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2005.07.01

選挙向けパフォーマンスに騙されるな

東京都議会議員選挙を3日に控え、自民党が国民向けパフォーマンスをしたという記事(自民税調会長、サラリーマン増税は認めない考え示す)が出た。
下の記事はいかにも6月21日の政府税調報告書に対抗したかのような感じだが、これらのことについては、5月28日付け日経新聞で、「大枠が固まった」との記事があり、それから1ヶ月以上もたってからのものだけに都議選向けのパフォーマンスとしか言いようがない。

私がこの政府税調報告書を見て思い出したのは、海外投資を楽しむ会から出ている「黄金の羽根」を手に入れる自由と奴隷の人生設計(ゴミ投資家のための人生設計入門(借金編)改題・編著)」という橘玲氏の著作だ。
この中で彼は一般の常識に反して「サラリーマンは(税法上)恵まれている、日本の税金は安い」と論じ、給与所得控除はサラリーマンが源泉徴収と年末調整で税の奴隷となっていることへの国家からの報酬」ということを言っていることだ。
私は政府税調会長の石弘光氏や税調の関係者がこの本を読んだかどうかは知らない。
しかし、税調報告書に書かれている増税案が、あまりにも橘氏の主張と似通っているので、彼は政府関係者がしこたま私財を海外逃避させた後で、いけしゃあしゃあとこんなことを言い始めたのかと訝ったくらいだ。

また増税論議で必ず出るのが歳出抑制ということだが、これにしたって優先的に抑制されるのは「国民にとって利益になるもの(族議員が関与しない部門)から」というのが私の実感だ。
公共事業の削減といっても削減されるのは、もしかすると災害対策工事などの必要なところかもしれず、例えば無駄の代名詞である整備新幹線などは北海道財政が破綻寸前でも建設し続けるのだ。(「今日の一言(2005.5.24)
つまり、彼らの頭の中にあるのは、国民の利益でなく、自己の権勢欲と利益しかないのだから、こんなパフォーマンスに騙されていてはダメだ。

私に言わせればサラリーマンが、もともと企業や商工業者を支持母体とする、要するに利害が反する政党に投票するということがおかしいのだ。
民主党をはじめとする野党がだらしないというのは理解できる。
しかし、自民党に投票したり、選挙を棄権したりすれば、結果的に「小泉の高笑い」に繋がることは経験していることだろう。
過去の歴史を振り返れば、メディアの注目を浴びる地方選挙の趨勢で国政が変わったこともあるのだ。
ダメ政党だろうが、何だろうが、まず対抗勢力に投票して、現勢力に打撃を与えることから始めないとサラリーマンは「本当に現世の農奴」となる。
今まででさえ、サラリーマンは見た目の豊かさに騙されて、先進国の国民としての真の豊かさは感じてない人が大半なのだ。
このまま一生終りたいのか?
終りたいなら私は止めない。

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