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2007.10.04

相場の格言と金融占星術

株式相場の格言に「月の八日にもの買うな」というのがある。
これの意味するところは、日本の株式市場は、往々にして月始めが相場の天井になっていることがあり、浮かれた気持ちで買いに走るとヤケドするよ、という戒めの言葉である。
それの典型例は「節分天井の彼岸底」の格言、日本市場は年間を通して、年末年始で盛り上がった株式相場が節分を境に急速に衰え出し、3月のお彼岸の頃に底値圏にあることが珍しくないという教えである。

それで、何が言いたいかというと、たまには先人の教えに従うのも悪くないということだ。
昨日、今日のハンセン指数(Hang Seng Index: ^HSI)は8月上旬以来、久しぶりに連続で500ドル超の下げを記録した。
特に昨日は29,000香港ドルを窺うかの上昇ぶりから一転しての下落、昨夜のニューヨーク市場では中国ADRが目を疑うような暴落を演じた。

そのような中、香港市場爆上げの主力である中国人投資家は、1日から7日まで国慶節(建国記念日)休暇となり、あいにくパワー不足の状態だ。
彼らが市場に戻ってくる8日(月)から再度上げ相場となる期待も十分にあるが、香港市場はすでに8月中旬の暴落からわずか1ヶ月余りで8,000香港ドル以上の噴き上げ相場となっていて、調整があってもおかしくない時期である。
さらに、米国市場もダウ(Dow Jones Industrial Average Index: ^DJI)が7月高値とダブルトップを形成しそうな感じで不気味である。

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<参考記事>

中国個人による香港株直接投資解禁、依然として詳細検討の段階=高官 (2007.9.28 ロイター)

[北京 28日 ロイター] 中国国家外為管理局(SAFE: China's State Administration of Foreign Exchange)の高官は28日、中国の個人投資家に香港株への直接投資を認めるプログラムについて、依然として詳細を詰めている段階にあると明らかにした。
このプログラムによる資金流入期待を背景に、香港市場に上場している中国企業株(H株)は、8月20日に計画が発表されて以来、50%超上昇している。
ただ中国当局はその後、資金流出の総額に上限を設けるとの方針を示すなどプログラムの内容を後退させている。
SAFE高官は、金融関連のフォーラムで「関連当局が協議や調整を行っている。リスクをコントールできるようにするためだ」と述べた。

China to limit investments in Hong Kong stocks (2007.9.21)
China starts pilot for direct overseas investment (2007.8.20)
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そこで、私は相場の格言に従い、先週ドテン(ショート→ロング)したばかりの三井住友銀行(8316)とジャフコ(8595)を手仕舞い、中国人寿保険(2628)のコールワラント"2277"も利確することにした。
こんなチキン(臆病)な投資をしていてはダメとは思いつつ、売り注文を出す私がそこにいた。
ちなみに、ワラントに関しては先月24日の「今日の一言」でも「買い」の詳細を書いたので、一応総括しておこうと思う。
いかがだろうか。
これは非常にうまくいった例だが、ワラント投資が原資産に投資するのに比べていかにリターンが高いか実感できるだろうか。
もっとも裏目に出た場合のリスクも高いことは言うまでもないがね。

ワラントコード2277
原資産銘柄中国人寿保険(2628) (参考)米国ADR: LFC
ワラントタイプコール(原則として原資産価格が上昇すれば儲かる)
買値0.61香港ドル(9月24日)
売値1.2香港ドル(本日の最高値)
売付株数50,000株
売却益29,500香港ドル(約442,500円)=手数料等は含まず

今、私の手元に、元バンクオブアメリカの山中康司さんと、香港資産運用奮闘記の石田和靖さんが「金融占星術」と「海外投資」を合体させて作ったという「投資手帳(2008年版)」がある。
実のところこれを真剣に見るのは今が最初なのだが、この手帳のスケジュール帳は今月から始まっていて、何と今日の午前5時41分から明日の午前7時26分までの25時間45分の間は、「ボイドの時間帯」と呼ばれ、日常生活において特に注意すべき時間帯で、しばしば想定外のミスを犯したり、この時間帯に取った行動を見直すハメになるそうだ。
要するに「投資行動においても判断が鈍ったり、妙に冴えていると思い込んだりすることが多々ある」ということらしい。

確かにそうかもしれない。
2日の夜のTD Ameritradeにおける(ボイドの時間帯の)投資は失敗した感があるし、今日も、香港ワラントの売却は「寄付き」でやろうと思ったのを指値に変えて成功したのだから・・・
それでも結局のところ、私が「ボイドの時間帯」に取った行動(売り注文)は後悔することになるのだろうか。
「当たるも八卦、当たらぬも八卦」、次の「ボイドの時間帯」は日本時間で9日の夜、そして「水星逆行&ボイド」に該当する投資に最悪の時間帯が日本時間で12日(金)の昼となる。
もしかして、かの占いによれば、ブラックマンデーが来るとすれば15日(月)ということになるのか。

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