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2007.06.22

ハイリスクハイリターンのワラント投資

去る5日の「今日の一言」でHSBC香港の口座を通して中国人寿保険(China Life Insurance) (2628HK)をベースにしたプットワラント(原則として株価が下落すれば儲かる)を買ったことを書いた。
このときは一時的な調整を見込んでプットワラントにしたのだが、予想とは逆に15日と18日に株価が暴騰し、あえなく初挑戦は損切りを余儀なくされた。
現物株はこのとき25香港ドルから2香港ドル程度(約8%)の上昇だったが、プットワラントの下落率は35%にも達し、5万株で11,000香港ドル(約17万4千円)の投資額であったにもかかわらず、損失額は4,000香港ドル(約63,000円)にも達してしまった。
わずか2週間で投資額の3分の1を失い、ハイリスクなワラントの怖さを感じざるを得なかった。

ところが、ここで私は中国人寿保険(China Life Insurance)が米国市場で下げても香港市場では意外に落ちない強さに注目し、コールワラント(原則として株価が上昇すれば儲かる)でリベンジを図ることにした。
買ったものはWarrant Code 3272(11月29日満期、権利行使価格が28香港ドル)、買った時点での現物株の株価は27香港ドル台であったが、28香港ドルを上抜けるのは時間の問題と見て、こちらは予想通り。
投資期間もわずか3日でリベンジを果たし、お試し期間は痛み分けに終わることとなった。

このように人気の中国人寿保険(China Life Insurance)の現物株で投資しようと思うなら、仮に最低投資単位の1000株としても必要金額は約46万円(本日の終値、28.95香港ドルで計算)となる。
ところが、ワラントの場合は、これよりはるかに少ない投資額で、現物株の投資によるものよりも短期間で利益率を上げることが可能だ。
たった2回しか挑戦していない私が言うのも何だが、ワラント投資において、短期間で利益を上げるコツは現物株の株価を少し上回る権利行使価格のコールワラント(プットの場合は逆に現物株の株価を少し下回る権利行使価格のもの)を買うことではないかと思う。
そうすれば、OTM (Out of the Money)の状態であったワラントがITM (In the Money)になる可能性が高く、急速にワラント価格が上昇することが見込まれるからだ。<用語集のダウンロード(Excel)(19.5K)
そして、最近になって日本人が多く開設している小額投資家用のSmartVantageの口座保有者にとってもワラントは成功すれば最も短期間で利益を上げることができるツールと言えよう。
また、香港市場が下げ相場になったときに利益を上げることができるツールは今のところワラントしかないのだ。
もっともその時期は今ではなさそうだが・・・

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コメント

ジョニーさん、こんばんは

自分では小額投資のつもりでも手数料負けを防ぐのとリターンがあったときのことを考えると、やはりお試しでもこの程度になってしまいました。
このワラントはうっかりと旅行や出張に出るときにはポジションを清算しないと怖いですね。
あくまで一時的な株価の調整時期の逃げ用と思った方がいいです。

投稿: カルロス | 2007.06.24 19:07

やはり実践した経験がいい方向に働きましたね。
やった事もないのに「儲かるよ」みたいな事を口走るホラ吹き君とはわけが違います。
小額で大きな利益を得られるのは魅力大ですが、基本が半丁博打なので積極的に取り入れるにはリスクが怖いです。
少なくとも勝率7割いける勝利の方程式が欲しいですね。
失っても軽症で済む資金でないとチャレンジは難しいですね。
あとHSBC口座を開いても最初は操作の仕方がわからないという問題もあります。
そうはいっても、事実上信用取引きが出来るわけですから使えるツール・アイテムとしては使える状態にしておきたいです。

元々は分割や無償増資があった場合、取引できない(期間の)子株を納得した価格で処分するために売却できる方法を探していたわけですから、売買のバリエーションが増えるのはうれしいです。
詳しいレポートありがとうございました。
ものすごく参考になりました。
感謝いたします。

投稿: ジョニー | 2007.06.24 14:47

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