海外旅行がメタメタだ。旅行者数(予測)は前年比7%マイナスの17万人と散々な状態(JTB調べ)。
燃油サーチャージがともかく高い。ハワイ往復で4万円、米本土や欧州だと5万6000円も取られるから、行く気も失せる。
当然、旅客数は激減だ。ハワイで前年比3.7%減、欧州は1.9%減、オーストラリアも7.5%減。
ところが、なぜか絶好調な地域があった。米国本土だ。
サーチャージは5万6000円。2人で行ったら11万2000円も必要なのに、前年比3%増だという。不思議だ。

「秘密があります。米国本土へのツアーの中身をガラリと変えました。
アメリカ方面は長い間添乗員付きコースがほとんどなく個人旅行が中心でした。
ところが米国はヨーロッパと違って国土は広く移動も大変です。
中高年層から添乗員付きツアーはない?という要望が増えてきたことに対応しました。これが当たった」(JTB関係者)

旗を持ち「は~い、こちらで~す」とやる添乗員付きの昔ながらの団体旅行だ。
団塊世代のリタイア組から若者まで飛び付いたというから驚く。
「移動は楽だし、添乗員がいれば体調が悪くなっても安心です。昨秋から添乗員付きツアーを少しずつ増やしたところ燃油サーチャージが高くてもアメリカ旅行を選ぶ人が急増しました」(前出のJTB関係者)

ロスやサンフランシスコ、ラスベガス、グランドキャニオンなど西海岸を巡るコースが1番人気。NYなど東海岸方面も動きはいい。
近ツーやJALパックなどライバル会社も添乗員付きツアーを続々と投入し始めた。
海外で犯罪に巻き込まれることも少なそうだし、昔ながらの旅が大復活しそうな勢いだ。
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2008.07.19

旅の大物先行投資は吉か凶か

20080719_tokyomidtown

今日、六本木の東京ミッドタウンの33階であったマリオットバケーションクラブ(Marriott Vacation Club)の説明会へ行ってみた。
先日、Citibank Cardから招待状が送られてきて、もれなく1万円分のJALのギフト券をくれるというので、予約してみたのだ。
説明会は1日3回、予約は行きたい日の2週間前から受け付けているとのことだが、ギフトに釣られる人が多いのか毎回予約が一杯だという。

まあ、とりあえず興味半分で行って見るとカップルで来ている人と1人で来ている人と半々というところ、軽食を食べさせてもらった後は、いよいよ本番の説明会に入るのだが、この事業、アジアパシフィック地域はシンガポール、香港ときて、いよいよ東京で展開するらしい。
ウェブサイトも今は英語のみだが、もう少しすれば日本語版もできるという。

結論から言うと、私はこのマリオットバケーションクラブの(招待者資格による)プレミア・メンバーシップの購入をしたのだが、これが吉と出るのか凶と出るかはこの先少なくとも10年や15年の間、海外旅行に行くかどうかにかかっている、という極めて不確実な投資である。
もっとも日本にあるマリオットホテルに泊まるとか、使用権(ホテルの宿泊)を家族や親戚、友人に譲渡するという選択肢もあるので、あながち無謀とは言えないが、旅の先行投資をしたということは確かなようである。

ところで、このマリオットバケーションクラブは、企業がやっている従業員向けの会員制保養施設の個人版だと思えばいい。
入会金はポイント制で、1ポイントが1ドル25セント(約130円/1USドル=105円で換算)で、最低購入単位が12,000ポイント(約1,575,000円)となっている。
これは自分の好みに応じて2,000ポイント刻みで増額でき、20,000ポイントを超えると単価が1ドル15セント(約120円)、30,000ポイントを超えると1ドル5セント(約110円)となる。

原則として毎年使えるポイントは購入額の上限(20,000ポイント購入した人は毎年20,000ポイントまで使える)で、不足したときは翌年分から前借りが、余ったときは翌年分へ繰越しするか、プレミア以上の会員なら、1回当たり104ドル(約11,000円)の手数料を払ってマリオットリワード(Marriott Rewads)と交換(換算率は2020年までポイント数×5倍、2021年から2058年までは3倍)できるシステムになっている。
このマリオットリワードを使えば、主要国の提携ホテルへ宿泊することも可能になる。

また、このプログラムの有効期限は2056年12月31日、つまり残存期間は今から約48年間(会員死亡の場合の相続取得や会員権の譲渡可能)であるので、最低額である12,000ポイントを購入したとすれば、1年間当たりの取得価格で割り戻せば邦貨換算で約33,000円、このほかに年会費として1ポイント当たり2.5セント(2008年価格)かかるので、年間300ドル(約31,500円)となり、マリオットバケーションクラブが提供する宿泊施設に対して年間約65,000円以上の価値を見出せればいいということだ。

例えば、昨今の香港やシンガポールのホテル代は安くとも15,000円は平気でするし、今回の欧州にいたっても1万円で収まるところを探すのが困難となれば、一極集中、リーズナブル価格でのラグジャリー路線を走るも悪くないかな、とか思った。
事実、香港のJW Marriottは普通に予約すれば、1泊2,000香港ドル(約28,000円)を超えているし、ほかのリーズナブルと言われるところでも1,000香港ドル(約14,000円)はする時代、そう考えれば元が取れるという考え方もできる。
一方で、冷静に考えれば、これからも毎年旅行へ行くのか、90歳まで(笑)と自問自答してみると、私の場合、中毒症状が出るので休めればどんなことをしても行くと、いう結論に達するだろう。
でも日本経済が・・・そうなっても大丈夫なように投資しているのではないか・・・
こんなラグジャリーなところに泊まる気がなくなれば・・・
誰かほかの人に泊まってもらう(30ドルで使用権を譲渡)こともできるしね。
まあ、この旅の先行投資、どうなるかは私の人生次第とも言えようか。

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2008.07.17

ごくろうさま野茂投手

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ついにこの日がやってきた。
40代でのメジャーリーガーを目指していた野茂投手がその直前で現役引退を決意したとスポーツ各紙で報じられた。(スポーツ‐大リーグニュースイザ!-野茂投手「現役引退」を決意
日米通算200勝を達成したのが2005年6月15日のこと、それから3年間で1勝しかできなかったのでは引退もやむなしといったところか。
200勝を達成したとき、野茂投手は「まだ15年しかやってませんし、(オリックス)吉井さんや(巨人)工藤さん、米国でやっている人ももっと長く野球をやっているので、僕はそれを目指している。」と、40代まで現役続行を示唆していたが、それも叶わぬ夢となってしまったようだ。

ところで、メジャーリーグへのパイオニアとして13年間の軌跡を残した野茂だが、彼がメジャーへ挑戦したときは茨の道であった。
今でこそ彼を賞賛する日本のメディアも当時は不祥事を起こした選手のような扱いをしたものだ。
その逆境を乗り越え、メジャーで1年目からオールスターゲーム出場という栄誉に浴し、2度のノーヒットノーラン(no hitter)を達成し、現在の日本人メジャーリーガーの活躍に道を拓いた彼に私は惜しみない拍手を送りたい。
ごくろうさま野茂投手。今までありがとう。

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2008.07.16

ローマ・フランクフルト間ゼロユーロ!

ここ2週間ばかり9月に予定している欧州旅行をスケジューリングするのに非常に悩んだ。
まず、宿泊費が円安ユーロ高の影響で邦貨換算するとバカ高い、ガイドブックやウェブサイトを見ると平均的なホテルでさえ、平気で1泊当たり100ユーロとあるが、これは現地の税・サービスなどを含めると2万円近くなることを意味する。
それと効率的な移動をするのにどこかで夜行を使いたいと考えていたのだが、最初は終盤のフィレンツェからフランクフルトへの移動を夜行列車にしようと考えていた。
私が欧州旅行へ頻繁に行っていた10年前ならそれでよかったのかもしれないが、今はどうやら勝手が違うようだ。

その主たる原因は、欧州最大の格安航空会社と名高いライアンエアー(RyanAir)、これでローマやミラノからフランクフルトまで飛ぼうとすると、何と運賃がゼロと表示されるのだ。
先日調べたバルセロナ(ヘロナ)-フェズがたった7.99ユーロ(約1,400円)というのはモロッコがラマダン突入という事情で納得していたのでが、観光シーズンピークの欧州でゼロ(無料)というのは衝撃的だった。
この航空会社は以前にもタダに近い破格の運賃設定で話題をさらったしいが、実際にそれにめぐり合うと何とだか懸賞にでも当たったような気分になる。

ところが現実にはそう甘くなく、基本運賃に燃油サーチャージなどで19.93ユーロ(約3,400円)、機内預け荷物(cabin baggage)1つなら10ユーロ(約1,700円)、2つなら30ユーロ(約5,400円)、3つなら50ユーロ(約8,500円)と加算されていくシステムになっている。
これに空港でのチェックインチャージとして5ユーロ(約850円)が加算される。
つまり、何だな~、究極のところライアンエアーに乗るというのは貨物機に人間も乗せてやるぜ!という感じのものなのだろう。
要は、機内持ち込み手荷物(hand-carry baggage)だけでチェックインもオンラインで済ませば、燃油サーチャージだけで乗ることができるわけだが、そうでなければ乗客が支払う運賃というのは荷物運搬料とほぼ等しいと言えないか。
もちろん、機内サービスは水の一杯も無料では出てこないというレベルになるわけだ。

ちなみに、私が使うもう一つの格安航空会社のEasy Jetも似たようなシステムで、基本運賃+燃油サーチャージ+荷物運搬料にクレジットカード払いの手数料が顧客負担になる。
それでもメジャーキャリアを使うよりは安く行けることが魅力である。
こうしてみると荷物運搬料を徴収されるというのが、アジアが誇る格安航空会社のエアアジア(Air Asia)とは一味違うようだ。

ただ、これらの格安航空のフライトは得てしてメジャーキャリアが発着するような第一空港でないところから飛ぶことが多い。
チケットをオーダーする前に空港の場所を下調べしておかないと余計な時間を食うことにもなりかねない。
それでも利用価値はある。
何しろ1~2時間のフライトであれば、快適さを多少犠牲しても安さを追求する意味はあるからだ。

関連サイト

WhichBudget.com
Airline And Airport Links
International Train Planner in Europe

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2008.07.06

原油高はどこまで続くのか

私が2年前に「サマーバカンスに立ちはだかる燃油サーチャージ」という表題を付けてコラムを書いたとき、9月の欧州方面行きのチケットが総額で20万円を超えたということを驚きをもって書いた記憶があるが、もはやキャリア(航空会社)によっては30万円近くになることを覚悟する時代に突入したようだ。

今や当たり前のように上乗せされる燃油サーチャージ(fuel surcharge)だが、この特別上乗せ運賃が導入されたのは2005年のこと、当時は微々たる金額であまり意識するほどでもなかったのが、2006年になってからクローズアップされるようになり、2007年のときはマイレージによる無料チケットでも別建てで請求されるようになった。

その原油価格、昨年の世界株高の当時は100ドル時代が来るのかと言われていたものが、今年に入って年初でいきなりニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX=New York Mercantile Exchange)の原油先物価格が大台を突破、その後膠着状態が続くも3月以降は右肩上がりで上昇を続け、今や200ドル時代が来るのかと、言われる時代になってしまった。
日本旅行業協会(JATA)によれば、燃油サーチャージ額の改訂基準となる燃油価格は、改定時点での直近3ヶ月間のシンガポールケロシン市況価格(Singapore Kerosene-Type Jet Fuel Spot Price: 1バレル当たりの金額(米ドル)に換算するには、表示額×0.42)の平均を用いるとのこと。
ここ3ヶ月間の燃油価格の上昇幅はクレージーとも言えるものだっただけに、燃油サーチャージも驚愕の上昇となったわけだ。

ところで、上がったものは下がる、下がったものは上がるというのが相場の常だが、この原油価格に関しては下がるといっても再度3桁割れがあるのだろうか、と懐疑的にならざるを得ない。
たとえ下がっても110ドル~120ドルの水準から反騰するような気配は十分である。
まして、シンガポールケロシン市況価格が3ヶ月間平均して1バレル当たり45米ドル(1ガロン当たり107.14セント=2004年夏以前の水準)を下回った場合には、燃油サーチャージは廃止になるというが、そんなことはあり得ないレベルにまで達してしまった感がある。
果たして、原油価格の上昇はこのまま世界経済を、また文明社会を破壊するレベルにまで突き進むのだろうか。
それとも人間の英知がそれらを克服するのであろうか。

関連記事
日経新聞-NY原油続伸、145ドル台(2008.7.6)
日経新聞-NY原油が急騰、初の100ドル台に(2008.1.3)

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2008.07.04

心はすでにヨーロッパ!

旅行というのは計画しているときが一番楽しいとか言っていた人もいたが、今年は久々にヨーロッパを目指してみようと思った。
日程は9月4日(木)の仕事帰りか5日(金)発で、3連休最後の15日に帰着しようというもの。
世界株安、円安ユーロ高、原油(燃油サーチャージ)高のトリプルパンチに収入減のテクニカルノックアウト寸前のこの時期になぜ欧州か、お前はアホか、と言われそうだが、昨年の今頃の欧州線の予約状況を考えれば天と地の差なのだ。
昨年の今頃は世界株高、好況真っ只中、アジア発の欧州行きなど取れる状況ではなかったことを考えれば、今年はかなり期待ができそうだからだ。
何しろ、今年は欧州線に限らず近距離のアジア線でさえ、9月の3連休の最終日帰着の成田行きが今の時期で空席があるというのは私の知る限り、ほとんど記憶にない。
これまで日本人が持っていた常識では考えられないことだが、今後、アジア発の国際線で一番空いているのは東京線という事態を予感させる出来事だ。
そうなれば、ただでさえ瀕死の地方空港など死屍累々の墓標と化すことになるだろう。

ところで、1990年代と比べるとはるかに遠くなった欧州、恒例となりつつあるタイ旅行のときのようなお気楽さはどこへやら、まるで新企画をぶちあげる旅行会社のスタッフのように懸命の調査活動をするハメになった。
イベント目標はドイツのフランクフルトでのミニオフを絡めて世界遺産(World Heritage)巡り&リゾートという欲張りなもの、とりあえず私のあげた候補地は次の3つ。
本音を言えば毎年1つのプランを実行できればいいと思っているのだが、ここでキーになるのは欧州内でも脚光を浴びている格安航空会社のフライトをいかに利用するか、ということだ。

まず第一の候補は、スペイン&モロッコの旅+フランクフルトミニオフ。
具体的には、KLMでバルセロナへ飛び、スペインのコスタ・ドラダ(Costa Daurada)かコスタ・ブラバ(Costa Brava)でリフレッシュした後、モロッコのフェズ(Medina of Fez)と古都メクネス(Historic City of Meknes)を巡るというもの。
この計画のキーは、欧州からいかにダイレクトにフェズに入るか、空路だとカサブランカ、スペインからの船旅だとタンジェを経由するのが一般的だが目的地に着くまでにアラブ人相手に気力を使い果たしたくない(笑)というのがある。
そこで利用価値の高いのが欧州最大の格安航空会社と名高いライアンエアー(RyanAir)、9月9日(火)のバルセロナ(ヘロナ)-フェズがたった7.99ユーロ(約1,400円)、燃油サーチャージ込みでも28.39ユーロ(約4,800円)だ。
欧州でこの値段、安い!安すぎる・・・でも、私は思った。
これってエアアジア(Air Asia)が頻繁にやる超ド閑散期(雨季のリゾート線)のキャンペーン価格に似てると。
よくよく調べると理由がわかった。
今年の9月、モロッコはラマダンど真ん中なのだ。(参考:驚きと喜びのマグレブ諸国
もちろん、そんな食事に不自由する時期にイスラム圏を旅行するほど私は酔狂ではない。

第二の候補は魅惑のエーゲ海を望むギリシャの島々満喫+フランクフルトミニオフ。
具体的には、アテネからサモス島へ飛び、そこでピュタゴリオンとヘラ神殿(Pythagoreion and Heraion of Samos)を見た後で、リゾートライフを満喫、1日はエフェッソス(Ephesus=トルコ)への日帰り観光というプラン、もし時間が許せば、アテネ近郊のダフニ修道院(Monasteries of Daphni)の見学ついでにワインフェスティバルも行くというもの。
このプランで利用価値の高いのはエージアン航空(Aegean Airlines)だが、いかんせん日本発のフライトでドイツとギリシャをカバーするルフトハンザはチケット代そのものが高いし、それを避けてKLMやエミレーツでオープンジョーにすれば、ギリシャの島々からフランクフルトまで直行の格安フライトを使ったとしても遠距離フライトを余儀なくされる。
つまり、日本からのフライト4区間を合わせた燃油サーチャージが重たくのしかかかるというものだ。
う~ん、無念だが、ギリシャはまたの機会か。

最後の候補は、仏伊の世界遺産巡り+フランクフルトミニオフというプランだ。
まず最初に飛ぶのは、意外に日本人観光客にほとんど馴染みのないコルシカ島だ。
何せ日本で出版されている旅行ガイドブックにコルシカ島のことはほとんど触れられていない。
唯一、先月10日に枻(えい)出版社から出た「フランスの旅 no.6」という写真誌に特集が掲載されているだけだ。
ここはリゾート満喫プランもいいが、世界遺産となっているスカンドラ保護区(Scandola Reserve of Corsica)へのツアーもあるし、ローカルなコルシカ鉄道に揺られるのも捨てがたい。
この後は、地中海をフェリーに乗ってイタリアへ渡り、フィレンツェ(Historic Centre of Florence)を堪能、最後はミラノから夜行列車に揺られてドイツ入り、ライン川下りにヴィースバーデン(Wiesbaden)のクアハウスで締めか。
もしかすると、9月13日(土)の3時30分試合開始予定のブンデスリーガ(Bundes Liga)、アイントラハト・フランクフルト(Eintracht Frankfurt)対カールスルーエ(Karlsruher SC)なんて見れるかも。
う~ん、我ながら上出来!と自我自賛。
とりあえず、今年の夏はこれを軸に日程調整するか。

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